読書 蛭子の論語

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蛭子の論語★2011_01

蛭子さんの新書3冊のうち「死にたくない」「ひとりぼっちを笑うな」を読んだので、もう1冊もついでに読んでみた

予想されたことだが、専門の物書きではないので、ネタ切れと言うのか、前2冊との重複が非常に多い

論語とはミスマッチ感も多々あるが、新書編集者の思い付きのアイデアに乗って、本にしちゃった感じ

仕事が来ると断れないと自分でも言っている

とにかく他人との対立を好まず、時には「怒る能力の欠如」かと思われるほど、ひたすら従順に温厚に目立たず生きようと努力して来た人

ただ普通の人とちょっと(かなり)波長が異なり、それを余り隠さず「正直に」出すところが大ウケしている

世の中には、周囲との波長の違いを自覚しながらも、それをひた隠しにして無理に「協調性」を発揮し、息苦しさを感じている人たちから支持されているのだと思う

いま若い人のSNSで「おまえ友達いないだろ」と並ぶ侮辱の言葉が「空気が読めない(KY)奴」なんだそうだが、蛭子さんは「そんなこと、気にしなくていいんじゃないの?」と言ってます

平和島の競艇場へ行って、一人で「ぼぉーっと」レースを見ているのが最高に楽しいそうだ

私は列車に乗って車窓の景色が流れていくのを、一人で「ぼぉーっと」眺めているのが至福の時間なので、とても共感を覚えます

(^_^;)

 

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