東京都の23区内と武蔵野市、三鷹市の営業区域で、タクシーの初乗り運賃が約1キロ・メートルで410円程度になる見通しとなった。
この区域で運賃改定を申請したタクシー会社の保有台数が、4日までに総車両台数の7割に達し、国土交通省が審査を始める基準を上回った。
審査には6か月程度かかり、早ければ今年12月にも初乗り運賃の引き下げが実現する。
この区域の初乗り運賃は現在2キロ・メートル730円。
初乗り410円の新料金が認められると、約1キロ・メートルまでは現在より320円程度安く、2キロ・メートル未満は割安になる。
2キロ・メートル乗ると現在と同じ730円だ。
タクシー業界に初乗り運賃を見直す動きが広がったのは、短い距 離を気軽に乗ってもらい、利用者を増やす狙いがある。
大手の日本交通が4月、初乗りが1・059キロ・メートルで410円、その後237メートルごとに 80円加算する変更申請を国交省に提出した。各社も同様の料金見直しで追随した。
タクシー料金は営業地域ごとに国交省が決める。認可されると、地域全体にその料金体系が適用される。
運転手さん 近くでもイヤな顔 しないでね (^_^;)