2東北

NHKが叫んだ!

 

切迫口調で避難呼び掛け

震災教訓に新手法、初の運用

 
NHKは7日17時18分、東北地方で起きたM7.3、震度5弱の地震で、宮城県沿岸に津波警報が発令されたことを受け

「命を最優先にしてください!

東日本大震災を思い出してください!」

 
などと切迫した口調で避難を呼び掛けた。
 

 画面に、赤地に白の大きな文字で 「津波!避難!」 と表示。
アナウンサーが高台への避難や津波の特徴などを繰り返し伝えた。
 NHKによると、東日本大震災の教訓を生かし、昨年11月から、画面表示や避難の呼び掛け方を変えた。今回が初めての運用だという。
 

夕方のニュース番組の時間と重なった民放各局も、宮城県気仙沼市の沿岸部からの中継映像などを交えながら、キャスターらが「すぐに避難をお願いします」などと呼び掛けた。
 
なかなか迫力がありました (^_^;)
 

子猫支援20キロ圏内

東京都千代田区は東京電力福島第1原発事故のため、警戒区域に設定されている原発から半径20キロ圏内で保護された子猫の里親探しの支援に乗り出す。

福島県動物救護本部(福島市)に保護された子猫を千代田区内の動物病院に移送し、健康チェックを行った後、区内の住民や在勤者でつくるボランティア「ちよだニャンとなる会」が一時預かり。

その後、インターネットなどで希望者を募集、面接を経て新たな飼い主を見つける手伝いをする。放射性物質の付着の有無などのチェックは現地ですでに終えているという。

6月21日午後に10匹の子猫が区内の動物病院に到着する。福島からの移送や健康チェックに掛かる費用は千代田区が全額負担。新たな飼い主が見つかれば今後も数回、受け入れる見通し。

 「ちよだニャンとなる会」によると、警戒区域に取り残された猫は生き延びることができても不妊手術を受けていない例が多く、えさが満足にない状況下で繁殖しているとみられる。

同区の石川雅己区長は、警戒区域に住む人々が家族同様のペットを残して避難せざるを得なかった当時の状況を踏まえ「残された犬や猫を救うためボランティアの方々が被災地で苦労されていることも聞いている。被災地への支援は終わっておらず、命ある動物に対する支援も人への支援と同様に重要と考えています」とコメントしている。

千代田区は昨年、仙台市内で保護された子猫、成猫計38匹を受け入れ、新たな飼い主に譲渡した。

【写真】2011年、仙台市から移送され千代田区内の病院で健康チェックを受ける子猫