古本屋で県民性の本を買う

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吉田東洲 日本風土記 2023年03月01日08時41分30秒_01

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いつも前を通る古本屋には、店先の百円コーナーに大量の本が並べてあります

昨日、ふと立ち止まって見ていたら、上のような古本があったので買いました(他に4冊、ぜんぶ1冊100円)

以前に買った本が大量に「積ん読」になっていたりするので、最近は本を買うことが少なくなりました

しかも大抵の本は、アマゾンで注文すればすぐに(1~2日くらい)で送られてくるので、街の本屋で買うことは本当に少なくなった

そのせいで本屋が壊滅的に減っているのは悲しいことなのですが、やはりアマゾンの便利さにはなかなか勝てない(文明とは「便利さ」のことだと思います)

上の本は、昭和42年(1967年)発行ですから、半世紀以上も前の本です

当時の日本全国の県民性を扱っています

私は歴史がダイスキで、その中でも特に普通の人々(平民とか農民とか庶民)の生活や生き方の習慣、世界観がどんなだったかに興味があります

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柳田國男(→)や折口信夫らによって始められた民俗学のテーマですね

千葉県の佐倉市には、国立歴史民俗博物館(↓)というのがあって、日本の各時代の風俗習慣を実物展示しています

10年くらい前に見学に行ったのですが、展示量が膨大でとても1日では見切れず、また行きたいと思っています

今でも我々の日々の生活やものの見方考え方には、江戸時代やそれ以前から続く風俗習慣が根強く残っていて面白い

しかも風俗習慣には地域性があって、今でも関東と関西では別の国かと思うようなことがありますよね

これをさらに細かく分けて「県民性」として見ているのが本書のテーマです

交通や通信が発達して、県民性がだんだん薄れていくのは社会の必然ですが、完全に消え去るには、まだ長い時間(何世紀も)かかるような気がします

  (^_^;)

 

国立歴史民俗博物館

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そのときの写真へ

 

 

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