月曜日, 25 of 10月 of 2021

トラックドライバーの悩み

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▲アメリカでは宅配便で、こんなボロボロになった段ボール箱が届くこともある

 

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▲日本では、段ボール箱のスミにちょっと傷が付いただけでも不良品扱いされる

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とにかく日本人は、かなりの完璧主義者です

 それが高品質を生み出したりもしますが

「商品」に少しでもキズが付くと嫌がるので

 トラックドライバーの悩みの種にもなります

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コンビニ袋を有料化した小泉進次郎大臣(→)は

 ドライバーと同じ作業服を着て1週間くらい

トラック助手席に同乗してみてはいかがでしょうか?

 きっと支持率も爆上げしますよ

(^_^;)

 

理不尽なのは、商品そのものが無傷なのにもかかわらず、この段ボールの擦れや角潰れ程度で、トラックのドライバー自身が商品を弁償させられるケースがあることだ。

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「弁償は個人負担のところが少なくないですよ。ウチはとりあえず会社が払って分割の給料引きです」(50代長距離冷凍車)

「ティッシュやカップ麺、飲料など運んでた時、角潰れは商品買取でした。『段ボールも商品』と言われ、若かったので『段ボールも商品なら、もう1つ段ボールに入れてくれ』って言って一悶着ありました」(50代中距離大型)

「某コンビニの配送センターでは、即席麺が入っている段ボールの蓋部分の糊付けが片方浮いているだけで破損、荷受け拒否です。社内で事故扱い、無事故手当カットに加え賞与の査定ダウン。数万円の減給です」(50代地場大型)

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背景には、日本の「行き過ぎた顧客への気遣い」があるといっていいだろう。

こうした顧客至上主義、「段ボール=商品」という考えによって、結果的にドライバーのさらなる経済的負担を強いるだけなく、現場で積み込み作業の「順番待ち」が発生することで、「長時間労働」や「路上駐車問題」までをも引き起こす。

改めて問いたい。

段ボールは「梱包材」か、それとも「商品の一部」なのか?