28日午前11時45分ごろ、新石垣発那覇行きの格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーション252便(エアバスA320−214型)が着陸す る際、海面に異常接近して対地接近警報装置が作動したため機首を上げる緊急の回避操作を行い、約20分後に着陸し直した。
乗客53人と乗員6人全員にけが はなく、機体に損傷もなかった。国土交通省が29日に発表した。
国交省では、墜落などの事故につながる恐れのある「重大インシデント」に認定。
運輸安全委員会はピーチ社の拠点がある関西国際空港へ、航空事故調査官3人を派遣した。
国交省によると、同機は28日午前11時ごろに離陸。通常運航時よりも約4キロ遠い、那覇空港の北約 10キロ手前から降下を開始した。
警報装置が作動したのは同空港から約7キロの海上で、通常時の降下開始高度(約300メートル)より約200メートルも 低い高度約100メートル。
運航乗務員2人のうち、当時操縦していたアルゼンチン国籍の男性機長(45)が緊急回避操作をしたものの、一時は海上約75 メートルまで降下した。
国交省はピーチ社から「機長が(降下開始時に)航空管制官から指示を受けたと勘違いした」との報告を受けているという。
ピーチ社は24日、健康状態が乗務基準を満たさなくなった機長が想定以上に多いとの理由から、5月以降に2000便以上が欠航する可能性があると発表していた。
今回のトラブル発生を受け、同社は機体調査のため関西空港と新千歳、成田を結ぶ計4便を欠航した。
ポルトガル海軍の
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