東京メトロは29日から、日比谷線の一部の車内で、クラシック音楽などを流す試みを始める。
対象は昨年3月から運行を始めた新型車両内。
イベントや車両点検で使うため、高音質のステレオ放送システムが備わっている。
昨年7月、営業運転中に誤って音楽を放送してしまったところ、乗客から好意的な意見が寄せられたことから、今回の試みを企画したという。
ショパンの「ノクターン」などのクラシック3曲と、ストレス解消や疲労回復の効果があるとされる「ヒーリング音楽」3曲を使用。
平日は午前10時半頃~午後1時45分頃、土日祝日は午前11時~午後2時15分の時間帯に、新型車両1編成が中目黒―北千住駅間を2往復するまでかけ続ける。
事故や悪天候でダイヤが乱れた時は放送を中止する。