東京の歌舞伎町で「新宿コマ劇場」の跡地に複数のスクリーンを備えた「シネマコンプレックス」とホテルが入るビルが、ことし4月にオープンすることになり、地元では新たな客層を呼び込むきっかけにしたいと期待が高まっています。
新宿の歌舞伎町で6年前に閉館した「新宿コマ劇場」の跡地では、30階建てのビルの建設が進められていて、12のスクリーンを備えた「シネマコンプレックス」と、客室1000室のホテルが入ることになっています。
このビルについて、運営会社はことし4月にオープンすることを決めました。
ビルの8階のテラス部分には歌舞伎町を訪れる外国人の観光客が増加していることから、海外でも人気が高い映画シリーズ「ゴジラ」の実物大の頭部が設置されるということです。
一方、地元の商店街などはビルのオープンを前に歌舞伎町の店を紹介する新たなガイドブックの制作を進めているほか、警視庁と連携して飲食代で法外な料金を請求される「ぼったくり」などを繰り返す悪質な店の排除を進めていて、女性や家族連れといった新たな客層を呼び込むきっかけにしたいと期待が高まっています。
「歌舞伎町商店街振興組合」の片桐基次理事長は「多くの人に歌舞伎町を訪れてもらい、安全に楽しんでもらえるよう、ビルのオープンをいいきっかけにしたい」と話していました。
歌舞伎町に居づらくなった 悪質な店やヤクザが
池袋方面へ 移動しているらしいよ (;´Д`)