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逮捕 KADOKAWAの角川歴彦会長

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▲次男で常識人の角川歴彦さん

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角川歴彦さん(↑)には、個人的に思い出があります

もうかなり以前になりますが、出版流通の将来についてのお考えを伺うためにKADOKAWA(当時の角川書店)を訪問し、一対一で2時間ほどインタビューさせていただいたことがあります。

当時の角川書店は、角川歴彦さんの兄である天才肌の角川春樹さんがトップで、かなり思い切った(やや破天荒な)出版経営や社会活動をなさっていました

当時の角川歴彦さんは、どちらかというと目立たない脇役で、角川春樹さんの補佐役という感じでした

事前に、どんな感じの人なのか調べたら

「兄のハルキと違って、常識人だよ」

という評判でした

その通りインタビューは順調に進み、ふと角川歴彦さんのデスクの上を見たら、当時のパソコン、富士通「FM7が置いてありました

「いま、パソコンの勉強を始めたところなんだよ」

とのこと

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その後、兄の角川春樹さんが事件を起こして経営から退かれ、弟の角川歴彦さんが会社のトップになった訳です

あのとき経営者自ら勉強したパソコンやネットの知識が、その後の出版の枠を超えた事業展開に、大いに役立ったのかもしれません

(^_^;)

 

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▲本体とキーボードが一体化した、富士通「FM7

 

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東京オリンピック・パラリンピックのスポンサー契約をめぐる贈収賄事件で、東京地検特捜部は、出版大手、KADOKAWAの角川歴彦会長(79)が、大会組織委員会の高橋治之元理事(←)に、総額6900万円の賄賂を提供していたとして、新たに贈賄の疑いで逮捕しました。

東京地検特捜部の調べによりますと、角川歴彦会長は大会のスポンサー選定などで便宜を受けたことへの謝礼などとして、大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)に去年までの3年間に総額6900万円の賄賂を提供したとして、贈賄の疑いが持たれています。

KADOKAWAは、2019年に国内で3番目のランクの「オフィシャルサポーター」として、組織委員会とスポンサー契約を結び、大会の公式プログラムやガイドブックなどの出版を手がけました。

角川歴彦会長は「角川書店」創業者の角川源義氏の次男(長男は角川春樹氏)で、数多くの映画製作に関わり、日本アカデミー賞の協会特別賞を受賞したほか、日本雑誌協会の理事長なども歴任しました。

 

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▲長男で天才肌の角川春樹さん

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句読点を嫌う若者とアウトライナー

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若者はSNSのメッセージに句読点を使わないそうだ

句読点に「冷たい印象」を受けるという感性があることに、今まで気が付かなかった

かつての口語文と文語文の違いのようなものを、若者は敏感に感じ取っているのだろうか?

別に若者ぶるつもりは無いが、私も文末の句点(。)を余り使わないというクセがある

当ブログ「観潮亭日乗」を長くご覧いただいている閲覧者の方ならお気づきかもしれないが、記事の文章が大きく分けて

(1)私の意見(原則として文字色はオレンジ色)

(2)よそからの引用(青っぽい文字色)

に分かれている

引用が長くなりそうな場合は、「詳細はここをクリック」で元情報へ飛ばす

(1)と(2)の間には、(^_^;)などの顔文字(これもオレンジ色)を入れることが多いが、これは単なる私の趣味

そして(1)では、句点(。)を使わず、その代わりに改行する

いや、むしろ改行する方が先で、改行していれば文末の句点(。)は無くてもいいだろうという考えだ

なぜ改行するのかと問われると、これにはいろいろ私の文章作成のクセが絡んでいるのだが、若い頃から文章を書くのに「アウトライナー(アウトライン・プロセッサー)」を使っていることが大きい

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アウトライナーは、ワープロソフトの一種で、文章を構造的に書いてゆくのに便利なソフトだ

大雑把に言えば、箇条書きを階層化したようなワープロ、という感じ

これは慣れると超便利で、手放せなくなる

少しまとまった文章を書くときは、アウトライナーに目次のような、文章の大枠(構造)を入力する

そして、少しずつ構造を細分化し、内容(文章)を肉付けしていく

世の中にはスゴい天才がいて、この作業をすべて脳内で済ませて、いきなり1行目の1文字目からサラサラと書いていき、推敲することもなく、それが最終原稿になるという人もいるらしい

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モーツアルトの作曲がそんな感じで、曲の最初から順番に、五線紙にいきなりスラスラと書いていったという話を聞いたことがある

モーツアルトが五線紙に書き始める時点で、彼のアタマの中には、曲全体が完成している訳だ

しかも、その曲全体の完成が、一瞬のヒラメキで行われたとか言われているので、天才というものは恐ろしい

私は天才じゃないので、まず構造を作り、それから肉付けをする

アウトライナーで文章を書くときの肉付け作業は、箇条書きした文章の断片を、上にやったり下にやったり、くっつけたり切り離したりしながら、文章全体の構造の中に位置づけていく

このときの文章の断片はすべて箇条書きだ(そうじゃないと自由に動かせない)

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アウトライナーのソフトウェアにはいろいろあって、好みが分かれるのだが、私はいま「workflowy」というアウトライナーを主に使っている

これはデータが常にクラウド上にバックアップされているので、データを失う心配が無い

常にPCと全く同じデータをスマホからも見れて、読んだり書いたりも出来る

こんな便利なアウトライナーなのだが、意外と使っている人は少ない

日本人にはアウトライナーは向かない、などという「暴論」を吐く人もいる

「句読点を嫌う若者」から脱線してしまったが、日記(日乗)というものは、この脱線が面白いんじゃないかな?

 (^_^;)

 

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若者はメッセージで句読点をつけないし、好印象を持たない。

ネット上で拡散するこうした話題の背景にあるものは何か。

文筆家の御田寺圭さんによると

「若者は、句読点がある“文書”を目にすると、

 自分の責任を追及されているような、

 詰問に近いニュアンスを感じ取り嫌う」

それは、句読点(が用いられた文章)には「冷たい印象」を受けてしまうからだという。

詳細はここをクリック

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データが消えたら困る!

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友人から

「フェイスブックのアカウントが乗っ取られました。
メールアドレスもパスワードも変更され復旧出来ません。
皆さんに注意喚起をお願いします」

というご連絡をいただきました

 データが消えたら困りますよね!

そこで、現在の私のネットセキュリティ対策の一部をご紹介します

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ビル・ゲイツは寄生虫が好き?

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 さすが天才ビル・ゲイツ

 私のダイスキな言葉

   明日死ぬと思って今日を生きよ

   永遠に生きると思って今日学べ

 を実践しているようですね

 それにしてもビル・ゲイツ、腹が出たなぁ~

  (^_^;)

 

マイクロソフト創業者であるビル・ゲイツの8/20のTweetが話題となっています。

ビル・ゲイツは東京都目黒区にある目黒寄生虫館を訪問し、その感想を以下のように語っています。

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「たとえ内容がどんなに気色悪くても、

  学んでいるときが一番幸せだよ!

 今日、私は東京にある目黒寄生虫館を訪問したよ。

 そこで世界で一番長いとされているサナダムシを見たよ。

 次も絶対に来るよ。」

まだ、訪問されていない方も夏休み中に訪問されてみてはいかがでしょうか。

 

ゆっくり動画を始めました

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YouTubeを見る人はご存じの

 ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙

実は上のYouTube動画、私が作りました

 最近アップした観潮亭日乗の記事を動画にしてみました

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まだ最初の作品なので下手ですけどねー

ゆっくり動画を作るのは思ったより簡単なので、これからも時々作るつもりです

 これで私も、ユーチューバー?

(^_^;)~♪

 

Win11を入れてみた

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マイクロソフト社は、新しいOSであるWin11を入れるPCに厳しい制限を設けていて、少し古いPCにはインストール出来ません

これは機能的な問題と言うより、マーケティング的な配慮(新しいPCを売ろうとか)のような気がします

私がいま使っているPCは、その制限に引っ掛かっていたので、Win10を使い続けていました

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YouTubeを見ていたら、その制限を突破する方法(↓)が出ていたので、試しにWin11を入れてみました

使い勝手はWin10とさほど変わらず、いま入れてるアプリもほぼそのまま使えました

ただ、Win10に比べてWin11のメリットが余り感じられなかったので、すぐにWin10に戻しました

やっぱ慣れてる方がいいもんね

 (^_^;)

 

 

赤字3兆円で危機なんよ~

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自分の城の前を武田信玄の軍が悠々と進軍していく

無視された屈辱にキレた家康は、家来の制止を聞かずに突撃する

そして予定通りの大敗、家来の機転で九死に一生を得る

大切な家来をたくさん死なせ、人生最悪の危機

今後の自分への戒めとして、哀れな自画像(←)を描かせた

いかにも家康らしいエピソードですし、このとき家康が戦死していれば、その後の日本史は大きく変わった訳です

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ソフトバンクの創業経営者である孫正義も、人生最悪の危機に直面しています

日本の上場企業として前代未聞の超巨額赤字3兆円!

銀行に見放されたら即倒産ですが、デカ過ぎて銀行(みずほ)も共倒れになるので、簡単にはつぶせない

みずほ銀行は、システム障害の常習犯で、デフォルト(債務不履行)のウワサがある韓国にも大量融資していて、日本の三大メガバンク(↓)から転落するのではないかと言われています

世界的な巨大メガバンクといえども、時価総額はせいぜい数兆円(↓)ですから、赤字3兆円がいかにケタ外れの巨額であるか分かります

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スマホ商売だけでこんな赤字になる訳はなく、巨額企業買収などの投資案件に失敗したことは明白です

かつては周囲がハラハラするような危険な巨額投資を成功させてきた孫正義

そろそろ老いのせいで、投資に対する動物的なカンがニブってきたのでしょうか?

 ((((;゚д゚))))

 

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ソフトバンクグループは8/8、3兆円超の赤字決算を発表した。

説明会には会長兼社長の孫正義が登壇した。

冒頭で孫正義がスライドに投影したのは、

  「徳川家康三方ヶ原戦役画像」(↑)

武田信玄との合戦に大敗した直後の徳川家康を描いたとされる。

その表情から“しかみ像”とも呼ばれる絵は、徳川家康が

「自らの情けない姿を覚えておきたい」

と反省し、絵師に書かせたものであるという。

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孫正義は次のように語った。

「私もソフトバンク創業以来、これだけ大きな赤字を四半期で

 2回連続計上したことを反省し、戒めとして覚えておきたい」

「今日は我々の実態がどういう状況であるかということを赤裸々に語りたい」

「私は社会人になってから、一度も上司を持ったことがない」

「部下からの報告が悪い内容に関するものだったとして、

 そこに言い訳を重ねて実態より悪くないように表現することは大変良くない」

「実態が悪いことを正直に報告したい」

詳細はここをクリック

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すっぴんかんな

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 ネット社会ですから、誹謗中傷とか炎上とか

  人気者は避けて通れないですよね

 でもハッキリ言って、誹謗中傷とか炎上とか

  無視すればいいだけ! だと思いますよ

 (^_^;)

 

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女優の橋本環奈(23)が7/29夜、インスタグラムでライブ配信を実施。

風呂上がりのすっぴん姿でファンと交流した。

ビールを飲みながら(彼女は酒豪で有名)、寄せられた質問に答え、約50分にわたってトークした。

自宅のソファで愛犬とたわむれたり、

「すっぴんですよ、お風呂あがりなんで」

と、プライベートな姿を披露し、ファンを魅了。

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コメント欄には

「すっぴんも可愛いとか、尊いがすぎる」

「ありがと~、可愛かった、癒されました!」

といった声が相次いだ。

また、ツイッターのフォロワーが400万人を超えたことに感謝するとともに

「ちゃんと自覚をもった発言をしようと思っています。

 いろんな意見がありますから。

 誹謗中傷などなどあります」

と一部のコメントに言及。

「でも、いいんです、ミュート(無視)するんで、すぐ」

と対応を明かし

誹謗中傷はダメだと思う。ほんとに。

 でも、ダメだよね、ってずっと言ってるけど

 なくなるものじゃないのかなとも思うし、その人はほんとに次元が違う、

 考え方が根本的に全く違うって思わないとやってけないですよね」

と話したが、

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「あ、でも別に傷ついてるとかじゃないんで、心配しないでほしい。

 私はそれ(誹謗中傷を言われることよりも、そこで

『環奈ちゃん、傷ついてるだろうな』

 っていうふうにファンの方が一緒に傷ついていく

 そんな感じがイヤ、っていうか切ない」

と付け足した。

 

デスマーチ(死の行進)

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企業(今回は文化シャッター)が社内業務について情報システムを開発するには、日本IBMなどの情報システム開発会社に外注する場合が多い

その場合、開発会社は自社が開発済みの標準品のシステムを「部分手直し(カスタム開発)」して、顧客企業の業務に合わせようとする

ここで情報システムに詳しくない人や情報リテラシーが低い人は、「部分手直し」について大きな誤解をしている場合が少なくない

実は業務関連の情報システム開発ではたいてい、

開発費用の大半が「部分手直し」の費用になる

例えば標準システムが1000万円だとすると、「部分手直し」には1億円かかったりするのが普通だ

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情報システム開発会社が標準システムの開発に10億円かけたとしても、それを顧客企業100社で使えば、1社あたりの割り振りは100分の1(1000万円)で済む

ファッションの世界と同様に、

既製服は安いが、注文服は高くつく

のだが、情報システムに詳しくない人は、これを非常に軽く見る

システム開発がスタートしてから、「ここはこうしてくれ」とか、システム内容の変更(これを仕様変更という)を気楽に連発して「部分手直し」をやたら増やしたりする

自社の業務の進め方に例外処理などが多く、世間一般とは違っているほど、「部分手直し」には手間と費用がかかる

だから情報システムの開発をスタートする前に、自社の業務の進め方を再検討し、なるべく例外処理などを少なくして、業務の効率化と標準化をしておくのが望ましい

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そうしないと、どこの会社にもある自社独自のちょっと変な業務の進め方や例外処理が「固定化」されてしまう恐れがある

家の中の不要物を捨ててスッキリするには引越がチャンスであるように、無駄の多い業務を見直すには、情報システム開発のタイミングがチャンスなのだ

文化シヤッターの考え方を見ると、

「ウチの業務の進め方はそのままにして

 情報システムをそれに合わせろ!」

というスタンスだ

開発企業を下請け企業や納品業者のように下に見て、上から目線での強気の構えなのかもしれないが、このスタンスだと「部分手直し」に天文学的な巨額費用が発生しかねないし、下手をすると今回の件のように、システム開発全体が頓挫することもある

文化シヤッターの窓口(たぶん担当役員)と、日本IBMのプロジェクト・マネージャーが、事前にこの辺の考え方やスタンスをよくスリ合わせてから情報システムの開発をスタートすべきだった

今回の件で、日本IBMはこのスタンスを受け入れているようにも見えるし、それが敗訴した原因かもしれない

開発実務をよく知らない営業マンが、受注を焦って安請け合いして、後でトラブルになることも多い

このスリ合わせをナーナーで適当に済ませてシステム開発をスタートすると、ボタンの掛け違いがだんだん拡大して、やがて収拾がつかなくなる

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いわゆる、

デスマーチ(死の行進)

と呼ばれる状態になる

情報システム開発の現場で、ノイローゼ患者や自殺者が出かねない場面だ

それで両社の対立が裁判所にまで持ち込まれたが、今回は日本IBMに問題アリという判決になったみたいです

でも本当にどちらに問題があったかは、かなり微妙~だと思いますよ

 (^_^;)

 

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システム開発の失敗を巡る、文化シヤッターと日本IBMとの間の紛争と裁判。

東京地方裁判所は日本IBM側に19億8000万円の支払いを命じた。

米セールスフォースのPaaSを用いた販売管理システムの構築を目指し、2015年に始めた開発プロジェクトだったが、2017年にストップ(頓挫)していた。

東京地裁は開発失敗の原因をどう認定したのか。

裁判記録をもとに読み解く。

詳細はここをクリック

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半導体不足が終わる

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今年前半まで、コロナとウクライナと半導体不足で、世界は混乱してきました

2022年の後半に入ったいま、これらの混乱は、少しずつ落ち着きつつあるようにも見えます

しかし、次の混乱要因が控えているのかもしれません

 ((((;゚д゚))))

 

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過去2年余、世界の産業界は半導体不足に悩まされた。

そして半導体メーカーが相次いで増産投資に踏み切ったが、ようやくその効果が出始めてきた。

半導体不足が浸透して、関連業者は予防のために二重三重の発注している。

こういう過程で積み上がった半導体発注は、必然的に仮需が含まれている。

最終需要のスマホは、最大市場の中国で息切れ感が出ており、これが世界的な「半導体狂騒曲」にフィナーレを告げるのかもしれない。

生産の増加、需要の低迷、さらにはサプライチェーン(供給網)で川下の需要変動が上流に伝わるにつれて増幅される「ブルウィップ効果」により、半導体市場はまもなく供給不足が解消し、過剰に転じるかもしれない。

このことが現在、半導体産業に起こり始めた。

世界半導体生産トップの台湾は現在、全土で20工場、16兆円の設備投資が行なわれている。

これがおいおい稼働する訳で、もうすぐ半導体は生産過剰になる

 

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