小田急線や京王線ジョーカー、吉野家刃物男などの密室事件が続き、しかも年末なので、模倣事件を危惧していましたが、やはり起きてしまいました
しかも死者24人という大規模殺人(さらに増える可能性あり)
火災で実際に燃えたのは、わずか20平米と言われてますから、被害者は狭いスペースに折り重なるようにして倒れていたものと思われます
細長いビルは、電車をタテにしたようなもので、横方向への避難が出来ないので、放火に対して最も脆弱な構造です
20年前の新宿歌舞伎町雑居ビルや、2年前の京都アニメーションの放火事件を思い出します
忘年会などで店に入ったら、まず非常ドアの位置や開け方を確認し、周囲に異常を感じたら、とにかく猛ダッシュで逃げることが重要です
わずか数秒の違いが、生死を分けます!
火災時の停電に備えて、ポケットライトを必ず持ち歩きましょう
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大阪ビル火災で、死者24人(男性14人、女性10人)が確認されました。
12/17午前10時20分ごろ、大阪 北区の曽根崎新地で発生したビル火災。
火元は4階の「働く人の西梅田こころとからだのクリニック」(心療内科・精神科)。
放火犯は50~60代の男で、クリニックの患者。
出火当時、現場待合室にいて逃げ出した患者女性2人は、
「紙袋を持った50代から60代くらいの男がクリニックに入ってきて、
待合室の暖房器具の近くに紙袋を置いて蹴り倒し、漏れ出た液体が引火した」
と話している。
金曜日の午前中には「リワークプログラム」と呼ばれる職場復帰リハビリがあり、多くの人が訪れるということです。
「リワークプログラム」は心の病で休職し、職場復帰を目指している人たちの体調が回復しているかを確認し、再び体調を崩して休職することを防ぐのが目的で、日本うつ病リワーク協会によりますと全国200を超える医療機関で実施されているということです。
院長の西澤弘太郎医師の父親は、取材に対し、
「息子(院長)とは連絡が取れておらず、警察もわからないと言っている。
どういう状態なのか、一切わからないので、警察に聞いてほしい」
と話していました。
また、院長に患者とのトラブルがあったか?との問いかけに対して、
「息子から相談はあったが、誰がどういうふうになっているかは、一切知りません」
と話していました。
大阪市消防局によりますと、おととし3/19に4年に1度の定期立入検査を実施したが、設備に不備はなかったということです。
火災のメカニズムに詳しい東京理科大学の関澤愛教授は、
「大変衝撃的な火災だ。新宿・歌舞伎町での44人が亡くなったビル火災から20年となるが、それ以来多くの人が犠牲となるようなビル火災は起きていない」
と述べました。
2001年に、東京 新宿区の歌舞伎町で雑居ビルから火が出て飲食店などが焼け、客や従業員など合わせて44人が死亡しました。
2019年には、京都市伏見区にある「京都アニメーション」のスタジオが放火され、社員36人が死亡しました。