4月4日にオープンした交通ターミナル「バスタ新宿」の、開業後1か月における利用状況が発表されました。
駅からの乗り換え時間は最大約14分から約1分に大幅短縮。
国道20号のタクシー待機車列は解消されました。
スッキリ したね (^_^;)
1日平均約2万人が利用
国土交通省は2016年5月23日(月)、東京都の新宿駅付近で今年4月4日に開業した日本最大級の交通ターミナル「バスタ新宿」の開業後1か月における利用状況について発表しました。
JR新宿駅から高速バス乗り場への所要時間は大幅に短縮。オープン前は最大約14分だった乗り換え時間が、オープン後は約1分になりました。
タクシーの待機車列が新宿駅前の国道20号(甲州街道)上から「バスタ新宿」に移ったことから道路の混雑も緩和。
西新宿一丁目交差点から四谷方面に続いていた国道20号の渋滞は、かつては140mありましたが、現在はゼロといいます。
反対方向の八王子方面についても、渋滞は約4割減少しました。
また、国道20号では歩道の幅も広がりました。
1日あたり5万人から10.7万人の人が「バスタ新宿」付近の国道20号の歩道を歩いていますが、国土交通省は「拡幅整備により、安全・快適な歩道空間」が確保されたといいます。
「バスタ新宿」のオープン1か月(4月4日~5月3日)の利用者数は、のべおよそ58万人でした。
1日あたりでは約1200便が発着しており、平均およそ2万人が利用。
お盆の時期には1日1625便が発着する予定で、ピーク時の利用は約4万人が見込まれています。
国土交通省によると、高速バス利用者からは「電車、高速バス、タクシーがひとつの建物にまとまった交通ターミナルができて利用しやすくなった」、 高速バス事業者からは「定時性が確保されるようになった」などの声があるとのこと。
また近隣の百貨店からは、「バスタ新宿」に近い入口からの入店者が飛躍 的に増大し、入店客数全体では前年から2ケタ増になったという声もあるそうです。