上のエアコン室外機みたいな機械は、ビデオカードといって、パソコンに取り付けて動画の画像処理をさせるCPU(GPU)です
エアコン室外機に比べると小さくて、手のひらくらい
動画の画像処理は、大量かつ高速でデータ処理するので、メインのCPUにやらせると負荷が大きくなりすぎる
ゲーム以外の他のデータ処理に不都合が出たり、ゲームの動画がスムーズに動かなくなったりします
それで本格的にPCゲームをする場合、動画の画像処理に特化したCPU(GPU=Graphics Processing Unit)を追加します
大量かつ高速でデータ処理するGPUには高熱が発生するので、冷却用のファンが付いていて、それでエアコン室外機みたいな形になっているんですね
で、これの定番商品が入れ替わった(代替わりした)という、PCゲームに興味のない人には、まったくどうでもいいニュースです
私はまだPCゲームを本格的に始めていないので、いま使ってるPCにビデオカードを取り付けてませんが
「そろそろPCゲーム、本気で始めてみようかなぁ~♪」
と思っているのが、現在の私
ゲームと言うと、ソニーや任天堂のゲーム専用機がありますが、本格的にゲームを楽しむ人には、PCにビデオカードを取り付けてゲームするのが最近の主流です
そのためには、ビデオカードが必要なので、少し前からビデオカードの売れ筋動向や価格推移を見守っています
と言っても、現在2万円くらいで、メチャ高いものではありません(もっと超高性能で、メチャ高いのもあるけど)
このビデオカード、実はゲーム以外にも、ビットコインのような仮想通貨(暗号資産)のマイニング(採掘)にも使われていて、その需要が非常に大きかったせいで、ビデオカードが高騰していました
世界的な半導体需要ひっ迫の原因の一つが、この仮想通貨(暗号資産)マイニングだったとも言われています
ようやく半導体不足が終わりつつあるので、ビデオカードの価格も落ち着いてきて、そんなこんなで、ビデオカードの定番商品が入れ替わった(代替わりした)のかもしれません
ひと昔前までは子供のおもちゃ扱いだった「ゲーム」ですが、今や世界経済を動かすパワーになってきてますし、映画や音楽と並ぶメジャーなカルチャージャンルにもなっています
かなり以前に「ゲームズマン」というビジネス書がベストセラーになったのですが、
組織人の4つの類型:
独裁者のジャングルファイター(プーチンみたいな危ない人?)
組織に忠実なカンパニーマン(保守的なサラリーマンタイプ)
独立独歩のクラフトマン(職人や芸術家肌)
仕事をゲームにするゲームズマン(野心的な狩猟家)
について論じていて、
「これからはゲームズマンの時代だ!」
と主張してました
ゲームを「ヒマつぶし」「子供の遊び」と片付けちゃう人と
「人生はゲームだ!」
と考え行動する人では、生き方に相当な違いが出そうな気がします
私が国際政治に興味があるのは、
国際政治こそ最高に面白いゲームだ!
と思っているからです(ちょっと不謹慎かな?)
(^_^;)
ゲーム配信プラットフォームSteamが公開している
ハードウェア&ソフトウェア調査: November 2022
の結果によると、Steamを利用しているPCの搭載ビデオカードで最も多くの割合を占める製品が、それまで長らくトップだった「GeForce GTX 1060」を抜いて「GeForce GTX 1650」に更新された。
GTX 1060 → GTX 1650
2022年11月時点では、GTX 1650が6.27%で首位。GTX 1060は5.77%となっている。
GTX 1060は2017年12月よりおよそ5年間にわたって最も高い使用率で、多いときは16.38%(2019年12月)に達していた。
2022年に入ってからはGTX 1650が追い上げており、今回初めて逆転された。
なお2位については、「GTX 1050 Ti」が2018年3月から2021年9月まで、それ以降はGTX 1650が定位置に着いていた。
ちなみにGTX 1060が初めて1位になった2017年12月は「GTX 750 Ti」が2位だった。