昭和には普通だった家庭訪問が
令和の世には消えてゆく?
子供の生活環境を教師が知っておく
というのはとても重要だと思いますが
プライバシーとの兼ね合いもありますね
(^_^;)
家庭訪問は、先生と保護者の顔合わせの意味合いもあります。
家庭訪問期間は下校時間が早くなるため、子どもにとってはうれしい行事でしたが、多くの保護者にとっては神経をとがらせるものでした。
家庭訪問の「副作用」は、家庭の生活ぶりが分かってしまうこと。
そんなわけで家はいつも以上に掃除され、普段は食卓に登場しないような高級洋菓子が用意され、保護者は
「わが家はしっかりしている」
を、先生にさりげなくアピールしていました。
家庭訪問とは単に先生と家で話をする以上の、「見栄」としての存在価値があったのです。
昭和生まれの筆者にとっては、懐かしい風景です。
そんな家庭訪問ですが、その存在は風前のともしびとなっています。