首都圏に強風が吹き荒れた十三日午前、東京都台東区で、カバーとともに強風にあおられた自転車が空を飛び、電線に引っかかる珍事件が起きた。
現場は、浅草と上野を結ぶ「かっぱ橋本通り」の松が谷二丁目交差点近く。
午前十時すぎ、住民から通報を受けた下谷署が東京電力に連絡、正午すぎに自転車は無事撤去された。
停電やけが人などの被害はなかった。
午前十時すぎ、住民から通報を受けた下谷署が東京電力に連絡、正午すぎに自転車は無事撤去された。
停電やけが人などの被害はなかった。
署によると、自転車の所有者は歩道裏手のマンションの住民。
一階に自転車置き場があるが、盗難に遭ったことがあり、七階の自宅ベランダに止めておいたという。
一階に自転車置き場があるが、盗難に遭ったことがあり、七階の自宅ベランダに止めておいたという。
珍事件現場前の自転車店の店長、貝瀬大智さん(36)は、映画「E.T.」さながらの光景にあぜんとしつつも、「総重量十キロほどのロードサイクルで軽量 なうえ、カバーがかかっていたため、強風にあおられ空を舞ったのでは」と冷静に分析。
「大惨事にならなくてよかった」と胸をなで下ろしていた。
「大惨事にならなくてよかった」と胸をなで下ろしていた。
警察から保管状況を聞かれた所有者は「今度はちゃんとベランダに固定し、事故のないよう気を付けます」と平謝りだったという。
春の嵐 恐るべし ((((;゚д゚))))