工藤会が関東進出?

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▲死刑判決が出た工藤会トップ

工藤会(←)は極道のくせにカタギに手を出すので恐れられていますが、実態は組員470人しかいない、チッポケな組織です

社会に対する凶悪集団の危険度で大ざっぱにランキングすると

工藤会を危険度1とするならば、

カルト宗教の統一教会が危険度10

暴力団の山口組が危険度100

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かつてのオウム真理教が危険度1000

IS(イスラム国)が危険度1万

ロシア軍(プーチン)が危険度10万

チャイナチス中国共産党(習近平、→)が危険度100万

くらいかなと思います

 ((((;゚д゚))))

 

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男子大学生が、知人らに暴行され、現金や高級腕時計などを奪われた事件。

容疑者の1人が、あの「工藤会」を名乗ったことから、警視庁に加えて、福岡県警まで捜査に参入する事態となった。

被害者の大学生の男性(20代)は、元々、逮捕された荒井幹太(22)らと知り合いだったという。

男性は、今年3月ごろ、同じく逮捕された渡辺晴斗(21)に、現金120万円を貸したという。

4月に入り、男性は、借金を返済するよう、”催促”を始めたとのこと。

すると5月4日になり、渡辺晴斗が、被害者の自宅に現れ、こう告げたという。

「荒井幹太が金を出して返済すると言っている。

 話をするので一緒に来て欲しい」

男性は、渡辺晴斗とともに、ワンボックスのレンタカーに乗り、出発。

すると、途中で車が止まり、他の容疑者2人が乗り込んできたそうだ。

場所は、千葉県柏市内。

車の中では、殴ったり蹴ったり、いわゆるリンチが始まり、挙げ句に、男性は、手足を粘着テープのようなもので縛られたという。

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その後、車は、次の場所に移動。

そこで待っていたのが荒井幹太(→)だった。

場所は、千葉県白井市内。

荒井幹太が加わり、さらに暴行が加えられたという。

結局、男性は、120万円の借金を”放棄”させられた上、持っていた現金2万円と、およそ420万円相当の高級ブランドの腕時計などを奪われたそうだ。

そして、やっと解放されて、自宅まで送り届けられた男性だったが、さらに、車のカギを取られて、イタリア製の高級車=400万円相当を持って行かれたという。

車は、共通の友人を介して、その日のうちに戻されたものの、男性は2日後、警視庁に被害届を提出。

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被害総額という意味では、車を含めて、合わせて800万円相当以上にのぼった。

男性は、顔に大けがをするなど、全治2カ月の重傷を負ったが、一連の経緯を振り返ると、仲間内の金銭トラブルから派生した傷害事件に見える。

ところが、荒井幹太が、男性をリンチしている際に発した”脅し文句”が事件の”性質”を変えた。

「ヤクザに金を貸して、カタギが金を回収するとか、何様のつもりだ。

 工藤会がどんな組織か知っているのか。殺されたいのか。

 きょうのケジメはどうするんだ。どうやって丸くおさめるんだ」

荒井幹太は、そう男性に凄んだという。

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さらに荒井幹太は

工藤会の仕事を手伝え」

と迫ったそうだ。

これに対して「分かりました」と答えた男性は、やっと解放されたという。

そう、この工藤会とは、福岡・北九州市を拠点とする特定危険指定暴力団「工藤会」のことだ。

日本国内で、最も勢力が大きく、影響力があるのは、特定抗争指定暴力団「山口組」だろう。

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しかし、近年、警察当局を含めて、一番”注目”を浴び、最も警戒されたのは、工藤会ではなかろうか。

一般市民をも標的とする、その悪質性は、度々、暴力団排除に取り組む飲食店などにも向けられた。

店の関係者が襲撃されただけではなく、手榴弾まで投げ込まれる事件が発生。

利権に絡んだ殺人事件も起き、暴力団捜査を担当していた元警察官まで狙われる事態となった。

また武器庫からは、驚いたことにロケットランチャーまで押収された。

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2014年には、工藤会最高幹部のアメリカ国内の資産が凍結。

その際、アメリカ財務省が、工藤会について、

「世界最大の犯罪組織である

 『ヤクザ』の中でも、 最も凶悪な組織」

と認定したほどだった。

当然、日本の警察当局も、この状況を黙って見ている訳ではなかった。

同じ2014年に、福岡県警が「頂上作戦」に乗り出し、工藤会トップの野村悟らの逮捕に踏み切った。

その後も、組織壊滅に向けた捜査は続けられている。

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その野村悟に、去年、死刑判決が言い渡されたのは記憶に新しい。

”最凶”と言われる「工藤会」を名乗る男が、都内で起きた事件に関与しているとなれば、警視庁にとっても”緊急事態”だったに違いない。

暴力団捜査のプロである「暴力団対策課」が投入され、福岡県警との合同捜査本部を設置。

7月24日~25日にかけて、荒井幹太ら4人を、逮捕監禁、強盗致傷、窃盗(自動車を持ち去った事件)容疑で逮捕した。

単なる”仲間内の金銭トラブル”ではなく、”重要”案件として扱われたと言えるだろう。

荒井幹太は、千葉県柏市在住だが、福岡市に拠点を置く工藤会長谷川組の組員だという。

暴対課は、逮捕された4人の認否を明らかにしていないが、ある捜査幹部は

工藤会が千葉県に進出しようとしているのか、

 実態解明を進めたい」

と語気を強めた。

 

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