指を切断 エスカレーターで

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 
21日午前8時半ごろ、川崎市高津区のJR南武線武蔵溝ノ口駅南口の上りエスカレーターで、同区に住む会社員女性(55)が、手すりに左手を挟まれ、中 指と薬指を切断する大けがを負った。
女性は病院に搬送されたが、命に別条はないという。高津署などが事故原因を調べている。
同署や市道路施設課によると、女性はエスカレーターの左側に立ち、手袋をした左手で手すりをつかんでいた
乗ってから約1メートルの地点で指を挟まれたが、自力で指を抜いたという。市消防局によると、女性は中指と、薬指の先端部分を切断したとみられる。
同課によると、手すりはステンレス製レールに幅80ミリのウレタン製ベルトが巻き付いた形状になっている。
巻き付いたベルトの先端とレールの間には、「遊び」として最大約4ミリの隙間があり、その隙間に手袋ごと挟まれた可能性があるという。
エスカレーターは南口バスターミナルと改札前の自由通路をつないでおり、上り下り2基が併設されている。市はこのエスカレーター2基の使用を当面見合わせる。
日本エレベータ協会は「エスカレーターの手すりに指が挟まれる事故はほとんど聞いたことがない」としている。
勤務先が同駅近くの男性(35)は「よく利用するので、事故が起きると怖い。早く原因を解明して安全に使えるようにしてほしい」と話していた。
 
旋盤などの工作機械を扱う工場では、作業中に軍手などの手袋をするのは禁止されています。
手袋をしていると機械に引き込まれて、指を切断するような事故につながりやすいからです。
エスカレーターだって、機械です。(;´Д`)
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*