80【ヒストリー】
海軍航空隊と石岡のおまつり
乃木希典が殉死して111年
今日は明治日本の軍人、乃木希典(のぎまれすけ)が、62歳で明治天皇に殉死(割腹)してちょうど111年です
日露戦争の旅順港攻略戦で203高地を攻撃し、日本海海戦の東郷平八郎と並ぶ英雄(軍神)とされています
東京の六本木の近くに乃木坂(のぎざか、→)という場所がありますが、これは乃木希典の邸宅があった坂道にちなんでいます
乃木希典も東郷平八郎も「軍神」ですから、どちらも神社(乃木神社、東郷神社)になっています
東京の神社の中では「オシャレな神社」として、人気の結婚式場になったりもしています
乃木希典の邸宅は今でも乃木坂に現存し、彼と彼の妻が殉死(割腹)した部屋も見ることが出来ます
しかしこの乃木希典、軍人としては正直すぎて愚将だったとする評価が長らく定着していました
日露戦争のあと乃木希典は学習院の院長になり、その「高潔な人格」のせいで教育者としての評価は高く、昭和天皇の教育にも深く関わった
しかし、敵の意表を突く知略計略謀略が重要な戦場では、
高潔な人格(正直で何事も正面攻撃)は、馬鹿正直と同義語
で、そのために無駄な戦死者を大量に出した愚将と評価されていました
その原因が、作家・司馬遼太郎(→)の代表作「坂の上の雲」で、有名な歴史小説です
NHKのドラマにもなったりしています
この小説は日露戦争が背景になっており、203高地のトーチカに立てこもって機関銃を構えるロシア兵に対して、帝国陸軍は正面から肉弾攻撃を繰り返し、とんでもない人数の戦死者を出します
「乃木希典は軍人としては正直すぎて愚将だった」ために、無駄に大量の戦死者を出した
これが司馬遼太郎の乃木希典に対する評価で、歴史通をはじめ多くの日本人の間でも、長らくこの評価が定着していました
生身の人間が盾も持たずに機関銃に向かって突撃するなどという、戦術的には何の意味も無い、ただ戦死者の山を築くだけの愚劣きわまりない底抜けに馬鹿げた戦闘方法
これと同じような愚劣な戦闘を、太平洋戦争末期の日本軍もバンザイ突撃(→)などで、圧倒的に優勢な米軍に向かって繰り返したとされています(どこまで史実なのか怪しいですが)
仮に史実だとしたら、戦場の異常心理に陥った頭の悪い司令官が、このような馬鹿げた戦闘命令を出したのだろうと私は思っていました
しかし最近(と言っても数年前だが)、史実はそうではなく、乃木希典は愚将ではなかったという本
が出て、話題になっています
司馬遼太郎の「坂の上の雲」は歴史小説としては名著ですが、あくまでも小説(作り話)で、史実そのものではない
歴史小説と史実がゴッチャになるのは良くあることですが、優れた将軍を愚将とするのは、よくある間違いにしてもヒドすぎるかもしれません
織田信長も、歴史ドラマなどでは気が短くてすぐに激怒する残酷な男というイメージがありますが、史実を見ると非常に思慮深く、部下に対しても気遣いや思いやりのある人物のようでもあります
この辺のイメージと史実のギャップを追求するというのは、歴史の本を読む楽しみの一つでもあります
「乃木希典と日露戦争の真実」、早く読んでみたいなぁ
(^_^;)
ナニワ金融道を再読
コミック(マンガ)「ナニワ金融道」を再読した
累計発行部数1600万部という、日本の漫画史に残る有名な作品で、映画にもなっている
前回読んだのはバブル崩壊(1990年)直後で、まだ連載中だったので途中までだった
全19巻のうち、今日は1~15巻を読んだ
作者の青木雄二(←)は、マルクス主義者を自称するやや奇人変人、一種の天才奇才とも呼ぶべき人物なのだが、惜しくも2003年に肺がん(58歳)で亡くなっている
作者没後も後継者たちが「青木雄二プロダクション」というのをつくって「新ナニワ金融道」など続編をいっぱい出しているので、まだ未読が大量にあってしばらく楽しめそうだ
前回読んでから30年もたっているので記憶が薄れたところも多く、新しく読むような気分だったし、とにかくこの作品は元々メチャ面白い!
バブル崩壊のころは債権回収の「教科書」として、各銀行の支店などに本書が全巻そろえられていて、銀行員たちがむさぼるように読んでいたらしい
上の表紙から分かるように、大阪独特の下品さ泥臭さをこれでもかと言うほど前面に押し出した独特の画風で、人間のドロドロした欲望や情念が渦巻く修羅場をセキララに描いている
講談社のマンガ雑誌「モーニング」に1990~1996年連載で、まさに日本がバブル崩壊で揺れに揺れていた時期と重なる
突然襲ってきたバブルの破裂(と当時の人たちは思っていた)で、それまでの順風満帆の人生を根底から覆されて悲惨な地獄へ堕ちていく人たちの姿を、しかもユーモラスに描いている
それまでバブルでジャブジャブにお金を貸し出していた金融機関が、突然貸し出しを渋って債権回収に走った
お金を返せなくなった人たちも悲惨だが、返せない人から鬼や悪魔と呼ばれつつ、貸金の返済を迫る金融機関の最前線にいた金融マンたちも悲惨だった
▲債権回収とリストラの嵐で、ヤケクソになっているノンバンクの幹部
そのような金融機関の底辺に位置する街金融「帝国金融」の新人社員・灰原達之が主人公
街金融(まちきんゆう、消費者金融、サラ金)は、日本の金融カースト制度(↓)の底辺に位置し、上には都銀(メガバンク)、公庫、地銀、信金、クレジット、ノンバンクなどがあり、下には闇金融(やみきんゆう)という無法地帯もあって、本書にもたびたび登場する
考えてみると、日本がバブル崩壊した1990年からすでに33年も経過していて、当時のことを鮮明に覚えている人たちは50代以上だ
33年が過ぎても、日本バブルの後遺症はあちこちに残存しているが、日経平均がバブル崩壊後の高値を抜いたりして、ようやく後遺症から抜け出す気配が感じられ始めている
そして今、お隣の大陸では、超巨大な中国バブルの崩壊がすでに始まっている
何しろ不良債権の規模が33年前の日本バブル崩壊よりヒトケタ上(推計1000兆円~2000兆円)と予想されている
おまけに
何でも秘密主義、ワイロ主義の
暗黒独裁チャイナチス中国共産党
が経済を仕切っているから、マクロ経済統計の数字がまったくアテにならず、これから中国経済にどんな混乱が起こるのか非常に分かりにくい疑心暗鬼の状況になっている
なにしろチャイナチス中国共産党は、自分たちにとって
都合の良いことは100倍にして公表する
都合の悪いことは100分の1にして公表する
という超ウソつき体質で、かつての日本の大本営発表よりもはるかに悪質だ
とにかく、中国経済が壊滅するのは確実だが、日本を含めた世界経済も無傷では済まない
ノーベル賞経済学者クルーグマン(→)は、中国バブルの崩壊は、日本バブルの崩壊とは比較にならないほど大規模で悲惨なものになると予想している
ただし、経済学者の予想は外れることが多い
日本バブル崩壊のとき日本社会の混乱が比較的軽微で済んだのは、当初のバブル崩壊直後、金融機関が債権放棄などで不良債権処理を引き受けてバッファー(衝撃吸収材)となり、その後にゼロ金利政策などでゆっくり金融機関を救済したからだと思う
それでも30年かかったのだ
中国バブル崩壊の経済的な混乱はすでに始まっており、建築中のマンションを買ってお金をすでに払っっているのに(中国では完成前にお金を払うのが普通)、建築工事が中断してマンションが手に入らず、人生設計を台無しにされた人民が狂ったように泣き叫んでいる
そんな工事が中断して誰も住んでいないマンション群は「鬼城(きじょう、中国読みグェイチョン)」と呼ばれており、そんな廃墟(ゴーストタウン)が中国全土に山のように存在している
やがて中国バブル崩壊の経済的な大混乱が、中国の政治的混乱や社会的混乱に広がっていくのは間違いなく、これから半世紀くらいかけて、チャイナチス中国共産党の崩壊や、中国の国家分裂や内戦になる可能性もある
追い詰められたチャイナチス中国共産党が、活路を台湾進出(侵攻)に求めるかもしれない
それは世界恐慌→満州進出→真珠湾という、かつて日本がたどった道筋と重なって見える
((((;゚д゚))))
▲中国の鬼城と呼ばれる廃墟(ゴーストタウン)
ウラヤミ系 修羅場 YouTube 対岸の火事
ネット上には、「裏」「闇」「修羅場(しゅらば)」というようなキーワードに該当する情報がある
私は「ウラヤミ系」と勝手に呼んでいる
世間体を考えて乙に澄ましている「オモテの顔」の背後に、人間のドロドロした欲望が渦巻いていて、それが時々露出している場面がウラヤミ系の舞台だ
ヤクザなど反社勢力や犯罪現場が登場することも多いが、犯罪までいかなくても、不倫などの男女関係や、嫁姑対立など家族関係に関する修羅場も多い
昔は(今でもあるが)「アサヒ芸能」とか「週刊大衆」みたいなスキャンダル専門雑誌があって、芸能人や有名人の修羅場を扱っていたし、テレビのワイドショーなども似たような世界
今はネットで誰でも情報発信できるので、ごく普通の一般人の修羅場情報が、ネット上には山ほどアフレている
共和制ローマ期(紀元前1世紀)のエピクロス派の哲学者(詩人)に、ルクレティウス(→)という人がいる
彼はその著書『物の本質について』(De Rerum Natura)の中で、次のように書いている
「大海で風が波を掻き立てている嵐の時、安全な陸の上から(船に乗った)他人の苦労をながめているのは面白い。
他人が困っているのが面白い楽しみだと云うわけではなく、自分はこのような不幸にあっているのではないと自覚することが楽しいからである。
野にくりひろげられる戦争の大合戦を、自分がその危険に関与せずに見るのは楽しい。
とはいえ、何ものにも増して楽しいことは、賢者の学間を以て築き固められた平穏な殿堂にこもって、高所から人を見下し、彼らが人生の途を求めてさまよい、あちらこちらと踏み迷っているのを眺めていられることである。
才を競い、身分の上下を争い、日夜甚だしい辛苦を尽くし、富の頂上を極めんものと、また権力を占めんものと、あくせくしているのを眺めていられることである。」
「対岸の火事」「他人の不幸は蜜の味」などと言うが、ルクレティウスはその心情を、セキララに、ぬけぬけと、哲学的な詩に書いている
大昔(紀元前1世紀)の人だが、人間のこの辺の心情は、2千年たっても変わらない
人類が自我(自意識)を持つようになった、たぶん数百万年前からずっと変わらない、人間の持つ根源的な心情の一つなのだろう
グーグルやYouTubeで「修羅場 不倫」などと入れると、その種の「対岸の火事」情報が山ほど出て来る
上の動画はその中の一つで、特に厳選したものではなく、この程度の平凡な修羅場情報ならネット上にありふれている
中には、不倫された側からの報復(復讐)が徹底していて、不倫した側を精神的にも経済的にも社会的にも、地獄の底までトコトン追い詰めていくようなスサマジイ動画もある
普段はおとなしい温厚な人でも、怒らせたら怖い人は確実に存在する
どちらかと言うと、妻に不倫された夫が、腹いせや同情集め、あるいは第三者のアドバイスを求めて、2チャンネルなどのネット掲示板に不倫の経緯を投稿(カキコ)するケースが多い
どう考えても不倫妻より不倫夫の方が多いと思うのだが、夫に不倫された妻からの情報が少ないのは、ネット掲示板の利用者に男が多いからだろう
それらの掲示板情報を整理して動画化したのが、修羅場 YouTube
投稿者は最初に「スペック」といって、自分や配偶者(汚嫁)、不倫相手(間男)などのプロフィール(子の有無、美人やイケメンかどうか、職業、年収、性格、愛情や打算の有無など)を紹介する
この種の投稿が多いせいか、この辺の書き方のスタイルは確立されている感じがする
それから不倫発覚の経緯とその後の動き(興信所や弁護士が登場する場合が多い)や報復(復讐)について説明していく流れだ
「今日、不倫現場に踏み込んだ」とか、現在進行形の生々しい情報が多くて臨場感がある
その都度、掲示板を閲覧している第三者からの意見や質問、アドバイス、ツッコミが入る
最初はこんなの閲覧数かせぎの作り話ばかりだろうと思っていたのだが、非常にリアリティの高い描写が多いので、最近は実話の方が多いのではないかと思い始めている
(^_^;)
松永記念館を歩く
先日、小田原の一夜城に登った際に見つけた松永記念館、昨日見学しました
開館は朝9時からで、少し早く着いたので小田原駅の近くの牛丼すき家でビール2本を飲み、30分くらい歩いて記念館へ
いやー、この途中の道が暑かったこと~ (;^_^;;;)
暑さのせいか見学客は私一人
「電力の鬼」松永安左エ門 (→)が晩年を過ごした自宅と茶室を静かに見学できました
帰宅して今日、
を読みました
明治から戦中戦後にかけての日本経済史の、ド真ん中を駆け抜けたような波瀾万丈の人生
昨日訪れた晩年の自宅に、総理大臣池田勇人とか、数多くの政財界人が通ったのですね
この松永安左エ門さん、福沢諭吉とか明治の話がいっぱい出て来るので、かなり昔の人のようでもありますが、1971年に95歳で亡くなられているので、割と最近の人でもあります
上記の本には、実業家・福沢桃介(ももすけ、→)もたびたび登場します
同じく電力事業に傾倒し、時には松永の共同経営者、時には良きライバルだった桃介
ともに日本の電力開発に大きな足跡を残した天才実業家ですが、松永は秀吉に似た人たらしな所があり、桃介は信長に似てやや冷たく人を突き放すような所があった
松永と桃介は、ともに福沢諭吉の「直接の薫陶」を受けた慶応義塾の同窓
桃介の方が7歳年上だが、当時は入学とか学年とかエーカゲンだったので、ほぼ同期に塾生だった
諭吉は晩年、健康のために毎朝約4キロの散歩(三田から広尾や目黒のあたりまで)をしていたのですが、そのときに多くの塾生も同行し、その中に松永と桃介もいて、諭吉の前で時論を戦わせて親しくなりました
桃介は諭吉の娘と結婚(入り婿)して福沢に改名
この桃介さん、右上の写真のようにジャニーズ系の超イケメン、おまけに超お金持ちだったので、モテまくって女性関係は派手だった
のちに日本最初の女優・川上貞奴(さだやっこ、→)と愛人関係(不倫)にあったことでも有名です
このあたり、川上貞奴が主人公の大河ドラマ「春の波濤」でも描かれました
もちろん、愛する娘のダンナが不倫すれば娘の父親である諭吉にとって面白くないのは当然ですが、当時は不倫(特に男の不倫)に対して世の中全般に甘いというか超ユルい感じだったので、大問題にはなっておらず、桃介と諭吉の関係が破綻したりもしていない
そんな訳で桃介と貞奴は、隠すことなく堂々と、愛人関係を続けました
桃介は水力発電所建設のため、たびたび木曽川に現場視察に出かけています
そのとき木曽川にかけた橋(桃介橋)や、貞奴と過ごした別荘(現在の桃介記念館)などが木曽川沿いに現存し、私も以前訪れたことがあります
帰りに川崎のよくいく回転寿司屋に寄ったのですが、そのときの板前さんが超面白い人だった
親が医者で、その仕事の関係で海外で育ち、中学の時に日本に帰国したときは日本語がまったく話せなかった
英語フランス語イタリア語スペイン語が堪能で、今も1年の半分は海外生活、奥さん(イタリア人)は30歳以上も年下の超美人(写真を見せてくれた)
いま海外では日本人の板前が引っ張りだこで、日本での給料の倍以上もらえるとか、そんな人がなぜいま日本で回転寿司の板前をしているのかなど、面白い話をいっぱい聴きました
ビール1本のツモリで入ったのに、話の面白さにグングン引き込まれて、結局3本(今日は合計5本)飲んじゃった
(^_^;)
松永記念館(松永安左エ門の自宅)の居室
晩年の松永は、この部屋で寝起きをしていたらしい
昭和の世田谷
ヤクザサミット in 横浜
▲住吉会小川修司会長、六代目山口組髙山清司若頭、稲川会内堀和也会長
暴力団対策法による締め付けが効き過ぎて、暴力団はどこも構成員が激減し、シノギに苦しんでいます
ヤクザ組織の統制力が弱ったスキを突いて、半グレや不良外国人、労組のフリをした狂暴集団(辻本清美で有名になった「関西生コン」など)が跋扈してきています
暴力団も今は内部抗争している余裕がなく、協力できるところは協力しながら、新しい敵に立ち向かう必要がある、といったところでしょうか
((((;゚д゚))))
指定暴力団稲川会の「稲川会館」(横浜市)に4/12、六代目山口組髙山清司若頭、住吉会小川修司会長、稲川会内堀和也会長が出席し、食事会を開いた。
六代目山口組、住吉会、稲川会は、構成員や準構成員の人数ではヤクザ界のトップスリー。
暴力団関係者は言う。
「かつて敵対していた組織のトップが一堂に会するなど、考えられないことだった」
品川駅と上野駅
東京駅の両脇にある、品川駅と上野駅
新幹線停車駅としての位置づけは似ているのですが、性格は対照的です
品川駅は高層ビルが続々と建設され、大企業の本社が並ぶ丸の内や大手町のようなビジネス街への道をひた走っています
それに比べて上野駅は変化が乏しく、発展に取り残された印象すらあります
でも歩いて見ると、面白くて楽しいのは上野駅周辺かもしれません
日本の芸術の中心としての上野公園に、不思議な活気のあるアメ屋横町、少し歩けば下町情緒の残る浅草につながる
これ以外にも山手線には、新橋、渋谷、新宿、池袋など、個性的な駅がいっぱい並んでいます
(^_^;)
ChatGPT つかってみた
人工知能(AI)の最先端、ChatGPTをつかってみました
上の画像は「坂本龍一の新宿高校時代について」とChatGPT3.5に質問したときに返って来た回答です
ChatGPTは英語ベースですから、ChatGPT内部では、私の日本語の質問を英語に翻訳し、それについてChatGPTが英語で回答し、さらにその回答を日本語に翻訳している訳です
そんなことを感じさせないほど素早く、自然な日本語で回答しています
回答の文章は、Googleあたりで調べたどこかのWebサイトの文章なのではないか?という疑惑が出る訳ですが、その辺はすでに調査されていて、ChatGPTの回答文はWeb上のどこにも存在しない全く新しい文章であることが明らかになっています
もちろん元になっている知識ベースは、ChatGPTがWebなどの情報源から「学習」した情報(数兆項目と言われている)なのですが、それを換骨奪胎、新しく作り直している訳です
生きた人間だって、その人が過去に学習した知識を再編成して文章を書いたりしているのですから、事情は同じです
単に知識(情報)を回答するだけなら、Google検索よりちょっと便利かなという程度なのですが(それでもGoogleは強力なライバル出現に、猛烈な危機意識を持っている)、問題は知識を用いた判断や創造の能力です
今回つかったChatGPT3.5の判断力は、人間で言えばまだ小中学生レベルだろうと言われてますが、今月(2023年4月)公開されたChatGPT 4は、すでに高校生~大学生レベルの能力を持っているようです
試しにMBAや司法試験を受験させたところ、上位で合格したそうです
既存の大量の専門知識をつかって判断を下す仕事(医師や弁護士も含まれます)が人工知能に置き換わる時代が目の前に迫っています
人工知能が実用化された時代に、真っ先に変革を迫られるのは、教育の世界だと思います
今のところ学校教師は、論文作成でChatGPTを用いることを禁止するとか、牧歌的でピントのズレた対応をしていますが、いずれ「人工知能を使いこなす能力」が人間の能力の核心になるのは間違いないでしょう
毎年同じことを教える生活を長年繰り返し、無競争でぬるま湯に浸かってアタマがボケた公立高校などの学校教師に「人工知能を使いこなす能力」など期待できません
いっそのこと、既存の学校教師を全員クビにして、教育者の役割を人工知能に果たしてもらうのがよいのかもしれません(これは冗談で言っているのではない)
人工知能が人類に幸福をもたらす万能ツールになるか、破滅に導く悪魔の兵器になるか、それを決めるのは21世紀の人類に課せられた使命です
核分裂反応の技術だって、原子力発電所で夢のエネルギー源にもなり得ますが、赤組(中露韓北)の頭のおかしいボケ老人の独裁者(→)が使えば、人類を破滅させることも出来ます
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【ChatGPTの回答】坂本龍一(Ryuichi Sakamoto)は、1952年1月17日に東京都中野区で生まれました。彼は、高校時代を東京都新宿区にある新宿高等学校で過ごしました。
当時、新宿高校は音楽の名門校として知られており、坂本龍一も音楽科に進学しました。彼はピアノを専攻し、才能を発揮していました。高校時代から作曲や編曲にも取り組んでいたといわれています。
また、坂本龍一は高校時代に、後に「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」として知られるグループのメンバーである高橋幸宏と出会っています。高橋との交流が後の坂本の音楽活動に大きな影響を与えたことは言うまでもありません。
坂本龍一は、高校を卒業した後、東京芸術大学音楽学部に進学し、音楽家としての道を歩むことになりました。
【ChatGPTの回答】坂本龍一は、新宿高校時代から音楽に熱心に取り組んでいたことで知られています。彼は、高校時代にクラシック音楽やジャズ、ロックなど様々なジャンルの音楽に触れ、自身の音楽性を形成していったと言われています。
また、高校時代には、音楽活動だけでなく映画制作にも携わっていました。坂本は、高校時代に友人と共同で制作した映画「アサルト少女」の音楽を担当し、自らも出演しています。
坂本は高校時代から優れた音楽家として認知されており、在学中には数々の賞を受賞しています。例えば、高校2年生の時には、日本放送協会(NHK)主催の「全国学校音楽コンクール」でピアノ部門の最優秀賞を受賞しています。
坂本の音楽的な才能は、高校時代にさらに磨かれ、その後の音楽活動に大きく貢献しました。彼は、新宿高校時代に培った音楽的な感性や知識を基に、独創的な音楽を生み出していったのです。
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上の【ChatGPTの回答】に、少し変なところが
ありますが、気がつきましたか? (^_^;)