上の動画は、今年9月に開催された国際大会です
小池都知事も来てますね
11月にも同じ会場で、過去の優勝者のエキシビションがあるので、観に行くつもりでいます
友人が、この一般財団法人プロジェクションマッピング協会の顧問をしていて、誘ってくれました
このようなイベントも面白いけど、新しい商業ビルなどの計画段階からプロジェクションマッピングを想定したビルの外装設計をして、常時投影のマーケティング展開をすれば、すごくビジネス発展性があるように感じます
ひょっとしたら、これまでの建築の概念を変えるような革命になるかもしれません
建築設計には意匠設計、構造設計、設備設計などがある訳ですが、いわゆる「建築家」というのは意匠設計の専門家
意匠設計は外装設計(エクステリア)と内装設計(インテリア)に別れ、別な人が担当することも多い
その外装設計の要素として、プロジェクションマッピングが取り入れられていく時代が来ると、都市の夜の景観が一変するかもしれませんね
すでに看板レベルでは、外照方式(ネオンサインのように看板自体が光るのではなく、看板に外から光を当てる方式)が増えていますが、これが建物全体になって、しかも動けば、別次元の楽しい世界になりそうです
日本の都市景観は、鉄筋コンクリートの普及で高層化革命が起き、ネオンサインの普及で夜景革命が起きた訳ですが、第三の革命が起きないかなと期待しています
(^_^;)
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プロジェクションマッピングとは、実物<リアル>と映像<バーチャル>をシンクロさせる映像手法です。その両者の融合が生み出す魅力的な世界観は、いま世界中で注目を集めています。
プロジェクションマッピングの大きな特徴は、テレビモニターや映画のようにプロジェクターから映像をスクリーンなどの平面に単純投映するのとは異なり、建築や家具などの立体物、または凹凸のある面に投映するという部分にあります。
その際、映像等の素材にはスクリーンとなる対象物の凹凸に合わせたデザインや、立体情報・表面情報を持たせ、投射の際にぴたりと重なり合うように調整します。
すると、その映像の動きや変化で、対象物が動いたり、変形したり、または自ら光を放っているかのように感じさせることのできる、幻想的で錯視的な映像表現です。
なおLEDパネルなども似たような映像表現の手法として活用されていますが、プロジェクションマッピングの場合は既存の建築物など投映対象に手を加える必要がなく、投映が終わればそく原状復帰できるのも大きな特徴で、歴史的建造物などの演出をすることに適しています。
▲少し角度を変えて