▲第一生命本社ビル かつてのGHQビル
いくらでも採用できる時代なら「多産多死戦略」(いっぱい採用して、無能にはドンドン辞めてもらって、優秀な奴だけ残す)という戦略でやってこれた訳です
でも少子化で、だんだん優秀な人材の確保が難しくなってきたので、人事戦略を転換したのかな
かつて業績第一主義の証券会社なんか、
「今年の新入社員は定着率がいいよ!
1年たって半分も残ってるんだからね」
なんて言ってた時代もありました
ちなみに、第一生命って、「業績第一生命」の略?
(^_^;)
第一生命ホールディングス(社長:稲垣精二、→)は、主に契約の件数や金額、資格に応じて支払っていた成果給の割合を引き下げる方針を決めた。
2022年度から、新たに採用する営業職員の給与体系を見直す。
現在、入社5年目までの営業職員の給与は固定給が6~7割を占め、残りが成果給となる。
22年度以降に採用する営業職員を対象にこの比率を見直し、成果給の割合をさらに低める。
第一生命ホールディングスは、山口県の80歳代の元営業職員が、顧客から計約19億円を詐取した問題を受け、営業職員の人事戦略の見直しを進めており、今回の給与制度変更もその一環。
営業拠点単位で課していた契約数などの数値目標(ノルマ)を、今年度は撤廃した。
営業職員の約半数は、入社6年目までに退職していたが、社長の稲垣精二は
「給与を安定させることで、
長く仕事をしていけるようにしていきたい」
と説明する一方、
「基本はデジホブランドでやっていく。
商品の第2弾、第3弾も考えている」
と述べ、スマートフォンで手続きが完了する同社の保険ブランド「デジホ」に注力する考えを示した。
4月に第1弾の商品として、新型コロナウイルスの感染状況に応じて保険料が変動する「特定感染症保険」を発売した。