40【カルチャー】

読書 実践快老生活

実践・快老生活 知的で幸福な生活へのレポート★2012 _01

著者である渡部昇一氏は、昭和5年(1930)生まれで、この本は著者85~86歳のころに書かれた

3年前に86歳で亡くなられているから、その直前に書かれた本ということになる

著者が40年前に著した「知的生活の方法」は当時の大ベストセラーになり、私も大学生のころに読んで、人生が変わるような決定的影響を受けた

すっかりお気に入りの著者の一人になり、いま手元にはその著書が30冊近くある

まだ未読もあるが、少なくとも十数冊は読んでおり、これまでの人生の折々で、貴重な刺激を受けてきた

そんな渡部昇一氏が、85歳という高齢になるということはどういうことなのか、自らの実体験として率直に語っている

若い頃に「知的生活の方法」を、興奮を覚えながら読んだ時の気持ちが蘇って来るようで、とても懐かしかった

歯に衣着せぬ保守系論客だったので、左翼系文化人からの非難も多かったが、そんなイデオロギーの違いなどを超えた、一人の人間として素晴らしい生き方をした人だったと思う

(^_^;)

 

読書 つげ忠男選集

つげ忠男アウトロー選集1~どぶ街~_01

つげ義春は大好きな漫画家の一人で、彼の作品はほとんど、何度も読んだ

そのつげ義春の弟が、本書の作者のつげ忠男

その作品選集10冊を、一気に読んだ

つげ忠男アウトロー選集1~どぶ街~

つげ忠男アウトロー選集2~無頼の街~

つげ忠男アウトロー選集3~無頼平野~

つげ忠男アウトロー選集4~狼の伝説~

つげ忠男アウトロー選集5~流れ者たち~

つげ忠男昭和選集1~きなこ屋のばあさん~

つげ忠男昭和選集2~雨季~

つげ忠男昭和選集3~夜よゆるやかに~

つげ忠男昭和選集4~遠い夏の風景~

つげ忠男昭和選集5~ある予感~

絵のタッチは兄義春と似ているが、雰囲気は兄より暗く鬱屈して乾いている

忠男は一時、血液銀行で働き、その経験が作品の中に何度も登場する

血液銀行は、今は無くなったが、「売血所」とも呼ばれ、輸血用や血液製剤の原料として血液を買い取る場所で、社会の底辺の人間がその日の食費やギャンブル代のために、自分の血液を売りに集まった

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兄義春(←、左)も相当に暗いのだが、そこにはある種の温かみもある

弟忠男(←、右)はそれよるはるかに暗く、冷たく、乾いていて、何とも救いが無い雰囲気が漂っている

第二次大戦の敗戦からすぐというこの時代の日本は、社会全体が暗くて貧しかったし、それはこの選集の中にも濃厚に表現されている

兄弟が育ったのは、昭和20年代、高度成長前の貧しい時代の東京下町、そのまた特に貧しいエリア

将来に希望を持てない鬱屈した時代精神が感じられる

つげ義春のマンガにも出てくるが、この兄弟の父親は早くに亡くなっている

母親の再婚相手である病気がちの義父は残酷な性格の男で、つげ兄弟はひどい児童虐待を受けて育った

正式な美術教育はおろか、家庭の貧しさから義務教育にすら満足に通えなかった兄弟が、二人ともプロの漫画家になっているのは、まさに兄弟共通の才能の成せるところなのだろう

今回も一気に10冊、まったく退屈せずに読めたということは、漫画家としての非凡な才能を感じる

特にアウトロー選集は、社会の掃きだめのような貧しくて暗い街が主な背景になっていて、日常的に暴力と退廃と背徳が横行するハードボイルド的な作品集

全体に、夢と現実が織り交ざったようなシュールな話が多い

兄つげ義春は、睡眠中にみた夢を漫画化したが、その影響は弟忠男と蛭子能収に及んでいる

(^_^;)

 

読書 ゼロからはじめる!YouTube「入門書」

ゼロからはじめる!YouTube「入門書」_01

YouTube動画を閲覧する側ではなく、YouTubeに動画をアップする側(クリエイター)が、自分の作った動画へのアクセスを収益化(マネタイズ)するための入門書

まさに文字通りの「入門書」であって、ごく基本的なことしか書いてない

この本はアマゾンのキンドルから個人出版した本のようで、誤字が非常に多い

普通の出版社経由なら、まず編集者が読んで、さらに校正者が誤字チェックするんだけど、個人出版ではそのプロセスが無いからね

まあ、意味を取り違えるほどの致命的な誤字でなければ、どうでもいいんだけどさ

(^_^;)

小林麻耶の「心の闇」

いま芸能ニュースで話題の人ですね

イジメが有ったとか無いとかの事実関係は、よく知りません

でも何か「心の闇(やみ)」を感じます

上の動画はちょっと極端ですけど、「無理して明るく振舞ってるなぁ」という印象は以前からありました

妹の小林麻央の看病で、たびたびマスコミに登場していた頃から「何か不自然なもの」を感じた

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小林麻央と市川海老蔵の子どもたちになつかれていて、麻耶も海老蔵が大好きと広言していたので、いずれは海老蔵の後添えになるのかなと思った人も多かったはず

でも何となく、海老蔵は麻耶に距離を置いていたような印象を受けた

きっと海老蔵も麻耶に、「何か不自然なもの」を感じていたんじゃないのかな?

性差心理学で、女性は男性よりも「共感力」が高いとされているようです

これは子育てや看病など、弱い者の世話をする時には長所になります

でも共感力は同時に、相手からの影響の受けやすさにも通じるので、ある特定の人物を信頼すると、全面的にその人の影響を受けてしまって、いわゆる「洗脳」という状態になり易い

もちろん男性でも、洗脳されやすい人っていますけどね

((((;゚д゚))))

 

読書 Googleドライブ for Windows

Googleドライブ for Windows_01

クラウドのGoogleドライブには日頃お世話になっているのだが、真面目にマニュアルを読まずに使っていたので、入門書を読んでみた

まあ大体、知っていることがほどんどだった

Googleドライブで「Googleフォト」が始まったとき、動画と写真に限って「容量無制限で無料」という驚くようなサービスに超ビックリした

いくらGoogleが儲かっているとはいえ、世界中から押し寄せるばく大な動画や写真を全て受け止めて、無料でファイルを圧縮して保管してくれるというのは、ずいぶん太っ腹な大盤振る舞いだなぁと思った

おかげで手元のPCに保管してある動画や写真をバックアップするためのハードディスクが不要になり、非常に助かった

でも、こんな大赤字垂れ流しのサービスがいつまでも続くはずあるまいと思っていたら、案の定、無制限無料のサービスを来年6月で停止すると発表があった

ただし、来年6月までにアップロードしたファイルは、そのまま無料で保管し続けてくれるそうなので、手元の動画や写真を保管するなら今のうちです

きっと駆け込みアップロードが殺到してると思いますけど

(^_^;)

 

読書「偶然からモノを見つけ出す能力」セレンディピティ

偶然からモノを見つけ出す能力 -「セレンディピティ」の活かし方 (角川oneテーマ21)_01

著者は三菱電機の海外プラント部門にいた人で、大学の講師もしている

セレンディピティとは何か?に関するエッセイ集、といった感じの本

発明や発見の背後に「偶然」が存在し、その偶然に出会ってその意味するところを察知した「察知力」を絡めて、セレンディピティを「偶察力」と和訳している

ルネサンスの頃の逸話から、セレンディピティという語が生まれ、発明発見やイノベーション、パラダイムシフトに大きな関連を持つと認識されてゆく歴史をたどっている

日常の生活や社会を維持してゆくには「常識」が大きな役割を果たしている

しかし、この常識が進歩の妨げになることも少なくない

そのとき、常識を打破するきっかけになるのが偶然であるので、偶然とは「神からの贈り物」であるとする

かつて空を飛ぶためには、「はばたかなければならない」というのが常識だった

しかし、鳥が羽根を動かさずに空を滑空しているのを偶然に目撃し、固定翼でも空を飛べるのではないかと察知し、固定翼飛行機の開発を考えた日本人がいた

このとき日本陸軍は頭が固くて(セレンディピティが乏しくて)開発費用を出し惜しみ、そのせいで固定翼飛行機の実用化では、ライト兄弟が世界初の椅子に座ることになった

セレンディピティの有無は、個人の運命だけでなく、国家の盛衰をも左右する

(^_^;)

 

読書 新・クトゥルフ神話完全ガイド

新・クトゥルフ神話完全ガイド (コスミックムック)_01

ラブクラフトが開拓したクトゥルフ神話の世界を大雑把に概観するためのガイドブック

特にイラストが素晴らしい

ラブクラフトは、1890年に生まれ、1937年に46歳で亡くなっているが、没後1世紀近くのクトゥルフ神話世界の展開もたどっている

特にクトゥルフ神話に参加したり関わったりした日本人の説明が楽しい

水木しげる、魔夜峰央、諸星大二郎など、私の大好きな漫画家さんたちも登場する

「冬彦さん」佐野史郎の、ラブクラフトへの傾倒ぶりは徹底している

(^_^;)

 

包丁の切れ味

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 いま日本製の包丁の切れ味が

  世界中で注目の的だそうです

 さすが日本刀の伝統!

  (^_^;)

 

先日買った宗近の切れ味凄まじいんだけど

手前が今まで使ってた包丁。

これスベスベすぎて味染み込まないのでは…。

 

読書 日々我人間(1)

日々我人間 (文春e-book)_01

読む順序が逆になったが、これが第1巻です

なぜ伊豆の山奥へ引っ越したかにも触れているが、本当の事情はよく分からない

しかもその前は漫画喫茶に事実上住んでいたみたいだから、ほとんどホームレス

奥さん、娘さんがいたが、離婚している

マンガの中では飄々としたオジサンだが、実態は心の闇をかかえた鬱病気質なのかもしれない

作者の年齢が私に近いこともあって、いろいろ共感を覚えること多々あり

それに、ホームレス生活とか、山奥で庵を結んで隠棲生活とかに魅力を感じる人って、かなりいると思うんだよね

特に高齢男性には多いと思う

昔なら頭を丸めて出家なんだけど、今なら山奥に廃屋がたくさんあるから、それを譲り受けて移り住む手もある

普通に家族がいる人には難しいし、山奥の生活は虫が苦手な人には無理なことは、本書を読むとよく分かる

現在も週刊文春で連載中だから、そのうち第3巻が出るかも

(^_^;)

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漫画喫茶って「漫画が読める喫茶店」という意味だと思うんだけど

漫画家が住み着いて、そこで漫画を描いてるとは奇抜です  (^_^;)

 

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読書 日々我人間(2)

日々我人間2 (文春e-book)_01

桜玉吉さんのマンガは味があってダイスキ

以前に「幽玄漫玉日記」「防衛漫玉日記」合計8巻、一気に読んだとき非常に面白かったので読み始めたら、止まらなくなった

週刊文春の連載をまとめた本

玉吉さん、なぜか3年前から伊豆の山奥で一人暮らしをしている

この辺の事情は第1巻を読めば分かると思って、蔵書を探したらあったので、この次に読む予定

伊豆の生活は、良い景色が見れて、温泉に入って、という優雅さの一方で、雨が降れば道路が崩れ、やたらと虫が多くてムカデに噛まれたりといった日々

いいことばかりではない

今年1月に出た本なので、中国コロナは出て来ない

(^_^;)

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