コリン・ウイルソンが、人間の意識の構造について書いた「フランケンシュタインの城」の続編(実践編)ともいうべき作品
人の意識に関する私の問題意識の原点は
「天国は人の心の中に存在する
地獄もまた同様である」
という言葉に要約される
天国が人の心の中にあるか、西方浄土にあるか、宇宙のかなたにあるか、そんなことよりまず
「私は天国の住人になりたい!」
ということなのだ
すると、西方浄土や宇宙ではなく、自分の心(脳)の中に天国があるのなら、もしかすると天国の住人になるということは、自分の意志の力で可能なのではないか?という問題意識が生じる
本書は、この問題意識に対する解答を提供しようとしている