中村屋ビル&美術館 10/29グランドオープン

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外観イメージ中村屋と三井不動産が新宿三丁目に建設中の商業ビル「新宿中村屋ビル」は、10月29日にグランドオープン。

所在地:東京都新宿区新宿三丁目26番13号
「COACH(コーチ)」の日本初となる新コン セプトショップなど全12店舗が入る。

中村屋は、1901年に本郷の東京大学正門前でパン屋として創業。
1909年に本店を現在の新宿三丁目に移転し、移転と同時に和菓子、大正時 代には洋菓子の製造・販売を始めた。
また、1927年に喫茶部(レストラン)を開設するなど時代のニーズと新宿の街の発展とともに事業を拡大。
本店を建て 替えて開業する「新宿中村屋ビル」は、事業主の中村屋から委託を受けた三井不動産が、デベロップメントマネージャーとして建物竣工までの開発計画の立案、 設計・施工管理、テナント誘致などを行っている。
「新宿中村屋ビル」の総店舗面積は約4,200平方メートル。
1・2階にオープンする「COACH」は、エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレ クターStuart Vevers(スチュアート・ヴィヴァース)を筆頭にStudio Sofield(スタジオ・ソフィールド)と協働で開発を進める次世代ストアコンセプトを採用。
バッグや革小物、サングラス、ジュエリーなどのアクセサ リーをはじめ、アパレルからフットウェアまでトータルアイテムを揃える。
中村屋は地下2階のレストラン&カフェ「Manna(マンナ)」と地下1階のデリ カ&スイーツ「Bonna(ボンナ)」、3階の「中村屋サロン美術館」、8階のレストラン「Granna(グランナ)」を運営。
「Granna」はインド や中国、ロシア、フランスなど各国の料理を紹介する中村屋のノウハウにモダンな要素を加えたメニューを提供し、店内には緑が望めるゆったりとした空間を取 り入れる。
店舗一覧
8F レストラン / Granna(グランナ)/ 株式会社中村屋
7F カフェダイング /(仮称)cafe de le coton(カフェ デ ル コトン)/ 株式会社オペレーションファクトリー
6F 飲食店 / KICHIRI(キチリ)/ 株式会社きちり
5F サロン / Olive’s by neolive(オリーブス バイ ネオリーブ)/ 有限会社ネオリーブ
5F サロン / joemi by Un ami(ジョエミ バイ アンアミ)/ 株式会社un ami
4F エステティックサロン / エステティック ミス・パリ / 株式会社シェイプアップハウス
4F エステティックサロン / 男のエステ ダンディハウス / 株式会社シェイプアップハウス
3F 美術館 / 中村屋サロン美術館 / 株式会社中村屋
3F 旅行 / 近畿日本ツーリスト / 近畿日本ツーリスト個人旅行販売株式会社
1・2F 服飾雑貨 / COACH(コーチ)/ コーチ・ジャパン合同会社
B1F デリカ&スイーツ / Bonna(ボンナ)/ 株式会社中村屋
B2F レストラン&カフェ / Manna(マンナ)/ 株式会社中村屋
 
中村屋の 「インドカリー」
カレオタの定番です (^_^;)
 

 

新宿三丁目に「中村屋サロン美術館」がオープン

「小女」 中村彝 1914年
 
2014年10月29日、新宿に新たに「中村屋サロン美術館」がオープンする。場所は、新宿中村屋本店ビル跡地に開業する「新宿中村屋ビル」の3階だ。これを記念した特別展も開催される。
「新宿中村屋」は、和菓子・洋菓子、菓子パン、中華まん、レトルト・缶詰のカレー等の製造販売やレストランの経営を手掛ける老舗食品メーカーだ。
相馬愛蔵・黒光夫妻によって、1901年に創業された。
夫 妻は「己の生業を通じて文化・国家(社会)に貢献したい」という気持ちを持ち、明治の末から大正にかけて、美術、演劇、文学、その他広い分野にわ たる人々に対して支援を送り続けた。その結果、中村屋には、多くの芸術家が集まるようになり、いつしか”中村屋サロン”と呼ばれるようになる。
今回オープンする「中村屋サロン美術館」は、主に中村屋サロンに集まった芸術家の作品を収蔵し、小規模ながら日本近代美術史の文化の薫りを感じられるものとなっている。
←「小女」 中村彝 1914年
 

開館記念特別展では「中村屋サロン」にフォーカス

碌山と遺作「女」の像
また、美術館の開館を記念して開催される開館記念特別展「 中村屋サロン―ここで生まれた、ここから生まれた―」も2014年10月29日から2015年2月15日の期間に開催。
今回の展覧会では、「中村屋サロン」に着目し、この地で生まれた作品やここでの交流をきっかけに生まれた作品を2章に分けて、約50点を展示する。
また、作品の背景にある中村屋のエピソードも併せて紹介する。
特に、中村屋サロンに最も影響を与えながら30歳の若さで夭逝した芸術家・荻原守衛(碌山) にフォーカスがあてられる展示となるようだ。
芸術家たちが互いに切磋琢磨した作品の数々が、ときを越えて集結する。
芸術の秋、芸術家たちの息吹を感じられる展覧会にぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
 
←碌山と遺作「女」の像
nakamuraya.co.jp

 
 

イベント詳細

<施設概要>
名称:中村屋サロン美術館
オープン日:2014年10月29日
住所:東京都新宿区新宿三丁目26-13 新宿中村屋ビル3階
<主な所蔵作品>
彫刻:荻原守衛(碌山) 「女」「坑夫」
絵画:中村彝(つね) 「小女」「麦藁帽子の自画像」
高村光太郎 「自画像」
書:會津八一 「林下十年夢」「湖辺一笑新」
<展覧会概要>
名称:「中村屋サロン美術館 開館記念特別展 中村屋サロン-ここで生まれた、ここから生まれた―」
会期:2014年10月29日~2015年2月15日
開館時間:10:30~19:00 ※入館は、18:40まで。
休館日:毎週火曜日、2015年1月1日
入館料:一般300円 ※高校生以下、障害手帳呈示及びその介護者(1名)は無料。
 

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