東京都の多摩北西部にある青梅市の「青梅駅」は、あまり東京の駅名に詳しくない人が「青海駅」と間違えてたどり着くことで知られています。
青海駅は、東京都江東区にあるゆりかもめの駅で、青梅駅は青梅市にあるJR青梅線の駅です。
しかし、間違いでたどり着くだけではなく、目的地として選んでも十分に楽しめるぐらいに、青梅駅周辺はネコ観光できる場所でした。
「用心棒猫」「ニャーマの休日」「猫はつらいよ」
「ニャジラ」。次の映画はぜひこれで。
「猫と共に去りぬ」
「OLDAYS 三丁目のタマ」。「ALWAYS 三丁目の夕日」と「3丁目のタマ」を掛けていました。タマのデビューは「うちのタマ知りませんか?」という迷い猫を探すポスターでしたから、「タマは多摩にいますよ」と教えてあげないと。よその家庭に馴染んでいました。
「モダンニャイムス」
「極道の猫(にゃぁ)たち」。あんたら覚悟しいや!
「燃えよニャラゴン」
「怪猫二十面相」と「第三の猫」
「お熱いのは苦手」。猫舌ですからね。ニャリリン・モンロー主演。
「風邪の姉のニャウシカ」
青梅の猫は映画パロディだけではありません。
街なかに置いてあった猫オブジェ。大きな猫の上で小さな猫が動き回っている世界がまたいい。
飲み込まれてしまいそうな猫ハウス。
◆昭和幻燈館
また、猫をテーマにしたミュージアムもありました。昭和幻燈館は後ほど紹介する昭和レトロ商品博物館の別館となります。現在の展示内容は墨絵作家の有田ひろみさん、ぬいぐるみ作家の有田ちゃぼさんのお二人からなるユニット「Q工房」の作品がメイン。「有田ひろみとちゃぼの青梅猫町商店街」とも謳っているように、猫でいっぱいの館内でした。加えて昭和が舞台。
館内
ぽつんとした目が特徴的な猫たち
ぬいぐるみ
紙芝居と集まる子ども猫たちの絵
有名メーカーの看板を猫にした作品には、きっと「にゃぁり」とすることでしょう。
鯵(あじ)の素
「初戀の味がある」という言葉でカルピスは分かるのですが「ビタタマ」とはなんでしょう。デカビタが脳裏をかすめつつ、よくみてみると猫が大好きなマタタビを逆さにしていました。