30【サイエンス】

読書 量子コンピューターの教本

いちばんやさしい量子コンピューターの教本 _01その昔「化学精義」という、大学受験のやや高級な参考書があって、不思議なことが書いてあった

原子を構成する素粒子(陽子、電子、中性子など)には、「位置と運動量を同時には確定できない」という不思議な性質があり、この性質に着目した場合、「量子」と呼ぶという

量子力学における不確定性原理のことだが、日常生活(ニュートン力学の世界)からは想像も出来ない、摩訶不思議な世界観である

あの天才のアインシュタインも、「神はサイコロを振らない」と言って、この原理を認めなかったそうだが、現在では科学者の常識になっている

この原理は「人間に自由意志はあるのか」という哲学の議論にも影響を及ぼしている

「位置と運動量を同時には確定できない」ということは、科学にとって困ったことのようにも感じられるが、今では量子の持つそのような不思議な特性を逆利用して、量子コンピュータの開発が進められているという

まったく世の中には、驚くような大胆な発想をする天才がいるもんだ

しかし現在の我々が使っているコンピュータが初めて登場した時、すべての情報を0と1、つまり電子ビットに還元するという大胆な発想に驚いたはずだ

10進法には、指の数以外の、何の必然性も無いことを知らされた

このときの天才は、チューリングとか、フォン・ノイマンだった

チューリングの開発した原始的なコンピュータは、ナチスのもっと原始的な軍事暗号を破り、第二次大戦における連合国の勝利に多大な貢献をした

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すべての情報を電子ビット(0と1)に還元可能なら、すべての情報を量子的不確定状態(量子ビット)に還元するという発想も有り得る

その長所は、信じられないような高速演算であり、従来型コンピュータが何年もかかる計算を、わずか数秒で終えることも可能になるらしい

広く実用化されれば、世界を一変させる可能性がある

現在のコンピュータでは、時間がかかりすぎて計算できない問題が、世の中にはたくさんあるのだ

特に既存の暗証番号による機密性保持メカニズムは、量子コンピュータなら簡単に破ってしまうというから、セキュリティの大問題となりかねない

まだまだ開発途上の技術であり、正確な未来予測は難しいが、これ以外にも、新しい薬品や工業材料の開発など、幅広い応用が期待されている

量子コンピュータの実物は、極低温による超電導を利用するので、巨大なハードウェアなのだが、現在ではそれをクラウド上に設置して、誰でもアクセス可能になりつつある

基本的な原理(量子ビット)は、電子ビット(0と1)よりは複雑だが、それほど難しいものではなさそうだ

量子コンピュータに与える演算指示(プログラムのようなもの)が、音楽の楽譜によく似ているのは面白い

(^_^;)

 

読書 不老の探求

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著者は1927年生まれの現在93歳

海軍兵学校→三高→東大医学部というコースで、京都大学霊長類研究所で脳生理学を研究

50代後半から一般向けの本を書くようになり、いまでは「長生き先生」といった立ち位置になって、日本全国の高齢者団体などから講演に招かれたりして飛び回っている

秦の始皇帝が全てを手に入れて、最後に望んだものが不老長寿

そのためのポイントは「かきくけこ」、つまり

  感動・興味・工夫・健康・恋

ということになるのだとする

本書はそんな著者の日常生活をエッセイ風に語りながら、上記の5要素を軸に、不老には何が良いかを説いている

そのライフスタイルを貫く好奇心と楽天性は、確かに不老の決め手になるように思える

(^_^;)

 

スナネコ切手

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ついに郵便局も人気に便乗?

カワイイから何でも許しちゃう

(^_^;)

 

藤井聡太二冠のPC

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 藤井聡太二冠の年収はすでに数千万円

  そのうち億単位で稼ぐようになったら

 個人専用スーパーコンピュータを持つかもね

  (^_^;)

 

秋葉原にある日本最大規模のパソコンショップ「ツクモ」の店員は驚きを隠さない。

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「大学などの研究機関や、

 動画編集を業務とする企業が使うようなパーツです。

 一般の家電量販店ではまず取り扱っておらず、

 ウチのような専門店じゃないと手に入らない。

 ましてや藤井聡太さんのように

 将棋ソフトのために購入した人は見たことがない」

将棋界で快進撃を続ける藤井聡太二冠は、棋譜の分析のためのパソコンを自作することで知られているが、インタビューで、

「最新のはCPUに「ライゼンスレッドリッパー3990X」を使っています」

と明かした。

CPUはコンピュータの頭脳にあたるパーツだが、藤井二冠が名前を挙げたのは今年2月に発売された最新モデルで、お値段なんと約50万円。

通常の家庭用パソコンのCPUであれば、価格はせいぜい2万~3万円程度。

この超高級品が「将棋の分析に最適」と評するのは、今年の世界コンピュータ将棋選手権で優勝した将棋AI「水匠」の開発者である杉村達也氏。

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「CPUの性能で読みの速さが変わります。

 家庭用パソコンのCPUが1秒間に約200万手読むのに対し

 藤井二冠のCPUでは30倍の6000万手読めます。

 短時間でより多くの局面を検討できるので、

 効率よく研究できます」

6月の棋聖戦第二局では、藤井二冠の妙手「3一銀」が、

将棋ソフトが4億手読んだ段階では悪手なのに、6億手読むと最善手になる

ことが話題となった。

「普通のCPUなら10分以上かかるが、

 藤井二冠と同じものなら10秒で導き出せます」(同前)

将棋ライター・松本博文氏はこういう。

「高性能コンピュータが膨大な分析結果をはじき出しても、

 咀嚼して自分の力にできるかは別問題。

 超ハイスペックのCPUを使いこなせる藤井二冠の棋力こそ規格外です」

天才棋士だからこそ活かせる“手駒”なのだ。

※週刊ポスト2020年10月2日号

 

動物園のリストラ

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 エサ代が3匹で 年間6400万円って

  いったい何を食わせてるんだ?

   (・_・?)

 

「限られた予算と敷地をどう使うか。

 動物にも『集中と選択』が必要なんです」

大阪府の天王寺動物園改革のため就任した園長の牧慎一郎は経営合理化のため、動物の<リストラ>を進めている。

一方、保護意識の高まりで新たな種の導入が難しくなり、安定的な動物の確保が大きな課題となっている。

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リストラ対象となっているのは、最も人気者だったコアラ(→)だ。

2014年にはコアラ3匹が飼育されていたが、餌代が1年で約6400万円と高額で、動物全体の4~5割を占めるなど動物園経営を圧迫。

19年10月、最後の1匹を海外の動物園に無償で貸し出した。

当初の計画では、212種のうち22種の飼育から撤退するとされていた。

だが、想定外の事情で姿を消す動物も増え、19年末時点では184種になった。

繁殖を進める予定だったシマウマは19年、同じゾーンで飼っていた草食動物とのけんかで死に、推定48歳と高齢だったゾウのラニー博子も18年に死んだ。

いずれも最後の1匹だったが、今も新たな個体は導入されていない。

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今西隆和副園長は

 「ゾウ(←)はいわば動物園の顔。

  ずっと情報収集を続けるが

  見通しが立たない状態だ」

と現状を話す。

背景には、保護意識の高まりで、動物全般の入手が極めて厳しくなっていることがある。

日本は1980年に、動物の国際取引を規制するワシントン条約を批准。

保護や学術目的で輸出入国の許可をとれば、規制対象でも手に入れられた。

だが近年は、ゾウのように絶滅が危惧される動物については、野生の個体はほとんど取引されていない。

そのため、動物は自前で繁殖するか、他園から譲り受けるしかなくなってきている。

特に力を入れているのは、ホッキョクグマやクロサイなど希少な動物だ。

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今西副園長は

「ホッキョクグマ(→)は

 春に交尾が確認されていて

 うまくいけば年内に生まれるかも」

と期待を寄せる。

ただ、今春誕生したキリンの赤ちゃんは、生後7日で死んだ。

生き物である以上、一筋縄ではいかないのが実情だ。

 

虫が飛び交う田舎に移住

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移住に比べるべくもないが、今回1週間ほど道東道北(北海道の東や北)をドライブして、いろいろ感じるところがあり、この記事が気になりました

道東道北がクルマ社会なのは当然です

道路が整備されていて空いているので、移住してもクルマさえあれば、大自然を満喫しながら快適ライフが送れそうです(ただし、未成年の子どもがいると話は別)

道路が立派すぎて、地元ドライバーは一般道でも80~100キロくらい平気で出します

片側一車線の一般道(制限速度50キロ)を60~70キロくらいで走っていると、反対車線を使って追い抜かれるのはしょっちゅうでした

これに慣れるには、1週間ではまったく無理でした

北海道ですから、冬の厳しさは想像を超えるものがあるかもしれません

私も東京育ちの「虫を怖がる青年」だったし、今でも怖いです

(^_^;)

 

* * * * * * * * * *

 

東京都港区育ちの筆者は、かつて虫を怖がる青年であった。

中年となったタイミングで、都心近郊の虫が飛び交う田舎に家族で移り住み、そのあたりのレポートは過去記事

都会育ちアラフォーが、妻子と猫を連れて始めた『田舎暮らし』の現実

恐怖のGも出現!田舎暮らしを始めたアラフォーが苦悩する『虫との闘い』

に詳しく書いたが、移住から約1年がたった現在、住んでみて気づいたことが多々あったので、今回はそれをまとめて紹介したい。

元都会人の視点から、リアルな田舎暮らしの実態を伝えるべく努めたい。

まず、おさらいとして、引っ越しから4、5カ月経過時点に書いた上記記事では、

・一軒家はメンテナンスが大変
・古い木造は立て付けに難あり
・熱帯夜はあまりなく夜風が気持ちいい(たまに肥料の香りが運ばれてくる)
・買い物に不便はしない
・治安は悪くない
・虫が多いので少しずつ慣れてくるが、ゴキブリへの殺意は育つ

といったことを取り上げた。

感じたこと・気づいたことの方向性はここからさほど変わらないが、ストレスを感じていた部分は良い方向に修正されてきている。

端的に言って、慣れが寄与する部分は大きい。

詳細はここをクリック

 

北海道

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🔺北海道へ来ています

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🔺焼肉をしていたら

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🔺キタキツネが寄って来ました😃

暑さに強い

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 電子機器って

  意外と高温に弱いです

 (;×_×;;)

 

猛暑が続く中、ヤマハ製ルーターを評価する声がネットで高まっている。

果たしてその理由とはいかに?

今年は静岡県浜松市で国内統計史上最高記録と並ぶ41.1℃を観測するなど、これまでにない猛暑となっている。

そんな中でヤマハ製ルーターが高く評価されているのは、動作環境温度の範囲の広さ。

現在、国内で流通している有線・無線のルーターはそのほとんどが動作環境温度が「0~40℃」と、先の最高記録の範囲をカバーできていない。

対して、同社製ルーターは一部機種を除き周囲温度「0~50℃」と、余裕を持って対応しているのだ。

大手価格比較サイト「価格.com」で無線・有線ルーターそれぞれの売れ筋ランキング上位20位に入っている各社のフラッグシップモデルを見ても、40℃を超える周囲温度をカバーできているのはヤマハの製品だけ。

気温と利用環境温度とは厳密には異なるとはいえ、セールスポイントとしては破壊力があるだけに、ヤマハ以外のメーカーは今後、仕様の見直しを迫られる可能性もありそうだ。

ちなみに同社の本社所在地が最高気温を記録した浜松市であることは、今回の件とは特に関係はなさそうだ。

 

アミーラの妹 公開

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 4月に生まれて次が7月

  出産ペースが速いですね

 年に4回生むつもり?

  (^_^;)

 

「スナネコ」の赤ちゃんが、新たに3匹誕生し、このうち1匹が今月12日から一般公開されることになりました。

アミーラの妹たち3匹のうち、1匹が衰弱していたため、動物園では人工保育に切り替えて世話をしていました。

生まれた時のおよそ5倍の370グラムまで育ったことから、今月12日から一般に公開します。

那須どうぶつ王国の櫻井大城飼育員は

「再び妊娠したと聞いた時は大変驚きましたが、

 うれしさとともに責任を感じました。

 元気いっぱいの赤ちゃんを多くの人に見てもらいたい」

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と話していました。

一方、一緒に生まれた残りの2匹は母親ジャミールが育てていて、順調に成長しているということで、動物園は今後、公開の時期を検討するとしています。