水曜日, 27 of 1月 of 2021

クッピーラムネ

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懐かしの駄菓子「クッピーラムネ」、愛知県名古屋生まれって知ってた?
メイド・イン・ナゴヤの「クッピーラムネ」は昭和38年(1963)生まれという、名古屋市は知られざる駄菓子メーカーのメッカである。
とりわけ名古屋駅に近い西区や中村区などには工場が集中し、その関係からか西区明道町には菓子問屋が集中している。
中でも全国レベルの知名度で頑張っている菓子メーカー、それが「カクダイ製菓」だ。
えっ? 聞いたことがない?
でも、メーン商品の「クッピーラムネ」の写真を見れば、「これなら知ってる!」という人も多いのでは?

そう、このラムネ、実は“メイド・イン・ナゴヤ”なのである。
熱帯魚だからグッピー、そしてクッピーへ

カクダイ製菓の創業は大正8年(1919)にさかのぼる。関東大震災が起こったのはその4年後。ちなみに、創業当初は今とは違い、和菓子を作っていたそうである。

002l小さな町工場だが製造している駄菓子は全国区の「カクダイ製菓」

クッピーラムネができたのは昭和38年(1963)で、高度成長のまっただ中。

当時はまだ名前もなく「固形ラムネ」「ビンズラムネ」という名前で売られていたらしい。
その配送用の箱に、カクダイ製菓の目印として熱帯魚エンゼルフィッシュのシールを貼っていたところ、そこから「グッピーのラムネ」と呼ばれるようになっていったのだという。
さらにそこから「グ」の濁点を取って「クッピーラムネ」という名前になったというのも、なんともほほえましいというかおおらかなネーミングの由来である。
包装紙に描かれているウサギとリスは、当時人気のあったマンガ家さんの筆によるもの。
時代によって若干の変化はあるものの、ベースは変わっていないらしい。
ラムネの材料は砂糖とコーンスターチ、ばれいしょでん粉など。

これらをミキサーで混ぜ合わせて型抜きして作っている。小さな町工場だけあって行程は至ってシンプルだ。

また、意外と知られていないが、サイズはいろいろある。一番ポピュラーなのが、最小の5グラムサイズだ。

003lこちらが最小の5グラムサイズ

そして最大が「ジャンボクッピー」と呼ばれる65グラムサイズだ。
測ってみたら5グラムサイズは直径約1センチ、厚さ約6ミリであるのに対して、ジャンボクッピーの直径は10円玉とほぼ同じ7ミリの厚さ。

色はホワイトを中心に薄いピンクや黄色、オレンジなどが混じっている。

004l直径は10円玉とほぼ同じ厚さの「ジャンボクッピー」も面白い商品だ

甘酸っぱくほろりととける口どけが子供の心をつかむ
それにしても超ロングセラーだが、人気の秘密はどこにあるのかと「カクダイ製菓」に話を聞いてみることにした。
まずは、「今までにどれくらいのクッピーラムネが生産されたのか?」という質問に対して、「ええ? 今までの合計? 昔の話は分からないよ」とのこと。……そうですか。
「じゃあ現在、月間でどれくらい生産されているのでしょうか?」
「うーんいろいろなサイズを作ってるからねぇ……。細かい数字はよく分からないんだよねぇ……。記録した数字を足して計算しないとね」と驚くべき大ざっぱな回答である。
仕方がないので質問を変えよう。
「クッピーラムネがこれだけ長く愛されてる理由は何だと思いますか?」
この質問へはなんとか回答が得られた。
「まずキャラクターがかわいいことかな」(そこかいっ!)。
「あ! あと、食べた時の口どけがいいよね。舌の上でスーッと溶けていくから。こういった甘酸っぱさが子どもは好きなんだろうねぇ」。
いずれにしても、なんとものどかな受け答え。恐るべし、カクダイ製菓である。
そのベストセラーの味を再確認すべく、久しぶりにクッピーラムネを食べてみた。
ぱくっと口にひと粒。ほんのり甘酸っぱく、口の中でほろりと消えてなくなる。残るのは甘くさわやかな後口だ。ひと粒、もうひと粒。恐ろしいもので子どもの頃親しんだ記憶がよみがえり、手が止まらなくなった。
これぞキング・オブ・駄菓子である。
これからもマイペースな王道を歩み、時代を超えて、全国の皆さんに愛される菓子であってほしいものだ。
 
今日まで 「グ」ッピーラムネ かと思っていたけど
クッピーラムネ 大好き!  ミナツネアンズも好き
高級菓子より 駄菓子が好き   (^_^;)
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