読書 日本の旅情1 阿蘇・長崎と筑紫路

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日本の旅情01 阿蘇・長崎と筑紫路 6909 _01

これも古い(1969年発行)旅ガイドで、写真が高度成長期前の日本を写している

博多周辺には遺跡が多いので、古代史好きには楽しい

長崎はオランダ貿易で栄えた開放的な街だが、江戸幕府の天領で、しかも幕府が仁政をほどこしたので、享楽的な文化が栄えた

すぐ近くなのに、島原半島はキリシタンへの残酷な弾圧や、藩主による苛斂誅求で、まことに気の毒な歴史

佐賀は、鍋島藩による鎖国ならぬ「鎖藩」で半独立国だったせいもあり、非常に閉鎖的で、葉隠のような一種独特の文化を生んだ

葉隠が面白いのは、必要なら主君のために死ねと言いつつ、必要が無ければ人生は短いのだから、好きなことをして過ごせと言っているギャップ

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しかも自分(山本常朝)は寝るのが好きだから、ひたすら寝て過ごすと言っている(猫みたい)

10/1から都民もGOTOが使えるようになるので、どこかへ行こうか考え中

(^_^;)

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