40【カルチャー】

作曲量ランキング

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バッハは生涯で1000曲以上の作品を残していると言われていますが、クラシック音楽の巨匠たちを曲数ではなく、曲の長さで比較したものが注目を集めていました。

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全作品の合計時間数を表した棒グラフ(↑)をご覧ください。

なんとハイドンがトップの340時間。

彼の作品を寝ないで聴き続けても2週間ほどかかる計算です。

ハイドンの1作品当たりの平均は3時間以上。

一通り聴くだけでも大仕事ですね。

モーツァルトが240時間、バッハが175時間、ベートーベンが96時間、ショパンが18時間。

数で比較するならバッハが1000曲以上、ハイドンは100曲以上とバッハのほうが10倍以上の作品を残しているのですが、「交響曲(弦楽四重奏曲)の父」の異名を持つハイドンは1作品あたりの平均時間が長いのが特徴です。

モーツァルトは600曲以上、ベートーベンは138曲。

ちなみにショパンが18時間と短いのは250曲中の230曲ほどがピアノ曲であるため。

 

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海外掲示板のコメント

どれくらい速くオーケストラを演奏するかによる……。

↑自分ならオーケストラ楽団に1.25倍速で演奏するように言う。

ショパンは本当にそんなに少ないの?
他の作曲家に比べて多作ではないのは驚きではないが、18時間は彼の全ての作品を考えると足りない気がするのだけど。

↑ショパンは30代で亡くなり、最後の10年は持病で苦しんでいたので、それより前に比べて作曲がずっと少なかった。

↑しかし彼の後期の作品は秀逸。
舟歌
幻想ポロネーズ
マズルカ作品63

↑モーツァルトはもっと若くして亡くなった……。

↑そうだが、モーツァルトはこの世のものとは思われないほど才能があった。

↑そして彼はもっと早くから始めていた。

↑4歳くらいから始めて、死ぬまでずっと作曲していたからね。

バッハの量は正確じゃないと思う。彼は本当にすごい量を毎週教会のために何年も作曲してきたよ。彼の合計はハイドンより多いか同じくらいのはず。

↑バッハは他の作曲家とちがって出版を目的としておらず、教会のオルガニスト/音楽指導者で毎週仕事としていた。どちらかと言うと働き馬で、プロテスタントの教会が教会音楽には簡単に触れられない時代であったことを思うと、彼は仕事が作品として切り取られた。
想像するにバッハは普通の人で、これから世界を変えようとするような才能のある20人くらいの子供たちに大きな影響を与えたと思いたい。

間違っているように思う。モーツァルトは30代までしか生きていないし、バッハはかなりの歳まで生きた。それにバッハは生活のために教会で作曲を何十年もしていた。だからバッハがそんな少ないと思わないね。

↑ベートーベンは57歳まで生きた。それからハイドンは104の交響曲を書き、それは各4楽章ある。そしてその4楽章の弦楽四重奏曲もある。バッハの作品は数は多いけど平均すると短い。

だがそのショパンのわずかな18時間分は輝かしいものだよ。偉大な人だ。

↑18時間はけっこうな音楽の量だよ。

↑そうだ。ポップスならアルバム20~30枚くらい。

↑最初、18時間は少ないなと思ったけど、他の作曲家の時間が長すぎることに気づいた。

↑ショパンの作曲したタイプも違うからね。ほとんどは短いピアノソロ。ハイドンは楽章のある交響曲なので作品1つが長時間。
比較するものではないと思うけど、シンフォニー(交響曲)はエチュード(練習曲)より10倍くらい長く、完成させるのも10倍くらいかかる。
特に交響曲にはテーマやサビがあって何度も繰り返される。ほとんどのオーケストラの楽器は1度に1つの音しか奏でないのに対して、ピアノは複数の指で一度に叩く。

↑なるほどこれは詩人を小説家と比べるようなものなのだな。

↑ショパンはよくピアノの詩人と言われているね。

ロマン派時代の前は、ほとんどの曲は特定のことのために依頼されて作り、上演され、そして失われていた。
このグラフは興味深いけど、あくまで1視点と考えてよい。
そのうちの1人(バッハだったと思う)は不釣り合いなほどの数があり、それは彼の生徒が自分の作品も生き残るようにと、多く目録したからである。

 

読書「荘子ヒア・ナウ」自己と宇宙の一体化

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詩人・加島祥造が、老子と荘子を、かなり自由に(換骨奪胎して)翻訳、詩にしている

儒教を中国の表の思想とすれば、老荘は裏の思想

儒教を職場で着るスーツとすれば、老荘は家に帰ってのんびり着る浴衣(あるいはパジャマ)といった感じ

西洋思想が自己と自己を取り巻く世界(宇宙)を対立させて考えるのに対して、東洋思想は

  自己と宇宙の一体化

を理想とする傾向がある

この一体化した境地を、老荘では「無為自然」と呼んでいるようだ

宇宙の原理(道=タオ)を信頼して我が身をゆだね、余計なはかりごとをしない生き方

インド哲学(ヒンズー思想)でも、自己意識の核心(アートマン)が宇宙の根本原理(ブラフマン)と一致すること(梵我一如)を理想としており、よく似ている

詩人の優しい詩で語られる老荘思想は、読んでいて楽しい気分になる

(^_^;)

読書 ヒルティ「幸福論」

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「眠られぬ夜のために」で有名なヒルティの幸福論

大学時代に読んでから、ずっと座右の書

当時の最高裁の裁判官だった人が、新聞の書評欄で勧めていたので読んでみた

第一部には8つのエッセイが入っているが、その一つ「エピクテトス」が素晴らしい

ストア哲学の真髄が、短く分かりやすい文章で、淡々と述べられている

他に「良い習慣」「時間のつくり方」「仕事の上手な仕方」など、実用的な知恵に満ちている

ただ、「言うは易く行うは難し」で、なかなか本書に書いてある通りにするのは難しいんだけどね

(^_^;)

読書 仕事で使えるGoogleドライブ

仕事で使える!Googleドライブ クラウドストレージ徹底活用術 (仕事で使える!シリーズ(NextPublishing))_01

クラウドサービス最大手の一つであるGoogleドライブの活用法マニュアル

個人レベルのクラウド活用では

PC内データのバックアップ

データのモバイル利用(スマホ等)

が主となるが、組織でクラウドを活用する場合

データの共有(グループワーク)

が加わり、必然的に

データ・セキュリティの強化

が必要になる

本書は、Googleドライブを利用した、組織内のデータ共有とグループワークの運用方法について説明しており

実際に活用している企業の事例紹介

があって面白い

中には毎月の固定費を10分の1に減らした企業もあり、うまく活用すれば競争戦略上の強力な武器になり得る

中国コロナのせいで在宅ワークが増えており、企業にとっては切実なテーマだ

(^_^;)

 

読書 怖いマイナンバー

これだけは知っておかないと怖いマイナンバー_01

マイナンバーカードは、社会保障や税に関する事務効率化ツールとして非常に便利なのだが、便利なものにはリスクが伴う

そのリスクについて、弁護士が説明している

カードを保有する個人が気を付けるべき点としては、個人番号(マイナンバー)をむやみに他人に知らせないことに尽きる

すでに「マイナンバー占い」と称するWEBサイトも出来ているそうだが、うっかり個人番号を入力すると、悪用されるリスクがある

カードを身分証明書として利用する場合、裏面の個人番号部分をコピーされたり記録されたりすると危険なので、個人番号部分にシールを貼っておこうかなとも考えている

個人番号は社会保障や税の事務手続きに使うので、企業の人事部門にとっては細心の注意が必要になる

従業員から収集した個人番号が目的外に悪用されたり、外部に漏れた場合、厳しい刑事罰(懲役など)が科せられる

(^_^;)

 

田原総一朗86歳

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 昔は70歳すぎて生きてると

  古稀(古来稀なり)だったけど

 今じゃ80過ぎた現役が

  ウジャウジャいますからね

 バイデンだって78歳ですよ

  ((((;゚д゚))))

 

今年初のテレ朝「朝生」のテーマは、「ド~する? ! 新型コロナと2021日本」。

医療崩壊や東京五輪に関する議論が交わされたが、

「番組後半で“放送事故”寸前の場面がありました。

 実は生放送に田原総一朗さんが寝てしまったのです。

 元旦スペシャルだったので通常より2時間以上長く、

 午前0時半から5時50分の長丁場。

 体力的に厳しかったのでは」

と語る番組関係者が“そのとき”を振り返る。

「ちょうど、視聴者から届いたFAXやメールを紹介しているときでした。

 腕を組んだ田原総一朗さんの目が閉じ、“機能停止”したんです。

 午前5時ごろから実に約20分、

 田原総一朗さんの司会なしで番組が進む異常事態でした」

それを察知したサブMCの渡辺宜嗣キャスターが、

「機転を利かせてパネリストの話を回し、なんとか乗り切りました。

 カメラスタッフも、田原総一朗さんの姿が放送に乗らないよう苦労したんです。

 冷や冷やものでしたよ。ようやく目覚めた田原総一朗さんは、

 何事もなかったように論戦に割って入りましたけど」

考え込んでいた

番組関係者が続ける。

「田原総一朗さんと長年共演する出演者は

 “OA中にウトウトすることはあったけど、

 さすがにマジ寝は初めて見た”と驚いていました。

 ほかは“田原総一朗ついに昇天か、と思った”

 なんて笑っているのもいましたね」

この“昇天”とは、3年前、「サンデー毎日」誌上で田原総一朗氏が作詞家・阿木燿子氏と対談した際に、

「できればこの番組の収録の最中に

 あれッ田原総一朗さん、静かになったな

 と思ったら死んでた

 というのが理想なんですけどね」

と話したのが元ネタ。

いずれにせよ、“朝まで生熟睡”は共演者や番組スタッフのフォローで事なきをえたわけだが、テレビ朝日の広報部によると、

「田原総一朗氏は目をつぶって考えることはありますが、寝てはおりません」

ならば、出演陣はどう見ていたのだろうか。

「たしかに腕を組んで目をつぶってはいた。

 だがそのあとで会話に参加したので、寝ているとは思わなかった」

 (武見敬三参院議員)

「舟を漕いでいるようにも見えた時間があったが、沈思黙考と見た。

 他の時間は、いつも通り鋭い司会ぶりでした」

 (元JOC国際業務部参与の春日良一氏)

「放送が相当長かったので、実は私も、

 眠くて意識が飛びそうになった時間帯はありました」

 (国際政治学者の三浦瑠麗氏)

では、田原総一朗さん。あなたに聞きたい!

田原「寝てないですよ。

 『朝生』は面白い番組。興奮するんだもん。

 まったく眠くなんてならない。

 たぶん、誰かしらの話を聞いて

 考え込んでいたんじゃないかな」

失礼ながら、体力の問題を指摘する向きもあるが?

田原「テレビ朝日がどう思っているかは分からないけど、

 僕は、いまは後継者を誰にするかも考えていない。

 死ぬまでやるつもりです」

さすがの情熱。

でも、周りが心配するから、長考に入るときの姿勢は変えるべきかもしれません。

「週刊新潮」2021年1月21日号 掲載

 

読書 Dropbox厳選テク27

知らないと損する!Dropbox厳選テクニック27 (impress QuickBooks)_01

昨日のDropBox基本編に続き、今日は応用編

DropBoxで利用可能な応用サービス(付加機能)を27種類リストアップして説明している

PCのブラウザに拡張機能を入れたり、スマホに追加アプリをインストールしたりして使う

PC、スマホ、WEBサービスなどの世界は、とにかく機能過剰の傾向があり、何でも入れていると人生が複雑化してしまう

かと言って、とても便利な機能があるのに知らずにいて使えないのもクヤシイ

まさに本書のタイトルの通り「知らないと損する」といった感じだ

だから、現在どんなサービス(機能)が使えるのか、自分にとって利用価値のあるのはどれかを、ときどきリサーチする必要がある

何しろ日進月歩(秒進分歩)の変化の激しい世界なので、本書に紹介されたサービスの中でも、すでに提供が終わったものや機能が変化したものもある

スマホで使う機能では、全般にアンドロイドでもアイフォンでも使えるけど、自由度の高いアンドロイドの方が、応用機能を活用するには少し便利かな~という印象

(^_^;)

 

読書 はじめよう!Dropbox

はじめよう! Dropbox★2101  クリエイティブなあなたのための入門書_01

DropBoxは、クラウド・サービスの一種で、使い勝手が良いので利用者が多い

主にPCの重要データのバックアップ用として、数年前まで容量1TB(1000GB)月1000円くらいで利用していたが、マイクロソフト社のOneDriveが容量1TB月600円くらいだったので、乗り換えて今に至っている

毎月着実に出ていくお金(固定費)は、1円でも安い方がいいからね

でも、両方使ってみて分かったけど、DropBoxの方が使い勝手が良い

それで最近、また調べてみたら、DropBoxが2TB月1200円くらいになっていた

しかも3年分前払いすると月800円くらいになる

これだとOneDriveの月600円に200円足せば、容量が2倍になって使い勝手も向上する

3年たつうちにOneDriveも値下げするかもしれないけど、先のことは分からない

たった1年前には、中国コロナで世界がここまで滅茶滅茶になるとは思わなかった

それに、OneDriveの使い勝手がDropBoxより良くなる可能性は、非常に低いと思う

そんな訳で、いまDropBoxへ再び乗り換えようと考えているので、最新の「DropBoxの使い方」(本書)を読んでみた

この本は、完全に初心者向きに書かれているので、たぶんPCが使えるなら小学生でも理解出来そうなほど、ものすごく易しく書いてある(スマホだけしか使えない小学生には、少し難しいかな)

それでも、セキュリティ確保のための二段階認証の説明は大いに参考になった(私は現在、まだ一段階認証しかしていない)

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クラウドにデータを置くメリットは、次の2点

1)家が火事になってPCが燃えても、データは安全

2)外出中もスマホからPCデータにアクセスできる

永井荷風は東京大空襲で偏奇館が炎上し、書斎と蔵書を失ってから創作意欲が著しく減退し、悪く言えば「生きるシカバネ」になった

いま、本や書類はスキャンしてデジタル化しているので、火事になってもデータは残る(本人が焼け死んだら意味ないけど)

東京の狭い家に住んでると、本の置き場がいらないのも大きい

それに外出中もスマホから蔵書を読めるので、紙の本を持ち歩く必要がなくなり、荷物が軽くなって助かる

(^_^;)

読書 DIYの裏常識

DIYの裏常識【合本】3冊セット ~ 日曜大工や電子工作の基礎知識、定番工具から最先端便利ツールまで_01

子どものころから機械をいじったりするのが好きで、模型工作とか楽しんでいた

中学生のころは、当時はやっていたアマチュア無線にもハマり、無線機の部品集めで毎週のように秋葉原に通っていた

母方は代々、大工の家系なので、職人のDNAかもしれない

今でも自宅に電動ドリルとか、一通りの工具をそろえて、家の中を改造したりするのが楽しい

いわゆるDIY(Do It Yourself、日曜大工)なのだが、YouTubeには、DIYで色々なものを作る動画がアップされていて、職人スピリッツを刺激される

そんな訳で、最新のDIY工具が今どんな感じなのかを概観しようと思って読んでみた

中国製も入ってきているので、驚くほど安く買える工具も多く、新しい工具をそろえて本格的にDIYを始めようかなと思っている

(^_^;)

 

読書 健康不安がなくなる本

健康の不安がなくなる本 脳の設定を変える_01

人生も後半に入ると健康への関心が高まり、誰かと飲めば、話題は健康や病気の話になります

その心理的背景には不安がある訳ですが、本書はその不安に対して、いかに対峙するかという本です

著者は医者なのですが、書いてある内容は、医学と言うより哲学に近い

人間は不安を感じると何かにすがりたくなる

特に健康不安では、医者とか医学情報にすがりたくなる

すがりたがっている人というのは、洗脳されやすい状態にあるので、洗脳してやろうという側から見たら、格好の洗脳ターゲットになる

悪く言えば、マーケティングというのは、潜在顧客をいかに洗脳して顧客に変えるかという体系的な技術です

製薬会社とか健康産業は、日々そういったマーケティング技術を研究し実行していますから、マスコミやネット上には、そういった不安をあおる洗脳情報があふれかえっています

そんな不安喚起情報に囲まれた中で、いかに主体性を維持して、健康と心の平静を維持するか

本書には、その心構えのようなもの(哲学)が書かれています

(^_^;)