昼寝って、気持ちいいですよね
昼寝は一般に、健康に良いとされています
だから「昼寝するとボケる」などと言われるとビックリしますが、下の文章の最後の1行(赤色部分)は、論理的には言い過ぎかもしれません
今回のような統計調査で分かるのは相関関係であって、因果関係かどうかは断定できません
相関関係と因果関係の違いは、統計でウソをつくときに、よく利用されます
(詳しくはここをクリック)
今回の調査だけでは、「昼寝→ボケる」なのか、「ボケた→昼寝長い」なのか、あるいは「第3の要因→昼寝長い&ボケる」なのか、統計数字だけでは断定できません
一般に老化現象の一つとして昼寝が長くなることは知られていますから、「ボケた→昼寝長い」であって、その逆ではないような気がします
ボケ始めた人が昼寝を我慢すると、かえってボケが進みやすくなる可能性もあります
プーチンじいさん(→)、昼寝してるかな?
(^_^;)
認知障害にならなかった参加者の昼寝時間は平均して「11分」だった。
軽度認知障害と診断された人は2倍以上の「25分」。
アルツハイマー病の人はさらにその3倍の「68分」だった。
毎日最低1回1時間以上昼寝をする高齢者は、毎日昼寝をしない人や昼寝しても1時間未満の人に比べて、アルツハイマー病になる確率が40%高い。