水曜日, 3 of 3月 of 2021

宣言を解除する基準

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総合的に判断」というのは、非常に便利な(危険な)言葉で、判断基準をあいまいにして決定を先延ばししたり、決定権者の裁量余地を広げることによって、その権限を強めたり出来ます

下の記事の中で「複数の要素を勘案して判断」していくと言い直していますが、人間関係至上主義の日本では、人間関係(義理)がこの最重要要素として混入する場合がよくあります

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派閥のボスや党内の有力者、あるいは選挙で世話になった人物などの顔を思い浮かべ、それらの人々の発言や顔色をうかがいながら、「総合的に判断」することが出来ます (^_^;)

 

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経済再生担当大臣の西村康稔は、緊急事態宣言の解除について、新規感染者の数だけでなく病床のひっ迫度合いなどを踏まえ「総合的に判断」するとの考えを示しました。

1/25から始まった衆議院予算委員会で、与党議員から緊急事態宣言の解除の要件について質問がありました。

これに対し再生相の西村康稔は、新規の感染者が500人を下回ることを1つの目安とされている東京都を例に挙げ、次のように説明しました。

「(東京都で)1日あたり約500人という数字が出てきますが、

 しかし、これを下回ったからといって直ちに解除するということではなく

 ご指摘のように病床の状況などを含めて

 総合的に判断していくことになります」

再生相の西村康稔はこのように述べ、医療の受け入れ体制など、複数の要素を勘案して判断していく考えを示しました。

さらに宣言が解除された場合も感染防止対策を直ちに全て解除するわけでなく、当面は再び感染が拡大することがないような対策を続けるとしています。