古代史

ウラヤミ系 修羅場 YouTube 対岸の火事

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ネット上には、「裏」「闇」「修羅場(しゅらば)」というようなキーワードに該当する情報がある

私は「ウラヤミ系」と勝手に呼んでいる

世間体を考えて乙に澄ましている「オモテの顔」の背後に、人間のドロドロした欲望が渦巻いていて、それが時々露出している場面がウラヤミ系の舞台だ

ヤクザなど反社勢力や犯罪現場が登場することも多いが、犯罪までいかなくても、不倫などの男女関係や、嫁姑対立など家族関係に関する修羅場も多い

昔は(今でもあるが)「アサヒ芸能」とか「週刊大衆」みたいなスキャンダル専門雑誌があって、芸能人や有名人の修羅場を扱っていたし、テレビのワイドショーなども似たような世界

今はネットで誰でも情報発信できるので、ごく普通の一般人の修羅場情報が、ネット上には山ほどアフレている

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共和制ローマ期(紀元前1世紀)のエピクロス派の哲学者(詩人)に、ルクレティウス(→)という人がいる

彼はその著書物の本質について』(De Rerum Natura)の中で、次のように書いている

「大海で風が波を掻き立てている嵐の時、安全な陸の上から(船に乗った)他人の苦労をながめているのは面白い。

他人が困っているのが面白い楽しみだと云うわけではなく、自分はこのような不幸にあっているのではないと自覚することが楽しいからである。

野にくりひろげられる戦争の大合戦を、自分がその危険に関与せずに見るのは楽しい。

とはいえ、何ものにも増して楽しいことは、賢者の学間を以て築き固められた平穏な殿堂にこもって、高所から人を見下し、彼らが人生の途を求めてさまよい、あちらこちらと踏み迷っているのを眺めていられることである。

才を競い、身分の上下を争い、日夜甚だしい辛苦を尽くし、富の頂上を極めんものと、また権力を占めんものと、あくせくしているのを眺めていられることである。」

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対岸の火事」「他人の不幸は蜜の味などと言うが、ルクレティウスはその心情を、セキララに、ぬけぬけと、哲学的な詩に書いている

大昔(紀元前1世紀)の人だが、人間のこの辺の心情は、2千年たっても変わらない

人類が自我(自意識)を持つようになった、たぶん数百万年前からずっと変わらない、人間の持つ根源的な心情の一つなのだろう

グーグルやYouTubeで「修羅場 不倫」などと入れると、その種の「対岸の火事」情報が山ほど出て来る

上の動画はその中の一つで、特に厳選したものではなく、この程度の平凡な修羅場情報ならネット上にありふれている

中には、不倫された側からの報復(復讐)が徹底していて、不倫した側を精神的にも経済的にも社会的にも、地獄の底までトコトン追い詰めていくようなスサマジイ動画もある

普段はおとなしい温厚な人でも、怒らせたら怖い人は確実に存在する

どちらかと言うと、妻に不倫された夫が、腹いせや同情集め、あるいは第三者のアドバイスを求めて、2チャンネルなどのネット掲示板に不倫の経緯を投稿(カキコ)するケースが多い

どう考えても不倫妻より不倫夫の方が多いと思うのだが、夫に不倫された妻からの情報が少ないのは、ネット掲示板の利用者に男が多いからだろう

それらの掲示板情報を整理して動画化したのが、修羅場 YouTube

投稿者は最初に「スペック」といって、自分や配偶者(汚嫁)、不倫相手(間男)などのプロフィール(子の有無、美人やイケメンかどうか、職業、年収、性格、愛情や打算の有無など)を紹介する

この種の投稿が多いせいか、この辺の書き方のスタイルは確立されている感じがする

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それから不倫発覚の経緯とその後の動き(興信所や弁護士が登場する場合が多い)や報復(復讐)について説明していく流れだ

「今日、不倫現場に踏み込んだ」とか、現在進行形の生々しい情報が多くて臨場感がある

その都度、掲示板を閲覧している第三者からの意見や質問、アドバイス、ツッコミが入る

最初はこんなの閲覧数かせぎの作り話ばかりだろうと思っていたのだが、非常にリアリティの高い描写が多いので、最近は実話の方が多いのではないかと思い始めている

 (^_^;) 

 

「ちくわぶ」は東日本 紀文の鍋白書2022

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そろそろ鍋が恋しい季節になりました

東西に長い日本列島ですので、食の好みが東西で異なるのは当然かもしれません

古代史的に言えば、縄文系と弥生系の違いもありそうです

私はおでん種では、「ちくわぶ」と「はんぺん」がダイスキ

熱くてフワっとした食材が、口の中でとろけるような感じがたまらない

あー、日本人に生まれて良かった!

  (^_^;)

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紀文食品の「鍋白書2022年度版」で、おでん種の地域分布を調査。

「ちくわぶ」は東日本で、「豆腐・焼き豆腐」は西日本で多い。

「家庭でおでんを作る時に、よく入れるおでん種」

をテーマとして、48種類のおでん種の喫食率について、上位10都道府県を算出。

練り物では、関東・南東北でよく用いられるのが「つみれ」で、イワシを原料にしたものが多いそうです。

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中四国・九州でよく用いられるのが「かまぼこ」で、白色より紅色の方がおでん種として利用されているようです。

白い食材では、18位まで東日本の県で独占し、関東・南東北で圧倒的に喫食率の高いのが「ちくわぶ」(←)です。

これに対し、大豆加工品の「豆腐・焼き豆腐」は中四国と九州と北陸で上位10県を占めており、西日本で多く食べられています。

がんもどきで8位、厚揚げで5位の京都は、豆腐・焼き豆腐でも14位となりました。

詳細はここをクリック

 

盆ジョヴィ

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花火大会や盆踊り(Bon Dance)のシーズンもそろそろ終わりかな?

最近では海外の音楽を取り入れて、駅前がクラブ化している盆踊りもあるようです

盆踊りは今では仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)に関連付けられて仏教行事の一種とされていますが、元々は素朴に祖先の冥福を祈るもので、日本に仏教が伝来する(約1500年前)よりはるか前から行われていたようです

さらに盆踊りは、男女が出会う場でもありました

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今から1万年前の縄文時代、盆踊りに参加した人たちの関心は「祖先の冥福」よりも、「素敵な異性」を見つけることに注がれていたと思います

すでに死んだ祖先より、これから生まれて来る子孫をつくることに関心を注ぐのは、生き物の本能です

同じムラの中だけで相手を探していると近親交配になるので、盆踊りで近隣のムラとムラの若い男女の交流が図られたのでしょう

このような行事は歌垣」(うたがき)などとも呼ばれて、今でも世界の未開民族では年中行事として残っています

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キャンプファイアーのような中央の大きな焚き火を囲み、お酒を飲んで(おそらく原始的なお酒はあったと思う)踊り狂いながら、縄文時代の若い男たちは目当ての女性にアタックしたのではないかと思います

電気が無い時代ですから、中央の焚き火から少し離れれば、完全に真っ暗な闇の世界です

もう何でもやりたい放題(乱交パーティー)だったのかもしれませんね~

 (^_^;)

 

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今年も中野の盆踊り大会で「盆ジョヴィ」が行われました。

お盆の時期に迎えた祖霊、精霊をもてなし、死者の世界に再び送り返す事を主眼とする「盆踊り」。

パンデミック以降は全国的に中止が続いていましたが、行動制限を伴わない3年ぶりのお盆休みという事もあり、この夏は日本各地で盆踊り大会が復活しています。

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盆踊りでは一般的に「炭坑節」、「八木節」、「東京音頭」など、伝統的な民謡が用いられますが、近年は多様化しています。

特に中野駅前の大盆踊り大会が元祖とされている、世界的ロックバンド「ボン・ジョヴィ」(→)の、「Livin’ on a Prayer」を用いた盆踊りは大反響を呼び、「盆ジョヴィ」として親しまれています。

 

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世界遺産 縄文遺跡と石器ねつ造事件

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上の写真は、三内丸山遺跡のシンボル、巨大な物見やぐら?

右は、ギッチリ詰めれば数百人が集会を開けそうな巨大建築で、30×10メートルくらいあります

下のニュースにも書いてありますが、遺跡というものは基本的に、地下に埋まっているので、地上からは簡単には見えません

上のような建物は、柱の跡(穴)などから、現代の考古学者が推察して地上に再現した実物大の模型です

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正しいのは、柱の位置と太さや深さくらいで、あとは考古学者の想像(空想)です

左の物見やぐらも、本当に4階建てだったのか、高さや形なども、真実は闇の中です

右の巨大建物(公民館?)も、屋根が茅葺きになっていたのか、こんな形だったのか、こんな大きな建物の中で何をしていたのか、正確なところは不明で、ほとんどは考古学者の想像です

でも巨大な遺跡(多くは県立や市立の遺跡公園と資料館になっている)を維持し、今後の発掘研究の費用を捻出するためには、歴史マニアのお客さんをいっぱい呼び込んで、入場料収入をいただく必要があります

そこで、なるべく話題性があってニュースネタになりそうな地上模型を作るのも、考古学者の腕の見せ所かもしれません

もちろん真っ赤なウソは、いけないんですけどね

とにかく世界遺産に登録されれば、またお客さんで、ドット混むことでしょう

 

* * * * * * * * * *

 

20年くらい前に、遺跡(石器)をねつ造する事件がありました

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余りにも見事に石器を発掘(発見)するので「神の手」と呼ばれていた考古学者が、実は事前に自分で石器を埋めて、それを後から掘り出して「発見」したと主張していたことが発覚した事件です

当時は大騒ぎになりました

これは縄文時代より前の旧石器時代(260~1万年前)のことなのですが、考古学者だって人の子ですから、「大発見をして脚光を浴びたい」という欲求はあって当然です

「神の手」(藤村新一、→)が発見した石器は、後から調べたらいろいろ矛盾だらけだったのですが、考古学会の主流は、その矛盾を追求せずに、彼の「発見」を鵜呑みにしていました

このねつ造(犯罪)をあばいたのが、考古学者ではなく新聞記者だったので、考古学会に対する世間の信用は地に堕ち、日本の旧石器時代の歴史は、全面的に書き換えを迫られました

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一部の考古学者の間で「あるウワサ」が広がっているのを聞きつけた新聞記者が、夜中に遺跡の近くで張っていたら「神の手」がやってきて、石器を埋めていたのです

もちろんカメラマンも一緒でしたから、バッチリ証拠写真を撮って公表しました

私は、ある考古学者が書いた旧石器時代の本を、事件の前と後に出た2冊もっていますが、まったく書いてあることが変わっています

(^_^;)

 

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ユネスコは7/27、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産への登録を決めた。

ユネスコの諮問機関は5月、

「先史時代の農耕を伴わない定住社会と複雑な精神文化、

 定住社会の発展段階や環境変化への適応を示している」

と報告した。

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「縄文都市」の異名を持つ巨大集落、三内丸山遺跡(青森市)では、道路や大型建物を計画的に作ったことが分かるほか、石を環状に並べた大湯環状列石(秋田県)は葬送や祭祀(さいし)の文化をうかがわせる。

御所野遺跡(岩手県)では、焼けた木の実が見つかり、祭りに火が使われていた可能性が判明した。

地元自治体は観光への効果に期待するが、遺跡自体は定住跡などで地中にあるものも多い。

観光資源とするためには、わかりやすく価値を伝える工夫が必要になる。

 

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三内丸山遺跡を歩くへ

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超新星と藤原定家

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▲超新星残骸「かに星雲」

野本氏らの論文で電子捕獲超新星と予測された

 

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 平安貴族と言えば和歌!

  というイメージが強いですが

 日記を書いていた人も多いし

  天体記録していた人もいます

 (^_^;)

 

1982年に日本の天文学者が予測した理論上の「電子捕獲型超新星」の存在が観測によって裏付けられた。

太陽の8~10倍の質量を持つ恒星に起きる現象で、これまでシミュレーションでは確認されていたものの、その特徴を示す超新星は観測されていなかった。

カリフォルニア大学サンタバーバラ校の博士課程学生、平松大地氏ら国際研究グループは、2018年に日本の超新星ハンターが発見した「SN 2018zd」の観測結果から、その特徴を確認した。

成果は英国の国際学術誌『Nature Astronomy』にオンライン掲載された。

 

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平安末期から鎌倉初期の歌人、藤原定家の日記『明月記』には、彗星や超新星など大きな天文現象「客星」に関する記述がある。

記録のひとつが示す位置にかに星雲があり、このことからかに星雲は、1054年の超新星の結果できた超新星残骸だと考えられている。

同様の記述は中国の宋の時代の記録にもあり、超新星は昼間でも23日間、夜は2年近く明るく見えていたという。

比較的暗いとされる電子捕獲型超新星だが、平安時代には驚くような見え方をしていたのかもしれない。

 

重要文化財「明月記」

▲藤原定家の日記『明月記』

 

藤原定家(ふじわらのていか)は平安末期から鎌倉初期の歌人で,『新古今和歌集』の選者も務め,また『源氏物語』や『土佐日記』の研究者としても知られてい ます。

彼は『明月記』という日記風のエッセイを著しています。

『明月記』には多数の天文現象が載っていますが、最も重要なのは超新星の出現記録です。

超新星とは「新しく生まれた星」ではなく「新たに見えた星」で,それまで全く見えなかったところに突如として星が輝き出し,一夜にして10等級以上も明る くなります。

実は星の最期の大爆発で,星の生涯のうち最も劇的なシーンです。

望遠鏡のない時代の超新星の記録は、世界で7件しかなく、そのうち3件も記載がある本は『明月記』だけです。

 

18000年前の音楽

     ▲クリックすると聴けます

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 いまでも日本の山伏さんたちは

  使っていますね

 (^_^;)

 

いまからおよそ18000年前のことだ。

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現在のフランスにある洞窟の内部に、誰かが珍しい忘れ物をしていった。

ホラガイの貝殻である。

といっても、ただの貝殻ではない。

先端のとがった部分が削られ、息を吹き込めるように加工されていたのだ。

研究者たちはCTスキャンなどの画像技術を駆使し、貝殻をこれまでに発見された最古の楽器へと変身させた後期旧石器時代の人の素晴らしい仕事ぶりを証明してみせた。

そのうえ科学者らは音楽家に演奏を依頼し、数千年にわたる沈黙からその音色をよみがえらせたのである。

詳細はここをクリック

 

青銅器が作れる

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 発見当時は 卑弥呼のいた邪馬台国か!

  と大騒ぎになった吉野ヶ里遺跡

 歴史オタクには たまらない魅力です

  (^_^;)

 

吉野ヶ里遺跡、1月〜2月限定で本物の青銅器作れるから超オススメ…

なんなら来年も行きたい…

鏡は超磨いたら写真(↓)みたいにピカピカになるよ…

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詳細はここをクリック

 

読書 人生の短さについて

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著者セネカは、1世紀に生きたローマ帝国の政治家で、ストア哲学を代表する人物

人生は短いのではなく、我々が雑用で人生を浪費しているのだと説いて、「多忙なる怠惰」を戒めている

明日死ぬつもりで今日を生きよ」というのは、ガンジーの言葉にもあるが、哲学の一つの到達点だろう

表題作のほかに「心の平静について」「幸福な人生について」が収められている

禁欲主義のストア派も、快楽主義のエピクロス派も、最終的に目指すところは、この「心の平静」というところに落ち着いているのが面白い

当時のギリシャ・ローマの時代精神を感じるし、時代を超えた普遍性をも感じる

本書を最初に読んだのは今から四半世紀前で、その後も折に触れて読み返し、今また読み直している

(^_^;)

 

ネコはなぜニャアと鳴くか?

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 ネコは「カワイイ」を武器に

  人間を奴隷化することに

 成功しました

  (^_^;)

 

ネコは見た目や動きだけでなく「声」もチャームポイントのひとつ。

この鳴き声はネコ同士のコミュニケーションにはあまり使われていません。

ネコは人間のためだけに、特別な鳴き声をあげています。

その理由について、動物の行動に関する専門家であるジョン・ライト氏が解説しています。

Why do cats meow?  |  Live Science
https://www.livescience.com/why-cats-meow.html

子ネコは母親の注意を引くために鳴き声をあげますが、大人のネコ同士はコミュニケーションをとるために鳴き声を使うことは少ないそうです。

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ネコが人間相手にだけニャーと鳴く理由について、専門家であるライト氏は「人間の家畜となったことが原因」と説明しています。

過去9000年間に存在した200匹以上のネコのDNA調査では、「人間と共に暮らすネコ」が初めて誕生したのは紀元前8000年頃の肥沃な三日月地帯(→)。

肥沃な三日月地帯は人類が初めて農耕を行った地域。

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農耕によって得られた穀物をネズミが食べるので、これを駆除したいという必要が生じました。

ネコはネズミ除けになるので、人間とネコの互恵関係が結ばれた結果、自然と「ネコの家畜化」が進んだと結論付けています。

このように家畜化される以前のネコは、野生の中で単独で暮らす生き物で、同種とめったに出会うことはなかったと考えられています。

そのため、当時のネコはお互いに出会った状態でしか使えない「鳴き声」よりも、お互いに出会うことなく使える「マーキング」というコミュニケーション手段を主に使っていたとのこと。

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現代のネコのコミュニケーションにおいても、体をスリスリしたり排尿したりして匂いを残すマーキングが主要な地位を占めていいます。

ネコ同士では、嗅覚を使ったほうが効率的なので、声を使う理由が存在しません。

しかし、人間はネコほど嗅覚が発達していません

こうしたことから、ネコは人間相手には鳴き声を使ったほうが、エサなどの望むモノが得られる可能性が高いと学習したとライト氏は語っています。

ネコ同士→匂いでコミュニケーション

相手が人間→鳴き声でコミュニケーション

さらに、人間のペットとして飼われるネコは、人間と暮らすうちに「人間に対して鳴き声をあげる」という行為を覚えるという研究結果も2011年に発表されています。

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この研究は野良ネコと飼いネコの鳴き声について調査することで、

野良ネコは「人間や人形、犬などに対して無差別にうなり声をあげる」

飼いネコは「人間相手の場合でしか鳴き声をあげず、人間相手の場合はうなり声ではなくニャーと鳴く上、鳴く頻度も高い」

ことを確認し、「人間と暮らすことで、鳴き声で人間の注意を引くことを学習している可能性がある」と結論付けています。

読書 古代史はどうして謎めくのか

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これまで読んできた反藤原史観による古代史疑問点を一覧表にしたような本

73個の論点について、それぞれ通説への疑問点(謎)と、反藤原史観に基づく解答らしきものを提示している

この解答らしきものを組み立てれば、反藤原史観による古代通史を描けるのだが、それは読者の楽しみとして、とっておいてる感じ

よく図書館の推理小説の本で、しばらく読んだあたりで「犯人はこいつだ」と書き込んであるイタズラがあるらしいですけど、いきなり犯人を明らかにしちゃっては、推理小説の楽しみが消えますからね

逆に、最初に本書を読めば、読者は更に個々の論点を突っ込みたくなって、それぞれに該当する本を買って、反藤原史観の世界に引きづりこまれていく可能性大

歴史書の売り方としては、上手なマーケティングかもしれません

(^_^;)