麻央ちゃんが抜けた穴を埋める新女王が誕生
日本の選手層の厚さが感じられます (^_^;)
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが6日(日本時間7日)、カナダ・バンクーバーで開幕。
女子ショートプログラム(SP)では紀平梨花(関大KFSC)が82.51点の今季世界最高得点をマークし、アリーナ・ザギトワ(ロシア)らを抑え、堂々の首位に立った。
16歳が与えた衝撃に対し、海外のファンは「もう2022年五輪女王でいいよね」「これはとんでもないぞ」と大興奮している。
「Rika Kihira」の衝撃は全世界を駆け抜けた。
ドビュッシーの「Clair de Lune」のメロディーに乗せた16歳は冒頭で代名詞のトリプルアクセルを完璧に決めると、3回転フリップ―3回転トウループのコンビネーションも見事に着氷。
最後の3回転ルッツを決めると、日の丸が揺れる中、バンクーバーのアリーナは万雷の拍手に包まれた。
叩き出した得点は82.51点。ザギトワがGPシリーズ第5戦のロステレコム杯で記録した80.78点を上回る、衝撃の歴代世界最高得点!。
特に技術点(TES)は驚異の47.36点だった。
ザギトワに約4.5点差をつけ、16歳対決の前半戦を制した紀平に、世界のスケートファンはツイッター上で大興奮状態だった。
吹き荒れる賛辞
「疑いなく美しい」
「これはやばすぎるぞ、リカ・キヒラ。衝撃です。明らかにいい意味で」
「リカ・キヒラは2022年五輪チャンピオンということでいいよね」
「アリーナを今倒せるのは彼女だと本当に確信したんだ」
「なんて美しいスケートなの、リカ・キヒラ。あまりにも可愛らしい」
「フリーが間違いなく楽しみ。そして、もう1回、リカ・キヒラのファンタスティックなプログラムを見なければ…」
「ドビュッシーの調べに乗せたリカ・キヒラのトリプルアクセルは必見。何てSPなんだ」
「キヒラがフィギュアスケートの新時代の幕を開けた。芸術性や細部を犠牲にすることなしにトリプルアクセルを見せる。コンビネーションの着地も、スケートも疑いなく美しい」
「リカ・キヒラをどれだけ愛しているのか、表現できないよ」
演技直後、海外で賛辞が吹き荒れた。
世界のファンも初挑戦のGPファイナルの大舞台で魅せた16歳の圧巻の舞いにすっかり魅了されていた。