リヤカーを引いて世界中を歩いている吉田正仁さん(37)が日本時間13日、ゴールと定めていた北極海沿岸のカナダ・トゥクトヤクトゥクに到着した。
2009年に旅を開始、約7万7500キロを単独踏破したという。
「地球はとても大きいけど小さな一歩を重ねることで地球2周分の距離を歩ける。人間、やろうと思えばたいていのことはできる」と話した。
凍り付く北極海。見渡す限りの銀世界。「やっと着いた」。強風が独り言をかき消した。
地元女性に、どこから来たのか聞かれ、長い旅路を話した。
女性は驚きの表情を浮かべた後「今日の一日を楽しんで」とねぎらいの言葉をくれたという。
一時帰国を挟み巡ったのは約60カ国。履きつぶした靴は21足。
これで旅を終え、故郷の鳥取市に戻る予定で「犬の散歩をして、しばらくゆっくり過ごしたい」と語った(やっぱり歩くんだ)。
上には上が いるもんですねー (^_^;)