心理的ストレスが体の免疫機構に悪影響を与え、健康に良くないことはよく知られています
悲観主義者というのは、常に心理的ストレスを高い状態にして生きているようなものですから、寿命が縮むのも当然かもしれません
あの悲観主義哲学者と言われているショーペンハウエル(→)でさえ、
「要するに人生は気分であって
朗らかに生きることが大切だ!」
と言っています
しかし自分が悲観的と分かっていても、簡単にすぐ楽観的になれる訳ではない
それで、悲観主義者でも長生きする方法についても言及されています
(^_^;)
複数の研究により、楽観主義者は長生きすることが分かっています。
なぜ楽観主義者だと長生きなのか?
生まれついての楽観主義者ではない人でも、楽観主義者と同じ健康メリットを得る方法について、専門家が解説しました。
50~79歳までの女性約16万人を26年間追跡する調査では、楽観主義者の女性はそうでない女性より全体的に長生きで、特に90代まで生きる可能性が高いということが分かりました。
イギリス・ダラム大学で健康心理学を研究しているFuschia Sirois氏によると、この研究で特に興味深いのは「教育レベルや経済状況、民族、うつ病やその他の慢性疾患など、寿命に関する他の要因を考慮しても結果が変わらなかった」という点にあるとのこと。
この研究は女性だけが対象でしたが、男女両方が参加した別の研究でも、楽観主義者は寿命が平均して11~15%長いことが確かめられています。