月曜日, 25 of 10月 of 2021

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ザルツブルク生活

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▲オーストリアのザルツブルク山中にある、中谷美紀の自宅

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 日本生活の便利さを、海外生活で期待するのは

  たぶん、かなり難しいようです

 山の中なら世界中どこでも虫は多いけど

  美観のために網戸をつけない

 という判断は、ちょっと理解しがたいなぁ

  (^_^;)

 

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女優の中谷美紀(45、→)が、オーストリアでの生活について語った。

中谷はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団で活躍するドイツ人のビオラ奏者・ティロ・フェヒナー氏と2018年11月に結婚。

現在は、オーストリアのザルツブルク山中にある自宅と日本を行き来する生活を送っている。

オーストリアとの生活の割合は

「大体半分、半分くらいですかね。

 出稼ぎ労働者なんですけど」

「文化や芸術へのアクセスが本当に敷居が低くて、

 比較的安価でいい芸術に触れることができるので、

 何て素晴らしいんだろうと思いました。

 心が癒やされる体験でした」

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だが、誰もが憧れるような生活にも、大変なことが。

一つは虫との戦いを挙げ、

「もうブヨ、蜂、蚊、ナメクジ、

 戦っても仕方ないので、

 最近はお友達と思うようにしています。

 この夏も5カ所くらいブヨに刺されまして。

 たいがい脚は刺された跡だらけ」

と苦笑いした。

網戸はつけられないのかと聞かれると、

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「皆さん美観の問題で網戸はつけないんですね。

 かつ冷房がないんです。我が家もないんですよ。

 で暑いので窓を開けますよね。

 そうすると虫さんたちたくさん入ってきて。

 なので蚊にさされたり、

 顔の上をハエがぶんぶん飛んでたり」

網戸をつけたいと夫に話したこともあったが、

「そんなの美しくないからやめてくれ」

と言われたとした。

またごみ出しも一苦労だとし、

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「ごみの収集は2週間に一度、

 かつ有料で40ユーロ(約5200円)かかる」

と明かし、

「それ以外はリサイクルできるものは

 リサイクル集積所に自ら車に乗せて、

 とにかく細かく分別して持っていきますし、

 生ごみは庭の片隅にコンポストを設けて

 それで肥料を作ります」

と説明した。

 

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ウイーン生活の不便さや

 効率性の低さについては

哲学者の中島義道(→)

 中公新書で書いてます

「戦う哲学者」を自称している

 かなりの超変人なので

公平な意見とは限りませんが

 さすが哲学者ならではの洞察もあります

(^_^;)

 


猛毒入りインスタントラーメン

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▲韓国「農心」のインスタントラーメン

 

 ラーメンに 猛毒 なんか

  入れないで欲しいです!

 ((((;゚д゚))))

 

欧州連合(EU)は、毒性物質が検出された韓国「農心」のインスタントラーメンを「販売禁止」とした。

韓国「農心」が発売している「海鮮タンメン(湯麺)」と、韓国「八道」が発売している「八道ラッポッキ」の輸出製品から、毒性物質「2-クロロエタノール」が検出されたとの情報を入手した食品安全当局が、韓国「農心」「八道」に対する現場調査を実施し、製品をすべて回収したと報じた。

* * * * * * * * * *

8/12、ドイツ国内で販売されている韓国「農心」のインスタントラーメン「ヘムルタン麺(seafood ramyun)」から、発がん物質「エチレンオキサイド」が検出したと発表した。

韓国「農心」のインスタントラーメン「ヘムルタン麺」から検出された発がん物質エチレンオキサイドは、EU基準値の148倍以上という極めて強い毒性だった。

RASFFは、猛毒の入った韓国「農心」の「ヘムルタン麺」を、直ちに販売中止してリコールを実施するよう、欧州各国に通報した。

 


年の差婚殺人事件

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須藤早貴と、殺害された資産家「紀州のドン・ファン」野崎幸助さん

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いまどき2回り位の年齢差はよくありますが、年の差55歳(4回り半)というのは、かなりスゴイですね

ちなみに文豪ゲーテは、72歳の時に17歳の少女に本気で恋をして、連日のように熱烈なラブレターを送り続け、ついに求婚しました

まさに今回と同じ55歳差!

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もちろんゲーテ(→)は当時の超売れっ子作家でお金持ちだし、ドイツを代表する世界的な文豪で、ワイマール公国の宰相も務めた大物だから、そこらのチンピラの求婚とは訳が違う

ゲーテに求婚された少女も驚いたが、少女の両親も、腰を抜かすほどビックリした

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今の日本で言えば、40歳くらいの両親がいて、その娘(女子高生)に石原慎太郎(←)が熱烈に求婚したような状況を思い浮かべれば、割と近いかもしれない(作家としてのゲーテは、石原慎太郎よりはるかに大物ですが)

ちなみにこの時のゲーテは、あえなく少女に「ごめんなさい」されて失恋しますが、その72歳の失恋体験を、しっかり作品化しています(さすが文豪!転んでもタダでは起きない)

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ゲーテはこの時のことを言われると

「天才には、青春が何度も訪れるのだ!」

と開き直ったのだとか

下衆な想像ですが、この時のゲーテが書いた大量のラブレターは、大変な資産価値だと思うんですけど、どうなったのかな?

なお、この時の少女は、生涯独身だったそうです

「ゲーテに求婚された女」

という変なレッテルが、彼女の結婚に悪影響を及ぼしたのではないか、などと勘ぐってしまいます

あるいは、両親にアドバイスされて「ごめんなさい」したものの、やはり天才ゲーテの熱烈なラブレターは少女の心に決定的な痕跡を残し、その後の人生で、他の男の求婚が詰まらないものに見えてしまったのでしょうか?

<ゲーテのことば>

たいていの人間は、人生の大部分の時間を、生きんがために働いて費やす。

そして、わずかばかり残された自由はというと、それがかえって恐ろしくて、

それから逃れるために、ありとあらゆる手段を尽くす。

 

* * * * * * * * * *

 

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殺害された野崎幸助さんと、須藤早貴

紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家・野崎幸助さん(死亡当時77歳)を、2018年に殺害したとして、元配偶者の殺人犯人・須藤早貴(25歳)が先月28日に逮捕された。

資産家・野崎幸助さんの遺産13億円が事件の背景にあるとみられており、和歌山県警は関連を慎重に捜査。

殺人犯人・須藤早貴には、資産家・野崎幸助さんの遺産13億円の半分の相続を求める法的権利があるが、展開次第で相続権を失う可能性もある。

田辺市によると、資産家・野崎幸助さんの死後、

「全財産を田辺市に寄付する」

との遺言書の存在が判明。

2013年2月8日付で手書きされたもので、和歌山家裁田辺支部は要件を満たすとした。

田辺市は遺産13億円の受け取り手続きを進めている。

資産家・野崎幸助さんに子どもはいない。

わかやま法律事務所(和歌山市)の岡正人弁護士によると、民法上、遺言内容にかかわらず配偶者である殺人犯人・須藤早貴には「遺留分」として遺産の半分の相続を請求する権利がある。

仮に、資産家・野崎幸助さん殺害の罪で刑罰を受けた場合は

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「相続人の欠格事由」

に該当し、殺人犯人・須藤早貴は遺産を受け取れない可能性がある。

遺言書を巡っては、資産家・野崎幸助さんの兄ら親族4人が2020年4月、無効確認を求めて和歌山地裁に提訴し、現在も係争中。

殺人犯人・須藤早貴は、事件後の任意の事情聴取に、殺人への関与を否定していた。

 


読書 この人を見よ

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ニーチェが44歳で、発狂する直前に著した、自叙伝のような、一種の著作目録

このときのニーチェは理解者を失い、非常に孤独だったが、自分の思想の重要性は深く自負していたので、自分に注目しない世間に「私に注目せよ!」という叫びを発していて痛々しい

 1)噴出するような創造力

 2)同時代人に理解されない

 3)狂気と紙一重

という天才の3条件に見事に適合している

脳(おそらく右脳)から噴き出すような直観と情動を、知性(左脳)がかろうじて文章化したような作品群

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あの「ツァラトゥストラ」全4部を、各部10日程度で書き上げていることからも、その噴出の速さと激しさがうかがわれる

私はまだ「ツァラトゥストラ」と本書だけなのだが、激しく情動を揺さぶられるような読後感が残る

本書の読後に、手塚富雄「ニーチェの人と思想」(中公「世界の名著・ニーチェ」所収)を再読して彼の人生をたどり直してみたが、まさしく「天才はつらいよ」という悲壮感に満ちている

(^_^;)

 

 


ボルツワーゲン

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有り得ないものの代名詞として

 「ドイツ人のコメディアン」

というジョークがあるほど

ドイツ人のユーモアセンスの無さは有名です

それにしてもなぜあと2日、待てなかったんだろう?

(・_・?)

 

フォルクスワーゲンのアメリカ法人は3/30、

「社名を ボルツワーゲン に変更する」

とホームページなどで明らかにしました。

「ボルツワーゲン」とは、新型の電気自動車の発売に合わせ、電圧の単位である「ボルト」と「フォルクスワーゲン」を組み合わせた名前だとしています。

この発表を受け、フォルクスワーゲンの株価が5パーセント近く上昇するなど、株式市場にも影響が出ました。

しかしその後、フォルクスワーゲンは、この発表がエイプリルフールに先駆けた冗談だったと発表。

広報担当者は

「新モデルの電気自動車を話題にしてもらうための

 マーケティングの一環だった」

と釈明しています。

 


読書 幸福について

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世の中には幸福論と称するものが数多あるが、私はこれがベストだと思っている

客観的に優れた本かどうかより、これは私に合っているなぁという感じ

もう何度も読み返している座右の書で、今日もまた読み返してみた

ショーペンハウアーというと、悲観主義などと呼ばれることもあるが、別に暗い顔をして生きることを勧めている訳ではなく、

「朗らかさは人生最大の財産だ」

と言っている

彼の哲学が悲観主義と呼ばれるのは、

「幸福は幻想だが、苦痛は現実である」

という極めて冷めたリアリズムに基づき、幸福など追求するな、苦痛から逃れることだけを考えよと説いているためだろう

人間は、いろいろな目標(夢)を持つ

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あの学校に入学出来たら、あの賞を受賞できたら、あの人と結婚出来たら、一戸建ての自宅を手に入れたら、社長になれたら、自分の会社を上場できたら、・・・

そして目標が実現した時に、自分がどれほど幸福になれるかという夢を心の中に描いて努力する

しかしいざ目標が実現してみると、幸福な気分になれたのは目標達成の直後だけで、やがて夢は色あせてくる

これは厳しい現実だが、こんなことを指摘したら夢を持つ若者が少なくなるから、彼の哲学が悲観主義と呼ばれるのも分かるし、あえて言えば「老人向きの哲学」なのかもしれない

ポジティブ・シンキングの成功哲学とは対極にある哲学だ

人間がなかなか幸福になれない原因に、自分の自由にならないものの存在がある

その最大のものは、運命と他人の2つだろう

この2つが、人間の幸福の邪魔をし、苦痛を生み出す原因となる

この2つにいかに対峙するかが、本書の主な内容になっている

彼の主著は有名な「意志と表象としての世界」で、彼の哲学はほぼこの1冊に尽きており、本書はその残りかすのようなものだと彼は言っているが、残りかすの方が読みやすいし役に立つような気がする

(^_^;)

 


映画 第三の男

映画史に残る名作ですので、もう何回も見ているのですが、見るたびに新しい発見がある、奥の深い作品だと思います

映像美とBGMの素晴らしさは格別なんですけど、ストーリーは不条理っぽくて難解、単なる謎解きミステリーの域を超えている

第二次大戦直後、連合国共同統治下のウイーン

歴史的な建造物のすぐ隣が爆撃でガレキの山というのは、すっかり焼け野原になった日本の都市とはエライ違いです

悪党ハリーと「いい人」ホリーの対照があって、「いい女」が登場して悪党に惚れている

なぜか「いい女」は、「いい人」じゃなくて、悪党に惚れますね

子どもの命を犠牲にして金儲けをする悪党なんですけど、何か憎めなくて、悪を称賛していると受けとられかねないキワドイ話です

勝てば官軍の連合国に対する強烈な皮肉を感じます

(^_^;)

 


読書 ゲーテに学ぶ幸福術

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ゲーテと言えば、推定IQ210で、天才研究には必ず登場する世界文学の巨人

その作品群をちゃんと読みたいと思いつつも、重厚な作品が多いので、いつも本書のような軽い解説書に流れてしまいます

外から見る限り、ゲーテほど幸福な人生を送ったひとは珍しいように思える

若くしてベストセラー作家となり、小国とはいえワイマール公国の首相のような重責をにない、世界の文学史に残る作品群を生み出し続けた

石原慎太郎を、もっとはるかにビッグにしたような感じかなぁ

しかも相当なプレイボーイで、次から次へと恋をして、1人の恋人に1000通以上ものラブレターを送ったりもするし、その経験を詩や小説のコヤシにもしていく

恋愛対象の女性に対しては、かなり残酷なこともしたようで、多少サド傾向があったのかも

最後の恋は、何と73歳のとき19歳の少女に熱を上げ、真剣に求婚までしている(当然、断られましたけど)

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そこらのチンピラならともかく、相手はドイツ文学界の重鎮だから、少女の親もビックリしただろうね

新首相になりそうな菅さん(71、→)が、AKB48のメンバーの誰かに、毎日のように真剣かつ熱烈なラブレターを送り続け、ついに結婚を申し込んだようなもの

驚く周囲に対して「天才には青春が何度も訪れる」などと言っている

実際、ゲーテの人生には数年ごとに高揚期があり、恋や著作に対して非常に活動的になっている

著者は、大学を出てから数年間、ミニコミ誌の編集者をした以外は、翻訳家や物書きとして生きて来たらしい

読んでいると、やや世間知らずな学者先生風の印象も受けるが、とにかく読みやすい

幸福論ではなく幸福なので、具体的な生活指針のような話が多く、ゲーテの精神病理面への言及はほとんど無い

何しろ世界史的な天才なので、凡人にはマネできないことも多い

(^_^;)

 


読書 ハーメルンの笛吹き男

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1284年6月28日の朝、ドイツ北部ハーメルンの街に異様な服装の男が現れて、笛を吹いた

すると街の中の子どもたちが、家々から出てきて男の周りに集まり、そのまま男に連れられて街の外に出て、130人が姿を消した

これが有名なハーメルンの子ども失踪事件

悲嘆に暮れた親たちは、街の重大事件として記録に残した

やがて話に尾ひれが付いて、ドイツを代表する伝説となってゆく

本書は、この伝説の背後にある事実関係を探ることで、推理小説のように興味を引きながら、中世の都市における人々の社会、生活、楽しみ、苦悩、時代精神を探っていく

社会の最底辺で呻吟しながら生きた人々が、どのような気持ちで毎日を生きていたのかが、少しずつ伝わって来る

ドイツ中世史を探る著者が、ドイツの資料館で、歴史文書をコツコツと探る姿

そこには、歴史が紡ぎ出される作業というものが実感できる

(^_^;)

 

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▲現在のハーメルン 奥の尖塔がマルクト教会

 


読書 物語ドイツの歴史

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ドイツ人って、なんか変だなぁという素朴な疑問に答えてくれそうな本

謹厳実直でクソマジメ

機械に強い

カルトにハマリやすい

ユダヤ人を目のカタキにする

魔女狩りが最も広く行われた

フランスとは敵対するがイタリア人とは仲が良い

壮大な哲学体系をつくる

クラシック音楽の天才たちを輩出

世界戦争で負け組になることが多い

表面的には日本人と似ているところもあるが、よく見るとまるで違っている

その背景には、

ゲルマン部族社会の伝統

フランク帝国や神聖ローマ帝国の歴史

国家統一の遅れ

三十年戦争における農民の悲惨

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などがあるし、さらに、

大宇宙と小宇宙という二重の世界観

プロテスタントの禁欲主義

教会による懺悔(罪の告白、→)の強制

「協会」という教養理念の培養基

などが浮かんでくる

現在、EUを実質的に支配して「第4帝国」を目指しているようにも見え、アメリカとはソリが合わず、中国には妙な親近性を持っている

まあ変わっていると言えば、イギリス人やフランス人、アメリカ人だって相当に変わっているし、日本人だって余り人のことは言えないんだけどね

「物語」とあるように、ストーリー性をもって語られていて、非常に読みやすい

(^_^;)