暴行の疑いで現行犯逮捕された、元プロ野球選手の村田兆治(72)が、9月25日に送検された
午前7時35分ごろ、警察官数人に囲まれ、前を向いて警察車両に乗った
手錠に腰ひもという姿を公開され、スポーツ界の頂点から一介の犯罪者に転落したことを、セキララに示した
逮捕容疑は23日午後、羽田空港の保安検査場で、女性検査員の左肩を右手で押すなどした疑い
村田容疑者は保安検査場の金属探知機に何度も引っかかっていた
空港関係者によると、携帯電話を手にしていたため、金属探知機が反応したとみられる
金属探知機を通るとき、スマホや携帯電話は別トレーの上に置くのが普通だが、拒否したのだろうか?
取り調べに対して「肩を押してない」などと容疑を否認しているが、防犯カメラには一連の騒動が記録されている
村田兆治(むらた・ちょうじ)
1949年(昭24)11月27日生まれ。広島県本郷町(現三原市)出身。
福山電波工(現近大広島高福山)から、67年度ドラフト1位で東京オリオンズ(現ロッテ)入団。
マサカリ投法と呼ばれる独特のダイナミックな投球フォームから剛速球とフォークを操り、プロ通算215勝177敗33セーブ2363奪三振、防御率3・24。最多勝1回などタイトル多数。
右ひじ手術を乗り越え、85年カムバック賞。
通算148暴投はプロ野球記録。
40歳まで現役を続けて名球会入り。
05年野球殿堂入り。
解説者としても活躍。右投げ右打ち。