去年2月、埼玉県松伏町で金塊の買い取り業者がスプレーのようなものを吹きつけられて現金3000万円を奪われた事件で、警察は26日までに川岸史典、向賢二ら男4人を強盗の疑いで逮捕しました。
去年2月28日、埼玉県松伏町の駐車場で金塊の買い取り業者が川岸史典、向賢二の2人組の男にスプレーのようなものを吹きつけられ、現金3000万円が入ったスーツケースを奪われました。
警察が付近の防犯カメラの映像を分析するなどして捜査を進めた結果、千葉県松戸市の無職、川岸史典容疑者(54)や埼玉県草加市の自営業、向賢二容疑者(46)ら、男4人が事件に関わったとして先週までに強盗の疑いで逮捕しました。
川岸史典、向賢二ら男4人のうち1人はその後、処分保留で釈放されたということです。
草加市内では去年2月、同じような手口で別の金塊の買い取り業者が襲われ、金の純度を測るための機械が奪われる事件も起きていて、警察は川岸史典、向賢二の2人がこの事件に関与したとして26日、強盗傷害の疑いで再逮捕しました。
警察は、川岸史典、向賢二ら男4人のほかにも一連の事件に関わった人物がいると見てさらに詳しく調べています。