サムスントップ収監
見るからに人の好さそうなボンボン
慶応大の大学院に留学したこともある知日派
生まれる国を間違えた悲劇
(T_T)
韓国の前大統領・朴槿恵(パククネ)の罷免につながった贈収賄スキャンダル事件で、ソウル高裁は1/18、贈賄罪などに問われたサムスン電子副会長の李在鎔に対する差し戻し控訴審で、李在鎔に懲役2年6月の実刑判決を言い渡した。
サムスングループの事実上のトップである李在鎔は、再び収監(刑務所にぶち込まれること)されることになった。
李在鎔は2017年に逮捕され、ソウル中央地裁が同年、懲役5年の実刑判決を言い渡したが、ソウル高裁は18年2月、懲役2年6月に減刑し執行猶予4年とした。
だが19年に大法院(最高裁)が執行猶予付きの判決を破棄し、ソウル高裁に審理を差し戻した。
この差し戻し控訴審は、同高裁で20年12月で結審していた。
新型コロナウイルス感染拡大や米中関係の不確実性など、かつてない不透明感が世界を覆う中で、世界最大のエレクトロニクス企業であるサムスン電子は、またもやトップ不在となる。
韓国の前大統領・朴槿恵(パククネ、→)は先週、懲役20年の実刑判決が確定している。
李在鎔の収監を受け、サムスン電子の株価(↓)は一時約4%下落した。