正義の人の精神構造

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十字軍

▲十字軍

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人間はイライラが蓄積されると、攻撃性が高まります

 攻撃性が自分に向かう人(自責型)は自殺する場合もあり

他人に向かう人(他責型)は、面倒な人になります

 ((((;゚д゚))))

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他人に「正義の制裁」を加えると、脳の快感中枢が刺激されます。

快感物質である「ドーパミン」が脳内に放出されます。

この快感にはまってしまうと、簡単には抜け出せません。

罰する対象をつねに探し求める人、決して人を許せない人になってしまいます。

こうした状態を「正義中毒」と呼ぼうと思います。

この構造は、いわゆる「依存症」とほとんど同じです。

 

人の脳は、罰することに快感を覚えるようにできています。

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 「間違ったことが許せない!」

 「間違っている人を、

  徹底的に罰しなければならない!」

 「私は正しく、相手が間違っているのだ!」

 「どんなひどい言葉をぶつけても構わない!」

 

このような思考パターンがひとたび生じると、止められなくなる状態は、非常に恐ろしいものです。

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冷静さ、自制心、思いやり、共感性などは消し飛んでしまい、攻撃的な人格に変化してしまいます。

特に対象者が、たとえば不倫スキャンダルのような「わかりやすい失態」をさらしている場合、そして、いくら攻撃しても自分の立場が脅かされる心配がない状況などが重なれば、正義を振りかざして快感を得る絶好の機会となります。

正義中毒者は、自分と異なるものはすべて「悪」と考えてしまうのです。

自分とは違う考えを持つ人、理解できない言動をする人に「バカなやつ」というレッテルを貼る。

そして、どう攻撃するか、相手に最大級のダメージを与えるためには、どんな言葉をぶつければよいかばかりに腐心するようになってしまいます。

 

seigiman

 

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