SNSで知り合った18歳未満の少女の裸の写真を撮影させたうえ、SNSを通じて送らせたとして、長崎県教育委員会は、長崎県西海市立大瀬戸小学校の教師、村岡生真を11日付けで、免職の懲戒処分としました。
免職の懲戒処分となったのは、西海市立大瀬戸小学校の教師、村岡生真(24)です。
長崎県教育委員会によりますと、西海市立大瀬戸小学校の教師、村岡生真は、去年8月、SNSで知り合った、他県の18歳未満の少女に、女性自身の裸の写真を撮影させた上、SNSを通じて写真を送らせたということです。
ことし8月、警察から「事情聴取をさせてほしい」と職場に連絡がきたことから発覚し、学校に対して、西海市立大瀬戸小学校の教師、村岡生真は「大学3年のころから、女性が自撮りした裸の写真に興味があり、30人くらいに送らせた」と話しているということです。
西海市立大瀬戸小学校の教師、村岡生真は11日までに児童ポルノ禁止法違反の疑いで書類送検され、長崎県教育委員会は、11日付けで村岡教諭を免職の懲戒処分としました。
あわせて、ことし7月、列車内で女性の体を触ったとして長崎県迷惑行為等防止条例違反の疑いで逮捕され、不起訴となった57歳の男性教諭についても、11日付けで免職の懲戒処分としました。
長崎県教育委員会は、「断じて許されず、誠に残念だ」と謝罪したうえで今年度、わいせつ行為での懲戒処分が4件相次いだことを受けて、11日、県内のすべての小中学校と高校の教職員に対し、池松誠二教育長名で「わいせつ行為は、倫理観が欠落した恥ずべき行為だ」という緊急メッセージをメールで送信したことを明らかにしました。