三井不動産グループが販売した横浜市都筑区の大型マンションで、基礎部分の杭の打ち込み不足や工事データの転用が見つかった問題で、打ち込み工事を請け負った旭化成建材の親会社の旭化成は、調査委員会を設置してデータ転用の経緯を調べるとともに、旭化成建材が過去10年ほどの間に手がけた物件でも不正がなかったかを調査する方針を明らかにした。
物件数は全国で最大3000件に上り、マンションだけでな く、商業ビルや工場なども含まれるという。
旭化成建材は、工事データの一部改ざんを認め、「作業の不手際でデータの一部が欠損したり、うまく取得できな かったりしたため、正常なデータで取り繕おうとした」などと説明している。
問題のマンションは4棟計705戸で2007年に完成した。
14年11月、西棟(11階建て)と隣の中央棟(12階建て)をつなぐ渡り廊下で、本来は同じ高さの手すりに2センチほどのずれがあると住民が指摘。
三井 側の調査で、西棟が傾いており、西棟の地中に打ち込まれた杭52本のうち、少なくとも8本が強固な地盤(支持層)に届いていないなど、深さが不十分だった ことが分かった。
鬼怒川決壊のヘーベルハウスで
評価が上がっていたのにね (;´Д`)