▲日本の高齢者の就業率推移(2011年~2021年)
良いことか悪いことか判断に迷いますが、日本の
65~69歳の就業率が50%を突破
だそうです(↑)
高齢者(65歳以上)の就業率を国際比較(↓)すると、
韓国が飛び抜けて高い
日米は同じくらいだったが、最近の日本は急上昇気味
ヨーロッパは全般に低く、特にフランスが低い
ということが分かります
高齢者の就業率で、韓国はフランスの10倍以上です!
▲高齢者(65歳以上)の就業率を国際比較(2011年と2021年の比較)
高齢者の就業率を左右するものには
要因1)高齢者の健康状態(医療の進歩などで少しずつ改善)
要因2)高齢者の経済的豊かさ(働かなくても食えるか?)
要因3)勤労意識(価値観)の違い(民族や宗教によって異なる)
という3つの要因があるように思います
世界的に高齢者の就業率が上昇しているのは、要因1(健康)の影響でしょうか
たしかに「元気な高齢者」が増えているのは、周囲を見ても感じます
平均寿命だけでなく、健康寿命も伸びているのかもしれませんね
【要因2】高齢者の経済的豊かさ(働かなくても食えるか?)
韓国の高齢者の貧困率が高いことは、かなり以前から指摘されており、最近は急激な韓国経済の崩壊でさらに悪化していることが背景にあるようです
韓国人は極端な反日教育を受けて育ち、そのせいで異常な反日を続けてきましたが、それが行き過ぎて、最近では日本人に愛想を尽かされつつあります
東日本大震災で日本人がたくさん死んだことを祝う韓国人→
日本政府も日本企業も韓国に関わることを避けるようになり、これまで韓国に進出していた日本企業が今、ナダレをうって日本へ引き上げています
今までおんぶにだっこで韓国経済の面倒を見てきた日本人が、ついに韓国を無視するようになりました
そのせいなどで韓国経済は建国以来最大最悪の経済危機に直面しており、しかも改善の見通しはまったく立っていません
韓国人の若者がそれを見て、将来に絶望して子どもを作らなくなり、韓国の異常な少子化につながっており、やがて労働人口が減少して経済崩壊や国家崩壊に拍車をかけることは確実です
自業自得と言うほかありません
【要因3】勤労意識(価値観)の違い(民族や宗教によって異なる)
マックス・ヴェーバーが「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」で指摘したように、カトリックに比べるとプロテスタント(カルヴァニズム)の勤労意欲は高く、これに匹敵する(むしろ超える)のが日本人の勤労意欲だと言われています
実は世界の宗教の多くで、勤労は悪(勤労よりも信仰を優先、労働は神が与えた罰、など)とされています
一日に何回も仕事を中断して、メッカに向かって礼拝するイスラム教徒を見れば、それがよく分かります
むしろ「勤労は善」と考える宗教の方が、世界的に見たら極めて少数派です
フランス人やイタリア人が低いのは、ラテン民族の享楽的価値観にカトリックの思想(勤労は悪)が影響していそうです
海外から日本人を見ると、その特徴は「勤勉、精密機械、アニメ」だと言われています
日本人の勤勉の源流には、江戸時代に活躍した岩田梅岩の思想(石門心学)などがあると言われており、「日本人とユダヤ人」を書いた山本七平が「仕事の思想」として研究しています
もうすぐ一万円札の顔(→)になる渋沢栄一にも、このような勤勉思想の影響が濃厚に表れているようです
日本人はこれをはっきり宗教とは認識していませんが、山本七平は、これは宗教だ!(日本教)と主張しています
むしろ、宗教として意識しないほど、無意識の中に深く食い込んだ思想(価値観)であるために、日本人の思考や行動に強い影響を与えていると思われます
最近の若い人たちを見ても、友達が多いとか少ないとか、仲間内でウケるとかウケないとか、そんなことに一生懸命で
あー、日本人って、変わらないなー
と思います
(^_^;)