緑:80点以上(安全) 黄:55点以上(普通) 赤:55点未満(注意)
「地盤ネットホールディングス」が発表した「いい地盤ランキング」は、北海道胆振東部地震により地盤液状化に対する関心が高まっていることから、都内の生活者に各地域の災害リスクを把握し、自主防災に役立ててほしいと発表された。
23区で2位となった杉並区は武蔵野台地中央部に位置し、区の大半は台地面で占められているものの、台地を削る小さい河川(妙正寺川・善福寺川・神田川)の谷底低地では注意を要する場合があるという。
1位は起伏の少ない武蔵野台地上にあることから練馬区、3位は豊島区。
東京都区市町村では、1位=国分寺市、2位=西多摩郡瑞穂町、3位=小平市で、杉並区は23位。
担当者は「ランキングは地盤ネット総研の独自基準のものなので、災害の起きやすさは考慮されていない。不安をあおるものではないので、住宅建築の際は個別に地盤調査などを実施の上、地盤・建築の専門家にご相談いただければ」と話す。
杉並区、世田谷区は 革新系区長の地盤で
そのせいか 区役所職員の態度が悪い!
として有名です (;´Д`)
地盤ネット総研では2016年11月28日(いい地盤の日・日本記念日協会認定)』に47都道府県の「いい地盤ランキング」を発表しました。(参考:http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=announcement&sid=33480&code=6072)北海道胆振東部地震により地盤液状化に対する関心が高まっており、地盤ネット総研では、東京都の生活者の方に各地域の災害リスクを把握し、自主防災に役立てていただくため、この度のランキング集計及び発表に至りました。
■東京都区市町村のランキング結果 上位3位と解説
<東京都区市町村> ※島しょ部を除く
1位 国分寺市 86.68点
市域の大部分を占める高台上の平坦地である武蔵野台地と、国分寺崖線を境に一段低い立川台地など、大部分が平坦で安定した地域であることから東京都1位となりました。
2位 西多摩郡瑞穂町 86.33点
町の大半が武蔵野台地の北西端に位置しており、一部の人工造成地を除き、洪積層の良好地盤が多いことから上位のスコアとなりました。
3位 小平市 86.05点
地形が平坦(たいら)だったことから市名が名付けられたことからもわかる通り、武蔵野台地の平坦な土地が大部分であることから上位のスコアとなりました。
<23区のみ>
1位 練馬区 80.59点(東京都16位)
30~40m程度の起伏の少ない武蔵野台地上にあり、川沿いの人工造成地を除いてはほぼ安全な場所が多く、23区での1位となりました。
2位 杉並区 77.32点(東京都23位)
武蔵野台地中央部に位置しており、区の大半は台地面で占められているものの、台地を削る小さい河川(妙正寺川・善福寺川・神田川)の谷底低地では注意を要する場合があります。
3位 豊島区 74.90点(東京都28位)
豊島区は、北を荒川、南を多摩川にはさまれた武蔵野台地の東部に位置しています。海抜8mから36m程度との台地と谷による変化に富んだ地形です。
※いずれも、地図情報や地形情報マップだけでなく、個別調査によって地盤のことを知る必要があります。
<東京都区市町村ランキング>
緑:80点以上(安全) 黄:55点以上(普通) 赤:55点未満(注意)
<ご注意>
このスコアランキングは地盤ネット総研の独自基準によるもので、災害の起きやすさは考慮されていません。
また、不安を煽るものではありません。実際の住宅建築に当たっては、個別に地盤調査などを実施のうえ、地盤・建築の専門家にご相談下さい。
<集計方法>
・調査対象は、島しょ部を除く東京都全土。
・国土交通省 国土数値情報1/10細分メッシュ区画(約100mメッシュ)のメッシュの中心地における「地盤安心スコア」を抽出、さらに住宅密集地のスコアを集計するため、国土交通省 国土数値情報「土地利用細分メッシュデータ」、「土地利用種別(平成21年度、26年度)」より、「建物用地」として区分されているメッシュのスコアを集計。
・上記スコアを区市町村に集計し、平均スコアを集計した。
・サンプル数:376,547地点(建物用地にて絞りこみ後)
・東京都平均71.8点(参考:全国平均70.3点)