宙玉(そらたま)

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宙玉(そらたま)は私が2009年に考案した撮影方法だ。
フィルターに穴を空けてそこに透明球を接着する。
透明球に映る光景を接写することにより、透明な玉が空中に浮かんでいるような写真を撮影することができる。
接写なので玉にピントを合わせるとバックがきれいにボケてくれるというのがポイントだ。
現在は製品化され、ガラスのフィルターに光学ボールレンズが取りつけられているが、工作する場合にはアクリル板にアクリル球を接着する方法を紹介してきた。
ただしアクリル板に丸く穴を空けるというのもそれなりに技術を必要とするので、今回はラップフィルムを使う方法を紹介したい。
ラップフィルムというのは食材や料理を包んだりする時に使う透明フィルムのこと。
これを2枚使って透明球を挟み込むというのが今回紹介する方法だ。
普通に玉を挟むと放射状にシワが入ってしまうので、シワが入りにくい方法を今回考えてみた。
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