高輪ゲートウェイ駅は
すぐ近くに泉岳寺駅があるので
羽田・成田の両空港へのアクセスにも
とても便利です (^_^;)
山手線で49年ぶりの新駅として来月開業予定の「高輪ゲートウェイ駅」について、JR東日本は28日、武漢ウイルスの感染拡大を防ぐため開業後に駅前で行う記念イベントを無期延期すると発表した。
駅は予定通り3月14日に開業する。
イベントは「Takanawa Gateway Fest」と銘打ち、19日から9月6日まで断続的に実施する予定だった。
JR東の最新技術を無料体験できるブースなどを設け、平日に約1万人、土日・祝日に3万~5万人の来場を見込んでいた。
高輪ゲートウェイの位置は品川駅と田町駅の中間。
ここにはもともと広大な車両基地「東京総合車両センター田町センター」がありました。
車両留置箇所を見直すことで、都内の一等地に用地面積で約13ヘクタール、延床面積100万平方メートルの大きな駅が誕生したのです。
駅をデザインしたのは、新国立競技場などを手掛けた建築家の隈研吾さん。
和を感じさせるデザインで、折り紙をモチーフとした大屋根が特徴です。
ホームから2階コンコース、3階デッキにかけては解放感のある吹き抜け構造になっています。
大屋根は“膜屋根”と呼ばれる、光を通しつつ熱を反射する作りになっています。
日中、内部の温度上昇を抑えながら駅構内へ光を届けることで、空調や照明に使う電気を減らす仕組みです。
ホームは2面4線で、開業後には山手線と京浜東北線が停車します。
京浜東北線は昼間に快速運転を行っていますが、高輪ゲートウェイにも快速が止まります。
駅名の「ゲートウェイ」は、かつて江戸の玄関口「高輪大木戸」があったこともちなんだもの。
2018年6月にJR東日本が駅名を公募し、その中から選んだのですが、1位は高輪、2位が芝浦、3位が芝浜でした。
高輪ゲートウェイは130位だったこともあり、駅名撤回の署名活動が行われたことをご存じの方も多いと思います。
JR東日本は「駅名を変えるよりも浸透させる努力をする」として、撤回しませんでした。
高輪ゲートウェイ駅だけに注目が集まりがちですが、実は今回の山手線新駅の開業は、品川駅周辺の再開発計画「品川開発プロジェクト」の一環として位置付けられています。
今後は駅を中心にオフィスビルや宿泊施設などの高層ビル群が建築される予定です。
これらの建物が完成し、“まちびらき”するのは2024年。
実際に高輪ゲートウェイ駅の周辺を歩いてみると、あちらこちらに仮囲いで覆われた場所があり、工事やその準備が進んでいると実感します。