読書 近代への序曲
中公「世界の歴史」第7巻、14~16世紀、主にルネサンス、宗教改革、大航海時代
特に冒頭の数章は会田雄次氏の執筆で、非常に面白い
他の著者の章になると、急に詰まらなくなる
この期間はイベリア半島、特にスペインの勃興と衰退に重なる
イスラム教徒とのイベリア半島をめぐる領土紛争を通じて、スペイン人の血には、残酷で凶暴な性格が備わった
その性格の被害者は、南米やアフリカの原住民であり、非白人は家畜のように利用され、屠殺された
無敵艦隊の敗北でスペインは衰退に向かうが、残忍な白人至上主義は、英国など他の白人国に引き継がれる
まさに人間とは白人のことであり、この常識は日露戦争で日本がロシアを破るまで続き、白人の特権意識は現代でも濃厚に残っている
いま黒人差別反対デモが世界で爆発しているが、その差別の源流は、イベリア半島(主にスペイン)にある
(^_^;)