日本の特撮映画史に残る名作
60年前(1960年)公開ですが、さほど古さを感じない
やはり八千草薫(当時29歳)の永遠の美しさからでしょうかね
(^_^;)
日本の特撮映画史に残る名作
60年前(1960年)公開ですが、さほど古さを感じない
やはり八千草薫(当時29歳)の永遠の美しさからでしょうかね
(^_^;)
脳と心は、ほとんど同義語かもしれないが、心にはモノとしての側面が捨象されているのに対して、脳は頭蓋骨の中にモノとして厳然と存在する
そのモノとしての脳や人体を分解して研究するのが解剖学で、著者はその専門家
岸田秀の唯幻論との類似も感じるし、本書の中でも多少触れられている
雑誌「現代思想」の連載をベースにまとめられている
こんな雑誌を読む人に合わせたのか、かなり入り組んだ議論もあって、はなはだ理解するのに骨が折れる
最初に読むには「バカの壁」の方が良かったかな
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「血を吸う」シリーズ3作目(最終話)
詰まらなかったらすぐ見るのをやめよう、と思いつつ、3作最後まで見ちゃいました
日本の田舎に吸血鬼が登場するという、かなり無理のある設定ですが、それなりにうまく出来てる
キリスト教色を前面に出さず、ジャパン・テイストに仕上がってます
岸田森さんの吸血鬼、前作でよほど評判が良かったのか、また怪演(熱演)してますよ
ジャズ・シンガー阿川泰子さんの、若き女優時代が見れます
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「血を吸う」シリーズ、三連作ホラーの2作目
日本人にはナジミが薄い吸血鬼を、日本の田舎で再現
岸田森さんが吸血鬼を怪演してます
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1970年、東宝ホラー、50年前の映画です
小林夕岐子さんの笑い、かなり怖い ((((;゚д゚))))
「浮浪雲(はぐれぐも)」「銭ゲバ」「アシュラ」などで知られる漫画家のジョージ秋山(じょーじ・あきやま、本名・秋山勇二=あきやま・ゆうじ)さんが5月12日に死去していたことがわかった。
77歳だった。
死因は公表していない。告別式は近親者で済ませた。
東京都生まれ。栃木県足利市育ち。漫画家の森田拳次さんのアシスタントを経て、1966年「ガイコツくん」でデビュー。
ほのぼのギャグ漫画「パットマンX」を経て、70年から週刊少年サンデーで「銭ゲバ」、週刊少年マガジンで「アシュラ」と、悪をテーマにした問題作を発表した。
過激な描写が議論を呼び、高度成長期の世相に衝撃を与えた。
73年からは青年漫画誌「ビッグコミックオリジナル」で自然体で生きる幕末の男を描く「浮浪雲」を始め、同作は2017年まで44年続く長期連載となった。
「パットマンX」で講談社児童まんが賞、「浮浪雲」で小学館漫画賞を受賞した。
書名がいいですね、「心配学」ですよ
「日本心配学会」とか「××大学心配学部」とかあったら笑えるかも
とにかく人間にとって、生きていくうえで避けて通れないのが「心配」
心肺停止するまで、「心配」は停止することが無い
いま中国コロナで、世界中が「心配」だらけの毎日ですので読んでみました
2016年に出た本なので、中国コロナは出てきませんが、テロとか飛行機事故とか、病気、天災、原発、食品の安全、地球温暖化など、いろいろ「心配」のタネについて、その正しい危険性を判断するための考え方を説明
さらに正しい危険性と「心配」がズレるメカニズムを、統計学や心理学を絡めて、非常に分かりやすく分析しています
著者は元大型トラックのドライバーで、人生の途中から一念発起して心理学者(心配学者?)を目指したという、かなりの変わり種
写真も何となく、教壇よりトラックの運転席が似合いそう
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著者はお茶の水女子大の哲学の元教授で、1944年生まれ
現在は退官して名誉教授、75歳くらい、ご健在のようです
「ソクラテス以前以後」の隣にあったので読んでみたが、ソクラテスのことは4ページしか書いてない
ほとんどは日常的なエッセイで、妻や助手の悪口をユーモラスに書いているが、年齢のせいか、ユーモアセンスにオヤジギャグ臭が強い
著者略歴を見なければ、そこらへんの中年オヤジのヨタ話かと思うほど、素晴らしくどうでもいい話が続く
内容は恐ろしく空虚で、「ソクラテス以前以後」を100とすれば、2~3くらい
前後の脈絡も無いので、読む価値の有無を別にすれば、とても気軽に楽しく読める
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ギリシャ哲学には非常に多くの哲学者が登場するが、ソクラテスを画期的存在として、その前後と比較している
1)ソクラテス以前 タレスを祖とするイオニア自然哲学
2)ソクラテス 自然探求から自己洞察(汝自身を知れ)へ
3)ソクラテス以後 プラトンとアリストテレス、そしてピタゴラスの影響
この進化を、子供の認識能力の成長にあてはめ、
0)乳児(哲学以前)自分と外部環境が意識の中で混濁した状態、母親の世話による一種の万能感(泣けば何でも解決)
1)幼児(自然哲学)泣いてもどうもならん事柄に出会い、自分と外部環境(世界)が別な存在であることを徐々に認識し、世界への素朴な好奇心が目覚める
2)思春期(ソクラテス)自己洞察が始まり、自意識と悩みが深まる
3)成人(ソクラテス以後)自己洞察と世界観の統合(失敗する人もいる)
というアナロジーは非常に分かりやすい
つまり、ソクラテスは人類の思春期に登場した、極めて特異な哲学者だったという位置づけ
いささか単純化し過ぎではないかとの批判に対しては、この本がもともと4時間の社会人向けセミナーであると言い訳している
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論理療法とは、1955年に著者エリスによって始められた、不安や悩みを解決する心理療法の一種
間違った(ナンセンスな)信念や思い込み(その多くは「~ねばならない」という表現をとる)を正すことで、感情や行動の改善を目指す
思考(理性)に重点を置いた、非常に理知的な心理療法であり、自己分析力のあるインテリ向き
フロイト流の精神分析を重症者向きとすれば、比較的軽症者向きと言えるかもしれない
古代ギリシアのストア哲学(エピクテトスなど)を現代風にアレンジした感じ
「療法」と名付けられているが、精神疾患の有無に関係なく、理性的な生き方の教科書としても十分に役に立つと思う
大判328ページ、普通の本の600ページ分くらいあるが、非常に読みやすい
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