40【カルチャー】

映画 三大怪獣 地球最大の決戦

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1964年公開、ゴジラシリーズ第5作

前作の「モスラ対ゴジラ」と、1年に2作公開

東宝は怪獣映画の量産体制に入った

特撮技術の向上も著しく、リアリティがアップしている

地球の三大怪獣(ゴジラ、モスラ、ラドン)が協力しながら、キングギドラ(金星文明を滅亡させたという凶悪な宇宙怪獣)をやっつけるという、実に心温まる展開

前作まで悪役だったゴジラも、今回から更生して善玉に転換

子供の頃にこの映画を見て、巨大な隕石(卵)からキングギドラが誕生する場面に、非常にドキドキ感動した記憶があります

それにしても、キングギドラって、ダヴィンチが素描した怪獣によく似てます

キングギドラは宇宙へ逃げ、モスラはインファント島へ帰ったが、残ったゴジラとラドンが、その後どうなったかは誰も知らない

(^_^;)

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▲ダヴィンチが素描した怪獣

 

映画 モスラ対ゴジラ

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1964年公開、ゴジラシリーズの第4作

舞台は名古屋で、ゴジラは今回も悪役で名古屋城を破壊

モスラの卵で一儲けを狙う興行師と、糸山英太郎みたいな実業家という悪役コンビも登場

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自衛隊も必死で戦うが、ゴジラには歯が立たず

怪獣と言えば爬虫類というイメージを破って、虫の怪獣(怪虫)という発想はスゴイですね

久しぶりにザピーナツ(→)の「モスラの歌」を聴きました

モスラの故郷である南の島「インファント島」の原住民の描き方が、いかにもこの時代という感じがします

(^_^;)

 

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映画 キングコング対ゴジラ

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1954年「ゴジラ」、1955年「ゴジラの逆襲」に続く、東宝ゴジラシリーズ第3作で、観客動員1125万人という超大ヒット映画

1962年公開、前作から7年、戦後17年、映像もカラーになった

経済成長で平和ボケしてきたせいか、原爆反対の政治的メッセージやシリアスな雰囲気が消えて、有島一郎(←)を中心にギャグ満載の娯楽映画っぽくなってる

CGとか無い、完全手作り模型時代の特撮なので、模型感丸出しの場面も多いが、それが逆に妙な面白さになってる

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ゴジラシリーズに登場する俳優の平田昭彦(→)って、理知的な雰囲気がスゴイなぁと思って経歴を調べたら、

陸軍幼年学校 → 陸軍士官学校 → 旧制一高 → 東大法学部

というエリートコース、本当に理知的な経歴でした

演技ではなく、地だったのね

ご存命なら92歳だが、52歳で早世、若い時の写真しかありません

奥さんは女優の久我美子で、こちらは本物の伯爵ご令嬢、89歳でご存命

(^_^;)

 

映画 ゴジラの逆襲

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前作「ゴジラ」大ヒット(観客動員数は961万人)を受けて製作されたシリーズ第2作

怪獣ブームに乗せようとして、3か月で急いで作ったが、観客動員数は834万人で、これも興行大成功!

ちなみに最近の「シン・ゴジラ」は560万人だから、いかにスゴイ大ヒットかが分かる

日本人ってホントに、どんだけ怪獣が好きなんだか

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ゴジラと戦う最初の怪獣アンギラス(→)も登場

四つ足で歩くので、シン・ゴジラの第二形態(通称「蒲田くん」)に少し似ている

ゴジラ登場の舞台、今回は大阪で、アンギラスと格闘しながら、大阪城はハデにぶっ壊す

さらにゴジラは北海道に移動するが、どうやって移動したかは不明

社内飲み会の和気あいあい宴会場面まであって、森繁の社長シリーズを思い出す

(^_^;)

 

映画 ゴジラ

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1954年(昭和29年)公開、ゴジラ映画の記念すべき第一作

広島長崎の原爆投下からわずか9年、核兵器の放射能に対する強烈な嫌悪感があふれる、政治的メッセージの強い、極めて硬派な映画です

原爆を投下した米国への批判も含むので、GHQ(1952年廃止)がいる間は、公開が許可されなかったかもしれません

日本がまだ高度経済成長を成し遂げる前の、まだ貧しかった日本の街並みを、ゴジラがバリバリ破壊します

このときのゴジラは完全な悪役

ゴジラをやっつけるために、日本政府や自衛隊(1954年設置)が必死になって戦います

中国コロナ対策に必死になっている、現在の日本みたい

(^_^;)

 

佐々木希

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八千草薫(←)から連綿と続く、日本のカワイイ系女優の代表

本当なら不倫の最大の被害者で、少しくらいパニクってもおかしくないんだけど、今のところ非常に冷静に、キチンと対応してますね

若い頃のヤンキー経験が役に立って、度胸がすわってるのかな?

ファンからは「あなたが謝る必要はない!」とのコメント多数

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左の男は、遺伝子生物学の「浮気男仮説」に忠実に従ってる

世に浮気男の、種(DNA)は尽きまじ・・・

ゾゾタウンの元社長(→)に似てサル顔

(^_^;)

 

女優の佐々木希(32)が6/12、自身のインスタグラムを更新。

夫のアンジャッシュ・渡部建(47)の不倫問題について、自身の考えを初めて投稿した。

真っ白な画像とともに

「この度は、主人の無自覚な行動により

 多くの方々を不快な気持ちにさせてしまい

 大変申し訳ございません。

 今回の件について

 夫婦でしっかり話し合いをしようと思います

とつづった。

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さらには

「最後にお願いです。

 近隣の方々へ考慮いただきたく、

 小さい子供もおりますので

 自宅や家族、関係者の取材など

 直接の訪問はご遠慮いただきますと幸いです」

とマスコミ報道陣に呼びかけた。

二人は約2年の交際を経て、2017年に結婚し、翌年9月に第1子の長男が誕生。

夫婦でCM共演するなど、おしどり夫婦として高いイメージがあった。

一方で、昨年には佐々木が自身のインスタグラムで公開していた渡部とのツーショットを削除したこともあり、夫婦仲を心配する声も一部で上がっていた。

 

読書 そんなバカな!

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とても面白い本だとのウワサは以前から聞いていたが、諸般の事情により(ルネサンスとか、他のことに興味をひかれて)、今日まで読まなかった

そして今日読んでみて、もっと早く読めば良かったと後悔した

本当の偉大な発見とは、まったく新しいものを見つけることではなく、それまで日常的に見慣れていた光景が、まったく別の様相を帯びるようになる、そのような視点の発見であるとよく言われる

ソクラテス、コペルニクス、デカルト、ニーチェ、ダーウィン、フロイト、マルクス、アインシュタイン、みんな新しい画期的な視点を発見した

そして本書の遺伝子に関する生物学も、目からウロコが落ちるように、世界の見え方を一変させる

その世界の中には、自分自身もその重要な一部として含まれるので、本書の題名の通り「そんなバカな!」という叫びが生じる

実際に視点を発見したのは、本書の中に登場する生物学者たちだが、著者・竹内久美子は、それらの発見を非常に分かりやすく、かつ面白く、時には挑戦的に説明して、読者をワクワクドキドキさせる

人工物と生物が根本的に異なるのは、製造の元になる型(モデル)の違いだ

人工物は基本的に、一つの型からすべての製品を製造する

車のボディは、まず金型を作り、それをプレスして量産される

金型のようなハードな型もあれば、設計図のようなソフトな型もある

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ところが生物では、製品自体が次の製品を製造する際の金型の役割を果たす

伊勢神宮の式年遷宮は、生物に近い原理で建て替えられている、とも言える

車のボディだって、モデルチェンジは生物に似ている

多くの高等生物では、2種類の製品(♂と♀)の金型を組み合わせて、次の世代の製品(子)を製造する

そこに製品の間の微妙な違い(個性)が生じ、世代が進むにつれて、突然変異と自然淘汰を交えながら、摩訶不思議な変化を生じ、すでに見ている現在の世界が現れる

この摩訶不思議な変化(世代交代)のメカニズムを説明する視点が、遺伝子に関する生物学だ

その一部はすでに常識化されて、浮気男仮説(男が浮気をするのは、その方が多くの子孫を残せるから)のように、浮気男の言い訳などに利用されている

遺伝子に関する生物学のごく一部は、動植物の観察と実験によって科学的に確認されているが、残る多くは単なる仮説

ただその仮説群が、浮気男仮説をさらに推し進め、常識をひっくり返すほど画期的で面白いので、ワクワクドキドキしてしまう

「美人の方が自然淘汰で有利なのに、なぜ世の中は美人ばかりにならないのか?」に関する説明には、深く納得してしまった

(^_^;)

読書 こころの旅

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人間の生命の発生(受精)から終了(死)に至るまでの精神(こころ)の変化を、非常に分かりやすい文章で綴っており、精神科医である著者の代表作とされている名著です

特に老年期の部分は、これからの我が事として、切実な関心を持って読みました

本文200ページくらいで人の一生を追っているので、専門的に突っ込んだ議論は無いが、60歳前後の著者が自分の人生をも振り返りながら、まさに「自分の言葉」でもって書かれている

「病について」の章は、人生の各時期とは離れて、病気で肉体的苦痛や死の恐怖に直面している人の精神面について書かれている

実は今日、左手小指の骨折の手術を受け、その麻酔が切れた痛みをジンジン感じながら、肉体的苦痛についての文章を読みました

(^_^;)

映画 電送人間

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1960年公開、ガス人間、液体人間と同じ東宝変身人間シリーズ

鶴田浩二など昭和の一流俳優が出て、本格的な作品になっていて、見ごたえアリ

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ヒロインは液体人間と同じ白川由美(→)で、同様に下着姿アリ

情報やエネルギーは電送できるが、物質電送は現在でも無理

その架空の技術を登場させたSFミステリーで、「ハエ男の恐怖」の類型

14年前の戦後混乱期に起きた犯罪に端を発して、シリアスに復讐ストーリーが進む

今では高層マンション街となった芝浦も、当時は倉庫が並び、夜は不気味な場所

このころは当たり前のように、蒸気機関車が走っていたんだねぇ

軍事キャバレー「大本営」は笑える

(^_^;)

 

映画 美女と液体人間

1958年公開、東宝変身人間シリーズ第1弾で、ガス人間より古い

警視庁の中が、いかにもこの時代のお役所の中という感じ

平田昭彦が、いかにもキャリア警察官僚っぽくて、いい味出してる

キャバレーの雰囲気は、最近営業を終えた銀座「白いばら」を彷彿とさせる

ヒロインは白川由美(夫は俳優の二谷英明、長女は元女優の二谷友里恵)

彼女に、下着姿で下水道の中を歩かせるのはスゴい

確かに液体が人を殺すのだが、液体人間というより液体生物で、ばい菌やウイルスに近い

(^_^;)