●一年がそんな大して長くないこと。
●誰も何をやっているか、わかっていないこと。
●真の恐怖は、ある朝目覚めると、自分の高校のクラスが国を動かしてる、ということを知るとき。
●自分がこんなにも10代を嫌うだろうということ。
●いい友人を見つけるのが年齢とともに難しくなること。
●学校を離れてしまうと、友達を作るのがどんなに大変か誰も教えてくれない。
●みんな学校時代の友達をキープし続けるものだと思っていた。
●学校時代の友達がゼロのオレはどうなるんだ。
●生活費の高さ。家賃、食費、保険など。親に若い頃どれだけ頼っていたかを思い知らされる。
●中学の数学の授業で、基本的な計算練習の課題で家計費を扱った。普段数学に興味を示さないジョンという奴が、この日は役に立つと思ったのか真剣に聞いて いた。平均的な家庭の収入を先生が円グラフで表し、そこから、所得税、家賃、食費などを引いていくとわずかしか残らない。ここでジョンがおもむろに手を挙 げ、「この数字はリアルじゃないよね?所得税とかそんな高いわけじゃないよね?」と尋ねた。先生がリアルであることを伝えるとひどく激昂して「いったいど うやってみんな生活してるんだ?」と叫んだ。すると先生は笑って、「そこがチャレンジなんだな」と言った。
●いつでも好きなときにフローズン・ドリンクを買えること。買いたいときに自分を止めるものは何もないこと。
●自分はそれと同じことをケーキで思った。ただ、いつも買うようになるとケーキの良さが失われる。
●何でもかんでもどんどん起きていくこと。ちょっと前までストロー1本や座席のことで大げんかしていた姉が、大学を卒業して、国の反対側に引っ越し、婚約をしたりすること。自分も飲める年齢に達していること。
●家、車、銀行口座など、当り前のものを持つのに馬鹿げているほど複雑なこと。高校では家のローンのことも保険のことも教えてくれなかった。
●学校というところは、実社会での準備を何ひとつ教えてくれないと感じている。
●ある一定の年齢から体重増加がめちゃくちゃ簡単なこと。
●まわりの人間の多くが、本当は大人にならないってこと。(自分も含む)
●喧嘩せずに社会生活が営まれていること。
●味覚が変わること。
●野菜を子供の時とてもまずいものと思っていたが、実は母がとても料理下手だったってこと。
●スーパーでの買い物にすごくお金がかかること。
●10代の頃の自分は人と違っていて変わってる、という感覚が20代になってもやっぱりあること。
●子どものとき大人になりたかったのに、大人になったら子供に戻りたいこと。
●毛が薄くなること。自分で気づかず光の当たり加減で薄く見えるんだと思っていた。
妻「あなたハゲてきてるわ」
僕「そんなことないさ、光の辺り具合さ」
妻「洗面所で鏡を見てきてよ。ただし、もう一枚の鏡を頭の上に持つのよ」
僕「なんてこった…」
●脳に知識を与え続けないと、どんなに急速に知性をなくすかということ。