八千草さんは大阪出身ですから
不思議でも何でもないんですけど
やっぱりちょっと不思議な感じ
(^_^;)
八千草さんは大阪出身ですから
不思議でも何でもないんですけど
やっぱりちょっと不思議な感じ
(^_^;)
その昔「化学精義」という、大学受験のやや高級な参考書があって、不思議なことが書いてあった
原子を構成する素粒子(陽子、電子、中性子など)には、「位置と運動量を同時には確定できない」という不思議な性質があり、この性質に着目した場合、「量子」と呼ぶという
量子力学における不確定性原理のことだが、日常生活(ニュートン力学の世界)からは想像も出来ない、摩訶不思議な世界観である
あの天才のアインシュタインも、「神はサイコロを振らない」と言って、この原理を認めなかったそうだが、現在では科学者の常識になっている
この原理は「人間に自由意志はあるのか」という哲学の議論にも影響を及ぼしている
「位置と運動量を同時には確定できない」ということは、科学にとって困ったことのようにも感じられるが、今では量子の持つそのような不思議な特性を逆利用して、量子コンピュータの開発が進められているという
まったく世の中には、驚くような大胆な発想をする天才がいるもんだ
しかし現在の我々が使っているコンピュータが初めて登場した時、すべての情報を0と1、つまり電子ビットに還元するという大胆な発想に驚いたはずだ
10進法には、指の数以外の、何の必然性も無いことを知らされた
このときの天才は、チューリングとか、フォン・ノイマンだった
チューリングの開発した原始的なコンピュータは、ナチスのもっと原始的な軍事暗号を破り、第二次大戦における連合国の勝利に多大な貢献をした
すべての情報を電子ビット(0と1)に還元可能なら、すべての情報を量子的不確定状態(量子ビット)に還元するという発想も有り得る
その長所は、信じられないような高速演算であり、従来型コンピュータが何年もかかる計算を、わずか数秒で終えることも可能になるらしい
広く実用化されれば、世界を一変させる可能性がある
現在のコンピュータでは、時間がかかりすぎて計算できない問題が、世の中にはたくさんあるのだ
特に既存の暗証番号による機密性保持メカニズムは、量子コンピュータなら簡単に破ってしまうというから、セキュリティの大問題となりかねない
まだまだ開発途上の技術であり、正確な未来予測は難しいが、これ以外にも、新しい薬品や工業材料の開発など、幅広い応用が期待されている
量子コンピュータの実物は、極低温による超電導を利用するので、巨大なハードウェアなのだが、現在ではそれをクラウド上に設置して、誰でもアクセス可能になりつつある
基本的な原理(量子ビット)は、電子ビット(0と1)よりは複雑だが、それほど難しいものではなさそうだ
量子コンピュータに与える演算指示(プログラムのようなもの)が、音楽の楽譜によく似ているのは面白い
(^_^;)
蛭子能収コレクション第1集(全7冊)を一気に読んだ
数ページの作品が1冊に十数作品、計100作品ほど
つげ義春の「ねじ式」から影響を受け、シュールな作品ばかり
「ねじ式」のパロディ(↓)も書いている
編集者から「面白いんだけど、絵がねぇ~」と絵の下手さを指摘され、画力よりもストーリーで勝負しようと考えた
確かに余り上手な絵ではないが、独特の味があり、デビュー当時の「へたうま」ブームに乗った
ぼぉーっとしてるように見えるが、意外と機を見るに敏だ
(^_^;)
▼競艇と映画が大好きな、脱力系のおじさん (^_^;)
漫才界、いや芸能界で
「天才」を選ぶとしたら
間違いなく横山やすし!
だと思いますねー
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漫才師の西川きよし(74)が、文化功労者に選ばれた。
「文部科学省が『漫才師』と発表したため、
そのように表記されましたが、“元”漫才師でしょう。
そもそも漫才は2人以上でないと成立しない芸能ですからね」
とスポーツ紙芸能担当記者は指摘する。
お笑いタレントと報じる新聞もあり、そのほうがしっくりくる。
「西川きよしは会見で『漫才に誘ってくれた相方の横山やすしさんのおかげ』
と感謝していました。文化功労者に選ばれたのは、西川きよしさんの実績で、
漫才師として一世を風靡した後、参院議員を3期18年間務めたことが大きい」
と演芸評論家。
「西川きよしが選挙に出ると分かったとき、横山やすしは荒れていた。
『俺を見捨てるんか?』って。横山やすしは舞台に出る間際に酒を飲んで
度胸づけをしたほど小心なところがありましたから」
51歳で命を散らした、無位無官の天才やっさんのことも、われわれは忘れない。
蛭子さんの新書3冊のうち「死にたくない」「ひとりぼっちを笑うな」を読んだので、もう1冊もついでに読んでみた
予想されたことだが、専門の物書きではないので、ネタ切れと言うのか、前2冊との重複が非常に多い
論語とはミスマッチ感も多々あるが、新書編集者の思い付きのアイデアに乗って、本にしちゃった感じ
仕事が来ると断れないと自分でも言っている
とにかく他人との対立を好まず、時には「怒る能力の欠如」かと思われるほど、ひたすら従順に温厚に目立たず生きようと努力して来た人
ただ普通の人とちょっと(かなり)波長が異なり、それを余り隠さず「正直に」出すところが大ウケしている
世の中には、周囲との波長の違いを自覚しながらも、それをひた隠しにして無理に「協調性」を発揮し、息苦しさを感じている人たちから支持されているのだと思う
いま若い人のSNSで「おまえ友達いないだろ」と並ぶ侮辱の言葉が「空気が読めない(KY)奴」なんだそうだが、蛭子さんは「そんなこと、気にしなくていいんじゃないの?」と言ってます
平和島の競艇場へ行って、一人で「ぼぉーっと」レースを見ているのが最高に楽しいそうだ
私は列車に乗って車窓の景色が流れていくのを、一人で「ぼぉーっと」眺めているのが至福の時間なので、とても共感を覚えます
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3日前に読んだ蛭子さんの本「死にたくない」の続巻(実際は本書の方が先に出版)
「友達なんていらない」と、サラっと言うところが、スゴイと言えばスゴイ
いま若い人の間では、SNSなどでも「おまえ友達いないだろ」というのが最大の侮辱の言葉になっているらしい
たしかに極端なワガママとか自己中で爪はじきになってる人もいるかもしれないけど、最初から人間関係に重きを置かないで生きてる人もいるはず
でもいまの日本で「友達なんていらない」というのは、なかなか言いにくいことであって、それを何の衒いもなくサラっと言えるのは貴重な存在だ
「他人の道を上手に歩くより、
自分の道を不器用に歩いた方が良い」
と言われるけれども、これがなかなか出来ない
蛭子さんの場合、肩ひじ張って「これがオレの道だ」と言うのではなく、「ボクにはこの道しか歩けないんですよ」といった感じがあって、ほのぼのしてくる
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著者は1927年生まれの現在93歳
海軍兵学校→三高→東大医学部というコースで、京都大学霊長類研究所で脳生理学を研究
50代後半から一般向けの本を書くようになり、いまでは「長生き先生」といった立ち位置になって、日本全国の高齢者団体などから講演に招かれたりして飛び回っている
秦の始皇帝が全てを手に入れて、最後に望んだものが不老長寿
そのためのポイントは「かきくけこ」、つまり
感動・興味・工夫・健康・恋
ということになるのだとする
本書はそんな著者の日常生活をエッセイ風に語りながら、上記の5要素を軸に、不老には何が良いかを説いている
そのライフスタイルを貫く好奇心と楽天性は、確かに不老の決め手になるように思える
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珍しく実用的な本を読んだ
新潟大学の医学部教授が、患者にとって気になる点を取り上げ、分かりやすく、歯切れよく説明している
著者は、最新医学論文の審査に携わっているので、「医療の最先端」を踏まえつつ、従来の健康常識を次々にひっくり返している
疲労の原因物質が乳酸というのは過去の常識で、現在では疑わしいとされている
薬には副作用が付き物だが、まれに副作用が無い(ように見える)薬もある(例)コレステロール値を下げるシンバスタチン
鎮痛剤の進歩で、いまでは末期がんの激痛は著しく緩和されていて、普通に生活出来る場合も多い
魚を食べると健康に良い理由は、よく分かっていない(EPAやDHAの効果は認められない)
ビールのカロリーのうち、吸収されるのは3割程度なので、低カロリー食品と言える(ちなみに日本酒は2割程度)
野菜果物を十分に摂り、適度な運動を毎日すれば、ガンの3分の1は予防できる
傷口にはサランラップを巻け
ウイルスを防ぐには、花粉症用のマスクが良い
血圧治療薬で血圧は下がるが、死亡率は下がらない
「医療の最先端」といっても、この本が出たのが2007年(13年前)だから、その後にまたひっくり返っている健康常識があるのかもしれない
ちょっと気になったのは、本書の中に「睡眠時間は7時間がベスト」というのがあって、参考データ(↑)も付いてました
7時間というのは、ほぼ従来の健康常識通りですが、気になったのは
「睡眠が少ない人より、多い人の方が死亡率が高い」・・・(A)
とデータから読み取れる点です
私は今まで単純に、
「睡眠不足は不健康で、タップリ眠れば健康に良い」・・・(B)
と考えてたんだけど、上のデータはこれを否定しているように見えます
(A)が真実なら「現在の生活リズムを見直さなくちゃ!」とも思った
でもよく考えてみると、
睡眠時間が少ないのは、若い現役世代が多い
睡眠時間が多いのは、引退した高齢者が多い
とするならば、後者の死亡率が高いのは当然ですよね
いや、そうは言っても、私とは違って
多くの年寄りは早起きだから、長時間眠ってるとは限らない
ということも考えられる
何とも悩ましい・・・
(^_^;)
現代の奇人変人、蛭子さん(71)の人生観が詰まっていそうな表題に惹かれました
とにかく正直な人で、世間体とかプライドとかに無縁で、やや脱力感のある生き方を、淡々と語っています
葬式に出ない理由は、式場でみんなが深刻な顔をして列席しているのを見ると、笑いが止まらなくなるからだという
何か偽善とか形式主義に対する感覚が、人並み外れて敏感なのかもしれない
意外に真面目な働き者で、お金になるなら喜んで、どんな仕事でも引き受けたいという
特にテレビ出演(タレント)は、漫画家よりも楽に稼げるので大歓迎だと正直に告白している
ただ人間関係には非常に淡泊で、出来ればなるべく人付き合いはしたくないようだ
それでも前の奥さんを亡くしたときは茫然自失して、淋しさに耐えられず、必死に「婚活」して現在の奥さんと結ばれた
最近の悩みはボケ始めたことで、よく物忘れをするらしい
もともとボケキャラなので、周囲は役作りなのか地なのか、見分けがつきにくい
(^_^;)
妖怪マンガの水木しげるの愛読書がゲーテだった
カントやヘーゲル、ニーチェやショーペンハウエルも読んだが、ゲーテが一番「性に合った」らしい
「ヴィルヘルム・マイスター」や「ファウスト」より、「ゲーテとの対話」が好みだという
片腕を失った戦地にも持って行った
作品よりもゲーテの人間性や生き方が好きなのだろう
人生訓の本家のようなゲーテなので、マンガが売れなくて極貧の時代を乗り切るパワーも、ゲーテから得ていたようだ
したくもない戦争に狩り出されたので、終戦のときに本当に自由を感じたという
人生で最も大切なことは「好きなことをすること」と信じる
そして寝ることが好きだから、マンガが売れて余裕が出来てからは、毎日好きなだけ寝ているそうだ
「葉隠」の山本常朝に似ている
(^_^;)