歌舞伎町

新宿を歩く(3)二の酉

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▲「よぉ~、シャンシャンシャン!」

詳細はここをクリック

 

下は、花園神社で熊手が売れて、「よぉ~、シャンシャンシャン!」している動画です

下をクリックしてから表示されて動き出すまで、少し時間がかかる場合があります

モバイル接続の場合、ギガをそれなりに消費します

受信環境によっては、まれに動画を見れない場合もあります

(^_^;)

シャンシャン動画1(56MB)  シャンシャン動画2(64MB)

 

トー横界隈を歩く

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今日は新宿で高校の友人たちとランチ

その後、前から見たかった「トー横界隈」(とーよこかいわい)を一人で歩きました

トー横界隈とは、新宿歌舞伎町の新宿東宝ビル(→)の周辺エリアや、そこにたむろしている子供たち(トー横キッズ)のことを言います

新宿東宝ビルは、旧コマ劇場跡に出来たビルで、東宝の映画館(TOHO CINEMAS)などが入っていて、ビルの上に東宝映画の大スター「ゴジラ」の像があるので「ゴジラビル」などとも呼ばれている

その新宿宝ビルのだから「トー横」

「東横」と書くと電車の東横線とか、改装中の東横デパート(東急百貨店東横店)などと紛らわしいので、トー横と書くようです

 

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▲トー横界隈の周辺マップ

 

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▲トー横界隈の拡大マップ

 

私は良く言えば現場主義、悪く言えば野次馬根性で、事件や事故の現場、あるいは話題のエリアの雰囲気をその場に行って直接見たい、五感で体感したいという気持ちが非常に強い

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いつの時代、どこの国でも、親や大人社会に反発したり適応しにくい十代の子どもたちというのは、一定比率で確実に存在する

それが家出同然に東京に出て来て、同じような気持ちの仲間に出会う場所の一つになっているのがトー横界隈

青春小説の舞台になりそうな場所で、大阪名古屋福岡などにも似たような場所がある

親や大人社会に反発するというのは、ある程度は健全な成長期の反応

まったく反発も抵抗もなくスルっと大人になってしまう子の方が、人生を長い目で見ると、アブナイ心理要素を秘めている可能性もある

この辺は新宿歌舞伎町の中心エリアで、もともと治安がかなり悪いのだが、そこに十代の子どもたちが集まっているから、相当アブナイ雰囲気になっているようだ

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中にはお金がなくなって「パパ活する」(援助交際する、体を売る)女の子も出て来たりで、社会問題化している

ただ、今日はメチャ暑くて(35度くらい)、シネシティ広場にたむろしている子供たちは少ないようだった

インバウンドの外人観光客はいっぱいいた

このシネシティ広場、西武新宿駅側には武蔵野館という映画館があったんだけど、取り壊されて東急歌舞伎町タワーという高層ビルが建っていて、風景が一変していました

パパ活(いわゆる立ちんぼ売春)の本場と言われている大久保公園周辺にも行ってみたが、あまり人がいなかった

冷房の効いた周辺ビルに逃げ込んでるのかな?

周辺ビルのトイレを利用しようとしたら、入口でコインを投入しないと入れなかった

ビル内のお店を利用して、お店からコインをもらわないと、トイレを利用できないシステムになっている

トイレが犯罪(麻薬や覚せい剤取引など)の現場に悪用されないための、ビル管理者側の予防策ではないかと思う

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帰りに紀伊國屋書店に寄った

ここは高校時代、毎日のように通っていたなつかしい場所

私は月に100冊くらい本を入手するけど、今はほとんどがアマゾン経由で、書店に行くことは激減した

昔は書店に行くと、買った本が重くて持ち帰りに苦労したんだけど、アマゾンなら家に送ってくれたり、ダウンロードしたりで、ぐっと楽になった

ただ、アマゾンだと立ち読みが出来ないので、たまには大きな書店へ行くようにしている(ほとんど買わないので、書店には申し訳ない)

アマゾンのせいか書店業界は壊滅状態だが、紀伊國屋書店は健在でうれしかったよ

帰宅してネットニュースを見ていたら、2日前(8/10)に小池都知事がトー横界隈を現場視察していたらしい

多数の警官に守られて物々しい視察だったようだが、こんなものは変装してお忍びで行かないと意味ないと思うけどね~

 (^_^;)

 

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▲パフォーマンス感丸出しでトー横界隈を「視察」する小池都知事

 

小池都知事の詳細へ

 

ホストクラブのtiktok動画が面白い!

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私は動画閲覧でYouTubeをよく観ますが、tiktokもときどき観ます

ほとんどは女の子が踊ってる動画とかネコ動画なんですけど、ときどきそうじゃない動画もある

その中で、yuki__tachibana というtiktokチャンネルを見つけたんだけど、これがメチャ面白い!

新宿歌舞伎町のホストクラブが舞台で、各回がミニストーリーになっている

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この種のストーリー性のある動画は、あらかじめ台本がある場合(芝居)が多いみたいだけど、このチャンネルには芝居感が少なく、生の現場ドキュメンタリー風に仕上がってる

台本無し(たぶん無いケースが多いんだと思う)でこれだけ完成度の高い、面白い動画に仕上がっていることに感心します

橘優輝(たちばなゆうき)さんという主役のホストクラブ・マネージャーのアドリブ能力がスゴい訳で、彼の頭の回転の速さとか人柄の良さが動画から伝わってきます

橘さんは今じゃ、tiktok界の有名人らしい

あとは周囲の店内スタッフが交代で、常にスマホカメラを橘さんに向けて動画を撮り続け、その大量に撮影された動画をうまく編集してるのかな?(たぶん専門の編集スタッフもいると思う)

私はホストクラブへ行ったこと無いけど、この動画を見ていると、思ったより健全な業界なんだなぁと感じるし、この動画シリーズはホストクラブ業界のイメージアップも狙ってると思いますね

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私はキャバクラやガールズバーなら、客としてかなり通ったこともあるんだけど、あの業界も働いてる人たちは、世間のイメージよりマジメな人が多いように感じています

キャバクラやガールズバーでは、接客する側が「(じょう)」で、される側が「客」

「キャバ嬢」とか言われますよね

これがホストクラブだと、接客する側はもちろん「ホスト」で、される側は「(ひめ)」と呼ばれているようです

そして「」の多くは「」なのです!

嬢として客の相手をしてたまったストレスを、ホスト相手に姫は発散しているみたい

ただ、ホストクラブに通っているうちに、姫がホストに本気でホレてしまうというのはよくあることのようで、そこに別の姫が絡んで三角関係の修羅場になったりする

そこに橘さんが間に入って何とか解決したりする訳で、その辺もこの動画チャンネルはうまく描写しています

怒り狂った姫が店に乱入して「××ちゃん(ホスト)を出せ!」とか叫んでる場面もありますが、その時の「××ちゃん」のオロオロした表情が実にいい味だしてる

数年前に、メンヘラ気味の姫がホストを刺す殺人未遂事件も起きていますね

キャバクラ(ガールズバー)でも客が嬢に本気でホレるというのは時々あることですけど、姫がホストに本気でホレてしまう比率は、それよりはるかに高そうです(男性心理と女性心理の違い?)

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それともう一つ大きな違いは、キャバクラ(ガールズバー)で客が使うカネが数千円から数万円なのに対して、姫が使うカネはそれよりかなり大きいこと

何しろ嬢は高額所得者が多いですからね

ホストクラブでは、毎月ホストの売上ランキングを出して、ホスト同士を競わせます

自分がヒイキにしているホストを店のナンバーワンにするために、姫は大金を貢いだりします

動画に出て来る金額の大きさに驚きますよ

 (^_^;)

tiktokチャンネル(yuki__tachibana )へ

 

亀谷蒼を指名手配 歌舞伎町殺人事件

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▲まだ逃亡中の犯人・亀谷蒼

 

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新宿の歌舞伎町のビル屋上で、男性が暴行を受けて殺害された事件で、警視庁は12/2、犯人の住所・職業不詳、亀谷蒼(24)を指名手配した。

発表によると、亀谷蒼は11/27、新宿区歌舞伎町の雑居ビル屋上で、住所・職業不詳の氏家彰さん(43)を殴るなどして殺害した疑い。

警視庁は、亀谷蒼が、18歳少年ら3人(逮捕済み)と暴行を加えたとみている。

亀谷蒼は身長1メートル75くらい。

情報提供は、警視庁新宿署捜査本部(03-3346-0110へ。

 

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新宿殺人未遂事件(2)

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▲高岡由佳容疑者(21)

 
 ネット界では、このような恐ろしい事件を
  「地雷女を踏んだなどと表現しています
 確かに歌舞伎町は 地雷原かも  ((((;゚д゚))))
 
事件は5月23日午後3時50分ごろ発生。
東京・東新宿のマンションの自室で交際男性の腹部を殺意を持って複数回刺したとして、警視庁新宿署はこの部屋に住む高岡由佳容疑者(21)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。

男を刺した、と110番通報があり、捜査員が駆けつけるとマンション1階のエントランスで男性が裸で倒れていて、その横に容疑者が座り込んでいたそうです。現場を目撃した女性がこのとき撮影したとする写真をネットにアップしたことで事件はあっという間に有名になりました」(民放テレビ局記者)

また、移送される際に容疑者が笑顔を見せたことも“サイコパス”“狂気”などと話題を呼んだ。
ガールズバーの客だった女性は、

「さみしいときはかまってくれたり、たわいもない自分の話を聞いてくれて優しい女性だった」

いつも優しくしてくれた“推し店長”の逮捕に、動揺を隠せなかったという。
捜査関係者によると、2人が出会ったのは昨年の10月。
容疑者が店長を務めていた歌舞伎町のガールズバー『ときめきBinBim』に被害男性が客として来店したことから男女の関係が始まったという。

「ガールズバーは昨年の10月に高岡容疑者を店長にしてリニューアルオープンしたので、被害男性はオープン当初からの客ですね。被害者の男性は高岡容疑者が勤める店から徒歩3分の距離にあるホストクラブに勤めるライトくん(仮名・20代)。お互いに店に通い合ううち仲を深めていったようです。“ずっと一緒にいたい”と、今年4月から同棲を開始。同月中に高岡は店を辞めていて、ライトくんは初のナンバー3になっています。高岡はライトくんに相当お金をつぎ込んでいたともいわれています。高岡はスポンサーがいたのではないかとウワサされていて、店長を辞めたことでそのスポンサーとも離れ、ライトくんだけに身を捧げていたのかもしれません」(事情を知る関係者)

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開店早々に客と恋に落ちる恋愛体質。
結局、店長としての職務はわずか半年だったということになる。
同棲して1か月もたたないうちに起きた事件。
2人に何があったのだろうか。
捜査関係者によると、

「“最近、彼が冷たい”と気に病んでいたようです。当日も被害者の帰りを部屋でひとり待っていたが男性がなかなか帰ってこなかった。男性が置き忘れたケータイを盗み見たら知らない女性とのツーショットがあったそうです。でも帰宅した被害者を責めたりはせずに、“複雑な気持ちで一緒にカーテンをつけた”と供述しています。そして被害者が寝入ったところで刃物を突き刺した。驚いた被害者はそのまま1階のエントランスまで逃げて……」

衝撃の写真はこのときに撮られたものだという。

「高岡容疑者は動機について“悲しくて死にたくなり、どうしたら好きでいてくれるか考えた。一緒にいるためには殺すしかないと思ったので犯行に及んだ。死んでくれたらずっと一緒にいようという言葉が現実になると思った”などと供述しています」(捜査関係者)

供述に関しても大げさで、ひとりよがりな印象を受けるが、冒頭の女性客は高岡容疑者について、

「ゆのピー(高岡容疑者の源氏名)は、歌舞伎町では貴重な純情な娘だっていう印象ですよ。勤めていたお店はワイワイ系のノリなんだけど、1対1で話せる珍しい若い娘。ウェーイ! みたいなノリが苦手な私にはその存在がありがたかったです。このへんの若い娘は大勢でワイワイっていう感じの娘ばかりだから。ホストの彼氏のことも信じすぎちゃったのかもしれないなって思う。プライベートの彼女のことは知らないけど、恋愛の話になったときに“一途なんです”って話していました」

一方で、そのノリが重苦しいと感じて離れた客も。

「私はただ騒げればいいのに。(高岡容疑者とは)合わないから行かなくなった」

自殺や心中事件などに詳しいジャーナリストの渋井哲也さんは、

「相手も殺して自分も死ぬつもりだった、という供述が真実であれば、恋愛トラブルによる無理心中未遂とみることもできる。しかし、死のうとはせず自ら110番通報している。浮気を疑いながら問いただすことができず、そのストレスも怒りを増幅させたのだろう。被害男性のことを好きすぎたと言っていることから考えると、殺すことによって手に入れようとしたのかもしれない」

続けて、

支配欲が暴走し、相手の生死を握ろうとするケースは珍しくない。行政の情報管理が問題となった逗子市ストーカー殺人や、リベンジポルノが社会問題化した三鷹市ストーカー殺人などの犯人にもそうした支配欲が見え隠れしていました」

男性は一時、意識不明の重体になったものの、現在は一命をとりとめ治療しているという。
容疑者は自ら110番通報はしたが119番通報をしなかった理由として、

「死んでいくさまを見ていたかった」

「好きで好きでしかたなかった」

とも供述しているという。
ゆがんだ愛情を真実の愛と勘違いし、被害者に押しつけたのか。
身勝手な犯行はこれからどう裁かれるのだろう。

新宿殺人未遂事件(1)へ

 

都会の楽園

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出張で地方都市へ行くと、たまたまスポーツ大会なんかにぶつかって、普通のホテルがどこも満室という非常事態がときどきあります。
そんなとき役に立つのがラブホテル。
生理的に絶対イヤという人は仕方がないけど、そうでなければ、非常にコスパの良い多目的空間になります。
最近は豪華な個室カラオケとして利用してるグループも多いそうです  (^_^;)
 


 
ラブホテルが進化している。
「ラブからレジャーに」を合言葉に、かつてのいかがわしいイメージを一新。
女性向けコスメや入浴剤の充実はもちろん。ジェットバス、日焼けマシン、カラオケなど、人目を忍んで情事にふける不倫カップルには、到底使い切れないほどの設備が揃っているのだ。
週末の夜以外は都内のラブホは閑散としていて穴場といえる。
ラブホはカップルよりお一人様のほうが満喫できる」がモットーの記者が、改めてその嗜み方をご案内しよう。
訪れたのは土曜朝の新宿・歌舞伎町
“事”が済んで街中へと向かうカップルを尻目に、「G」というラブホに到着。
サービスタイムは10~20時の間で最大10時間、休憩料金と同じ5800円で利用が可能。
受付で料金を支払いお部屋へ。
ドアを開けるとシトラス系のアロマの香りが心地よく鼻腔をくすぐる。
部屋に入るやいなや、すぐに服を脱ぎ捨て、全裸でキングサイズのベッドにダイブ。
空調で冷えたシルクのベッドカバーが心地いい。
裸で大の字に倒れたまま、2度、3度と、背面での空中浮遊に挑戦してみる。
家で同じことをすれば年頃の娘から「おっさん、キモい、死ね」と罵倒されるだろうが、幸いココには誰もいない。
大島優子も橋本マナミも部屋では全裸だし、恥ずかしいことは何もない。
炎天下で火照った体を冷ましたところで、お風呂に湯を張りつつ、コンビニで大量に仕込んできた缶チューハイを開ける。
最新マッサージチェアに腰をかけ、50インチのテレビをオン。
VODのチャンネルをザッピングし、『闇金ウシジマくん』なんかをダラダラと観賞する。
もちろん、アダルトビデオも充実してる。
一人泡風呂を満喫したり、フロントからWiiの『桃太郎電鉄16』を借りて擬似日本旅行に出発したりと完全自由な一人時間。
1時間500円程度で自由すぎる時間を満喫できて、遊び方のバリエーションは無限── 。
一人ラブホは都会の楽園なのだ。
【結論】ラブホの充実した設備は“カップルより一人”のほうが使い倒せる!
充実度(最高は5)★★★★★
予算 約5000円  所要時間 6~10時間
 

ミリオン出版 消滅

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2018年11月末日をもって、サブカル分野で異彩を放ってきた「ミリオン出版」がその歴史に幕を下ろすことが明らかになりました。
詳細は、本誌ライターが少し前にすでに報じています。

ミリオン出版は70年代に創業し成人雑誌をメインに大きくなった出版社ですが、80年代に入ってからは様々なカルチャー誌を大ヒットさせてきました。
「S&Mスナイパー」からはじまり、「ティーンズロード」「GON!」「URECCO」「egg」「MEN’S KNUCKLE」「実話ナックルズ」という代表的な作品を筆頭に、膨大な量の派生誌を誕生させます。
名物編集者の比嘉健二氏(のちに社長)は、その類まれなる発想力で他社にはない雑誌を生み出してきました。
ほとんどの雑誌の誕生に関わっており、まさにミリオン出版進撃の鍵となった人物でした。
比嘉健二氏に憧れて入社する編集者も多く、現在でもそのチルドレンは各界に広がり存在しています。
しかし、折からの出版不況、2010年代からの比嘉健二氏不在によってか、コンビニエンスストアを主戦場としていたミリオン出版は次第に規模を縮小していきました。
数え切れなかった月間発行数は激減し、現在は数誌の定期刊行物しかありません。
状況を見れば、ここまで存在し続けたことが「大健闘」だったと言えるでしょう。
ミリオン出版が倒れてしまうことは、業界はもちろん、青春時代にそのカルチャーに触れた40代以上にとっては衝撃的な出来事かもしれません。とても残念ですが、これが現実です。
倒産ではなく、消滅というのがミリオンらしいですね。
ミリオン出版を支えた全員に贈ります。42年間、お疲れ様でした。
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 ウラ社会の情報源として
  貴重な存在でした  (T_T)
 

激辛グルメ祭り


大久保公園(新宿区歌舞伎町)の特設会場で8月21日~9月17日「激辛グルメ祭り2018」が開催される。
今年で6回目の開催。
インド、タイ、ベトナム、韓国、中国料理など、世界各国を代表する激辛グルメの店が一堂に会す。
広報担当者は「激辛ビギナーからマニアの方まで、多くのファンに支持されている祭典。昨年もオープン前からかなり長い行列ができ、会場内もにぎわっていた」と話す。
2015年からラウンドごとに店舗や料理を入れ替える「ラウンド制」システムを取り入れた。
「何度でも通えて、さまざまなメニューを楽しんでいただけたらと考えた。
昨年は3ラウンド制だったが、今年は4ラウンドに増やし、実質25日間行う」と担当者。
昨年12万人だった来場者は、今回20万人を目標にする。
出店は原則1週間交代で、各ラウンドにはそれぞれ9店が出店する。
そのうち、8月21日~26日は5店、続く28日~9月2日は3店、4日~9日2店、11日~17日3店の、計13店が初出店店舗。
1ラウンドの出店者は、広島のソウルフードでもある汁なし坦々麺の「キング軒」や燻製カレーの「くんかれ」、「麻布バッファローウィングス」、韓国料理「プングム」、ベトナム料理「BANH XEO SAIGON」など。
食券制でサイズ・メニューにより800円、1,000円、1,200円。
ローソンチケット「O-チケ」では50円引きの食券が購入できる。
昨年同様、平日11時から18時まではアルコール類を半額で提供する。
「昨年は全ラウンド参加してくださった方もいらっしゃった。暑い夏に、さまざまな激辛料理を楽しんでもらえたら」と参加を呼び掛ける。
開催時間は11時~21時。入場無料。雨天開催(荒天時は中止の可能性あり)。
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歌舞伎町DEEP

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23173944_15592こんにちは、ミュージシャンでメシ通レポーターのDJ SASAです。
生まれ故郷の食都、四国・高知から東京に出てきて約30年経ちますが、上京した頃と比較するとすっかり街のイメージがクリーンになった感のある新宿歌舞伎町。
メインストリートには新しく「ゴジラ通り」ができていたり。街行く人々の顔ぶれもかなり国際的になりましたね。
一方で、まだまだアジアの雑多な街角を思わせる一角も残っています。
今回は自分が10年来通っているお店を訪問するべく、群がる客引き、呼び込みをかいくぐって歌舞伎町の裏路地を目指します。
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歌舞伎町の焼肉屋には
 ときどき行きます  (^_^;)
 
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台湾人の歌舞伎町

kabukichobook_thum630【書評】『台湾人の歌舞伎町 新宿、もうひとつの戦後史』/稲葉佳子 青池憲司・著/紀伊國屋書店/1800円+税
【評者】与那原恵(ノンフィクションライター)
終戦直後の新宿歌舞伎町あたりは焼け野原だった、と話していたのは、故種村季弘さん(ドイツ文学者)である。
私が子どものころ、歌舞伎町は映画を見に行くところで、帰りにロシア料理店に寄るのが楽しみだった。
父に連れられて何度か行った沖縄料理屋「南風」は女優の嘉手納清美の実家だと知られていて、在京沖縄人が集う店だった。
この歌舞伎町がかつて野原だったとは想像もつかなかったが、たしかに昔の歌舞伎町には「新開地」の雰囲気が残っていた。
戦前は小さな商家や住宅が混在し、高等女学校があった旧角筈一丁目北町だが、空襲により空白地帯となった。
終戦後、この一帯を興行街にする計画が立ち上がる。
歌舞伎劇場の建設が予定され、町名も「歌舞伎町」に変更された。
結局、歌舞伎劇場建設は頓挫したものの、映画館や娯楽施設がつくられ、その周辺に個性的な飲食店が誕生していった。
こうした歌舞伎町の発展には台湾人の活躍があったことを本書は明らかにしていく。
名曲喫茶「スカラ座」や「らんぶる」、そして「風林会館」や「アシベ会館」などの創業者は台湾人であったことに私は驚いた。
著者は丁寧な聞き取りと資料調査を重ね、ドラマに満ちた「もうひとつの歌舞伎町史」を描きだす。
台湾人創業者の多くは、戦前から日本に「内地留学」していた若者たちだ。
日本統治下にあった台湾から留学をすることができた彼らは、富裕な家に生まれたインテリ青年だが、終戦により裸一貫となってしまう。
台湾の政治状況も混乱をきわめており、日本にとどまらざるを得なくなった彼らは、まず新宿西口の闇市マーケットで商売を始めるのだが、やがて閉鎖されてしまう。
そこで、新しく生まれたまち歌舞伎町に活路を見出していったのだ。
台湾人華僑のネットワークや金融組織なども興味深いが、彼らのビジネス哲学は利益を求めるだけではなく、人が集う場としての魅力、広い意味でのまちの文化をつくろうとした気概を感じる。
※週刊ポスト2017年11月3日号
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 らんぶる創業者が台湾人とは
  知りませんでした (^_^;)